2013年5月15日13時40分水曜日 BEASTのヨン・ジュンヒョン演技初挑戦、ミュージックドラマ「モンスター」製作発表会（一問一答） 1/2

tvN•Mnetミュージックドラマ<モンスター>製作発表会（脚本チョン·ユンジョン、演出キム·ウォンソク）が5月13日（月）汝矣島63コンベンションセンター3階）で製作発表会が開かれました！
この日、モンスターのハイライト映像上映をはじめ、ヨン・ジュヒョン、ハ・ヨンス、カン・ハヌル、タフィ、キム・ミンヨン、カン・ウィシク、パク・キュソンモンスターの出演陣メンバーと一緒にキム·ウォンソク監督、Mnetシン・ヒョングァン常務務が出席。
BEASTのヨン・ジュンヒョン、初の演技挑戦の感想などをお届けします！

ミュージックドラマ「モンスター」製作発表会（一問一答） 1

Ｑ．tvN・Mnetミュージックドラマ「モンスター」について

ドラマ「モンスター（MONSTAR）」は心に傷をもった10代たちが音楽に癒され、成長していく姿を描いたミュージックドラマで、人気アイドルから普通の高校生に戻り、全校生徒の注目を浴びているユン・ソルチャン（ヨン・ジュンヒョン役）とニュージランドから帰国した羊飼いの不思議な女の子ミン・セイ（ハ・ヨンス役）が「モンスター」という音楽サークルのメンバーになり展開してく物語です。

「応答せよ1997」「NINE」など大ヒットドラマを次々と生んでいるtvNのドラマ制作ノーハウ、「スーパースターK」「Voice of Korea」などアジアの音楽文化をリードしているMnetの音楽ノーハウが詰まった作品として放送前から多くの期待と注目を集めています。

ミュージックドラマ「モンスター」の特徴の一つは俳優のセリフだけではなく音楽で視聴者の共感を得る演出です。ミュージカルのようなセリフではなく、ドラマの様々な場面で主人公たちが見せる歌と演奏が見どころになります。今流行のK-Popはもちろん、1970～2000年代のK-Popを新しくアレンジすることで、10代から40～50代まで共感できるミュージックドラマと自負しています。

Ｑ．モンスターの意味と作品を通して表現したいこと

キム・ウォンソク監督：タイトルを決めるまですごく時間がかかりました。モンスターは言葉通りモンスター扱いされたり、モンスターのように激しい競争の中にいる若者という意味と、フランス語でMonは’私の’という意味なので私のスターという意味。この二つの意味を込めています。そんな若者たちが心の中にあるキラキラしたものを探していくストーリーです。

Ｑ．Mnetのミュージックドラマの歴史は長いと知っています。「モンスター」以外にも企画された作品があると聞いているが･･･。

シン・ヒョングァン常務：「スーパースターK」の大ヒット以来、Mnetでは長い間キラーコンテンツの制作のために力を注いできた。キム・ウォンソク監督は大ヒットドラマを生んだ監督で、歌もお上手ですし、今でもバンド活動をしていたりと音楽専門家でもあります。私はぜひキム監督にCJ E&Mに来てほしいと思って1年間くらい説得しました。キム監督がCJ E&Mに来る前からMnetの中で様々な企画案があったのは事実ですが、監督が来てから本格的なミュージックドラマの企画が始まりました。今回のドラマはキム監督のノーハウが詰まった作品といえます。社内の試写会ではすごく好評でした。「モンスター」の今の時代の若者を代弁する内容のドラマです。韓国には珍しいミュージックドラマという形ですが、その成功要因は傷をもった若者が音楽を通して成長していき、他の世代と共感していく姿を描くことだと思います。

Ｑ．ハ・ヨンスさんは初めての主演作品で歌と演技を全てこなすのはすごく大変だと思います。どうやって乗り越えていますか。

ハ・ヨンス：ドラマ撮影が始まる前に1日に10時間ほどずっとギターの練習をしました。残りの時間には歌の練習もしましたし、今でも撮影がない時は歌とギターの練習をしています。作品の中に色んな曲が出てきますが、1曲1曲をこなしていく中で少しずつ上手くなっていってると思います。

Ｑ．ミュージックドラマの特徴について。音楽を素材にしたのか、ミュージカルのようなドラマなのか。どんな方法で音楽を使ったことでミュージックドラマといえるのか。また、他の学園ドラマと違ったモンスターだけの特徴は？

シン常務：MnetのスーパースターKの成功要因は視聴者の方に感動を与えたからだと思います。スーパースターKには様々な個性を持った参加者がいて色んなジャンルの歌を歌います。業界内では有名ですが、キム監督は本当に細かい部分までこだわる方で、出演者がみんな苦労しました。出演者の中には歌など音楽を専門にする人もいれば、それが専門ではない人もいて。代役を使いたいと思った人もいるほど、大変な制作過程がありましたし、苦労しました。でも満足できる結果を得られたのは歌というのは私たちがお母さんのお腹にいる時から聞いてきたもので、心を込めて歌えば、誰もが感動でき共感できるコンテンツだからだと思います。監督が歌を歌い楽器を演奏しながら感じたもの、そしてハ・ヨンスさんのような新人俳優が演じるだけでも大変なのに頑張って歌いながら訴えかけるもの、そういったものが視聴者にも大きな感動を与えられると思います。
他のミュージックドラマと差別できる部分は、出演俳優が実際全ての歌を歌い、楽器を演奏していることです。演出方法に関しては監督に聞いてください。

キム監督：韓国人は昔から歌と踊りが大好きで、日常生活の中にも歌と踊りが溶け込んでいます。音楽を題材にした番組も多く制作されています。そしたらドラマの中ではどのように音楽を見せたらいいのかを悩みました。音楽までも競争しなければいけないサバイバル番組は既に制作されていますので、ドラマでは音楽はちょっと実力がなくても心に訴えかけられるものがある、実力がある人々のためだけのものではない、音楽が与える感動というのは我々の身近にあるということを見せたいと思いました。他の作品と違って音楽で競争する子たちの話ではなく、普通の高校生たちが音楽を通して成長し、癒される物語を描いたかったです。それでハ・ヨンスさんのように音楽が好きだけど専門的に学んだことはない人をキャスティングしました。言葉で言うよりかは番組を実際見ていただけると分ると思います。音楽ドラマは音楽好きの人も、ドラマ好きの人も好きになっていただけるコンテンツですし、そういうコンテンツを作るために頑張りました。

Ｑ．パク・キュソンが出演者ひとりひとりを紹介

パク・キュソン：ダインさんは可愛いし、末っ子なのでお姉さんとお兄さんたちに愛嬌がある感じです。いたずらも多いですし。そう見えないんですよね？

ジュンヨンさんは･･･みんな感じたことですが、アイドルといえば違う国の人というかイメージがありますが、そんなことなくて親しみやすいですし、人としてカッコいいと思っています。

ヨンスはさんは笑い方が面白いです。僕がヨンスさんは女優だから笑う時も気をつけなよっていつも言ってあげても、全然出来なくて。面白すぎて夢にも出てきました。

ハヌルさんは･･･いや･･やっぱやめます（笑）ハヌルさんは男女とか俳優とスタッフ関係なくいたずらが多いです。でも細かい気配りができるというか、一人ひとりに気をつかうことが出来るひとです。特に女優さんに優しいんですが（笑）

ミンヨンさんは雰囲気メーカーです。僕が撮影で疲れていたら明るく振舞って現場の雰囲気を盛り上げてくれます。

ウィシクさんは役に入り込んでいるというか(※カン・ウィシクはドラマの中でいじめられる子の役です)、僕ともあまりしゃべらない感じですね（笑）

カン・ウィシク：キュソンさんが冗談でそう言ったんですが、確かに現場ではあまりしゃべったりせず静かでいようとはしていますが、実際には明るい性格です（笑）

Ｑ．ヨンスさんの第一印象は

カン・ハヌル：ヨンスを初めて見た時に、お人形さんみたいというか違う世界に住んでいるように感じて少し負担も感じました。僕はすごく現実の人間みたいな感じなのに、ヨンスさんは神秘的ですし。でもお話したり練習したりしながら･･･実は僕は完璧主義みたいな所があっていつもヨンスに練習しようって言うのですが、どんな時でも愚痴とか不満を言わずに一緒に練習してくれます。すごく良い女優さんだと思います。

ヨン・ジュンヒョン：ヨンスの第一印象は冷たいというか近づきにくいイメージで。最初はハヌルと仲良くなりました。それから二人でヨンスと仲良くなろうと思って、話かけたりしてみたら、性格もいいし、先ほどキュソン兄さんが言ったみたいに変な笑い方をする時もありますし。親しみやすい意味です。

Ｑ．ハヌルとジュンヒョンの中で好みに近い人は

ハ・ヨンス：ウィシクお兄ちゃんです！（理由は？）ウィシクお兄ちゃんと同じシーンが多くて話したり音楽一緒に聞いたりしてみると性格が合うし、私、優しくて余裕のある人が好きですが、ウィシクさんがそうだと思います。すみません。

カン・ハヌル：僕らは優しくないし余裕もないし合わないし･･･････笑
（つづく）　→次頁へ《ラウンドインタビュー編》