【レポ】ヤン・ヨソプ（Highlight）『2018 YANG YOSEOP LIVE ‘白’ in JAPAN』 at 品川プリンスホテル ステラボール（3/3）

ここで「みなさんに問題です。僕が日本に来て初めて歌った曲を覚えていますか？」との質問に、会場から「Blue！」という声が聞こえると、「その時は、ギグァン君とメンバーみんなと来て歌いましたよね。その時は、BEASTという名前さえなかった時で、この曲をお届けすれば、みなさんにとって特別な曲になると思ったので、今日は一人なんですけど、嵐さんの『Blue』を歌います。」と、嵐の『Blue』を歌い始めた。
歌いながら今までのいろいろな思いがこみ上げたのか、声を詰まらせて涙するヨソプ。気を取り直して、2番から歌いだすも、また涙をこらえきれず歌うことができなかった。会場のファンも、共に涙を流し見守って声援と拍手を送った。
ヨソプは「あんまり歌を聴いてもらえませんでしたね。みなさんの涙を見たら胸にぐっとこみ上げるものがありました。まだ歌う曲がたくさんあるのに、これじゃだめですよね（笑）。」と語り、「こういう時にメンバーがいてくれたら落ち着くんですけど、ひとりだとどうしようもないですね…」とステージサイドをヨソプが見て、会場から「ジュンヒョン～」の声が飛ぶと、「プードル（ジュンヒョン）も泣いてます（笑）」と笑わせた。
さらに「最初はこの名曲をうまく歌いたいと思ってました。でもこちらの方が泣いてらっしゃったので…（笑）。ジーンとして。一生懸命韓国で歌を覚えてきたのにワンフレーズもしっかり歌えなかったですね。そしてこの歌詞の意味も、僕たちによく似合ってますよね。18時半の回でも泣きそうなんだけどどうしよう（笑）。韓国のコンサートでもあまり泣かなかったんですよね。その時に泣いておけばよかったです（笑）。その時に我慢していた涙も今一緒に今溢れてきていると思います。これは予想できなかったです。僕が涙を流すなんて思ってもいませんでした。」と潤んだ目で話した。

そして「僕たちが初めて日本に来て、一緒にダンスを踊ったり歌を歌った時から、ひとりでステージに立つこの時まで、みなさんと一緒に来ることができて幸せだったとお伝えしたいです。これからもHighlightとしてまたみなさんに会いに来ると思いますが、会場の大きさとか、他の事が変わるかもしれないけれど、、みなさんに向けたこの気持ちは変わることはありません。BEASTという名前からHighlightまで、本当に数えきれないほどたくさんのことがあって、僕たちに関連した噂もたくさんありましたよね。どんな時も動揺することなく、いつも僕たち5人の手を握って一緒にいてくださってくれたみなさんにありがとうございますという感謝の気持ちを伝えたいです。」と伝えた。

次に披露した『It’s You』では、ヨソプが歌い始めるとファンからのサプライズのハングルで書かれたバナー「ヨソプさんに会えて本当に良かった。いつも待っています。」が上がり、それを見てヨソプは涙で歌えず。ヨソプは「（途中から）もう目を閉じて歌うしかありませんでした（笑）。むしろ僕がみなさんに会えて本当に良かったと思います。」と感謝の気持ちを伝えた。

そして「みなさんご存知だと思うんですが、これから当分の間お別れの時間があることを知っていますよね。でも全然怖くありません。みなさんの心があることを分かっているので、ぜんぜん怖くなくて、むしろ楽しみです。僕たちがまた戻ってきたら、嵐さんの『Blue』をしっかり聴いてもらいますね（笑）。これからさらに素敵な人になって帰ってきますので元気に過ごしていてください。」と再会の言葉を伝えた。

そして「少し前にドゥジュンが休暇で出てきて会ったんです。みなさんにすごく会いたがっていました。その時にご飯を食べながら僕にこの言葉を伝えてほしいと任務を任されました。『みなさん、幸せでいてくださいね』と…」とドゥジュンからのメッセージを伝えた。
そして日本語で「今日来てくださって、本当にありがとうございました。今までヨソプでした。」と伝え、最後、ヨソプらしい歌声を届けて公演は終了した。

ヨソプからの気持ちが伝わる心温まるコンサートだった。
除隊後、メンバーとともにたくましさを増し、さらに素敵な深みのある歌声を聴かせてくれることが今から楽しみである。