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2018年2月5日08時36分 月曜日 【レポ】チャンミン(2AM)日本初単独コンサート「LEE CHANG MIN JAPAN First Concert『~Chang min’s Collection~』」 at 渋谷・DAIA HALL(2/2)

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【レポ】「LEE CHANG MIN JAPAN First Concert『~Chang min’s Collection~』」 at 渋谷・DAIA HALL(2/2)

そして次のコーナーでは、抽選で選ばれた3名のファンがチャンミンの参加した曲で好きなものをリクエスト、その曲をこの場でチャンミンがアカペラで歌ってくれるという、うれしい企画が。
まずは、『Never let you go ~死んでも離さない~』(韓国語バージョン)のリクエストに応えると、次なるリクエストは、ジュノ(2PM)のドラマ『그냥 사랑하는 사이(ただ愛する仲)』のOST『있어줘(Stay)』。先ほどOSTをライブで歌うのは大変だと言ったのに、OSTのリクエストが来たので苦笑しながらも、見事な歌声を披露。そして最後のリクエストは『이노래(This Song)』。こちらも一節歌い、会場のファンは聞き惚れていた。

続いての曲は、2017年大ブームとなったドラマ『鬼<トッケビ>(原題)』のOST『이쁘다니까(You are so beautiful)』。エディ・キムが歌った曲だが、チャンミンが作詞作曲に参加している。「今日なんかトッケビみたいじゃないですか?コン・ユみたいじゃないですか?顔だけちょっと違いますけど(笑)。」と冗談を交えつつ、曲調に合わせてかわいく歌うと、今度は作詞作曲についての話題に。

「作曲も作詞もしているんですけど、曲を作る時には、悩みがたくさんあります。自分の感情が、曲を聴いてくれるみなさんにも共感できるものなのか、自分だけの話をし過ぎてるんじゃないかな、と思います。でも、先輩たちが歌った曲を聴きながら、参考にすれば、たくさん勉強になり、みなさんの感情を読むのにも役に立ちます。韓国の曲の歌詞の流れやメロディの感じは慣れてますし、わかりやすいんですけれども、日本のファンの方が共感できるようなものを作るまでには、まだまだ足りないかと思います。ですので、日本での今日のファンミーティングの話が実は(昨年の)5月からあったんですよ。その時から日本オリジナル曲をたっくさん聴きました。僕のインスタグラムをフォローしている方は、ご存知だと思いますが、ちょっと前から歌の練習映像や日本の歌手の曲をカバーしたり、個人的な練習でもありますけど、今日の準備のためでもあったんです。その中で僕の好きな曲を2曲選んでみました。みなさんも好きだとうれししいですよね。」と今日のために並々ならぬ努力をしてきたことを明かし、満を持して玉置浩二の『メロディー』、桑田佳祐の『白い恋人達』を熱唱。カバーとはいえ、すっかりチャンミン色に染め上げた仕上がりで、会場を魅了した。

ここで一旦ステージを後にしたチャンミン。再び登場した時には、何とタンクトップ姿で、鍛え上げた肉体を披露。そして歌ったのは2PM『My House』!ダンスも交えながら、途中腹筋を見せたりと、この展開にはファンも大喜び。
歌い終わると、「大変ですよ。これ半端じゃないですよ。6人で歌うのは全て理由がありますよね。曲の中で隙間なんかないですよ。そして僕が、バラード歌手になったのも、そんな理由がありそうですね。筋トレと全然関係がないみたいです。いつも筋トレしてるのに。2PM尊敬してます。」と茶目っ気たっぷりにコメント。
さらにタンクトップの上にセーターを着ようとすると、会場からは惜しむ声が。「こうやってバラード歌うのは、なんかちょっと不思議じゃないですか?」と言って、その声を収めていた。

いよいよ最後の曲というところで、チャンミンからは「HOMMEのイ・ヒョン兄貴に会いたいですね。2AMのメンバーたちも会いたいですね。」というコメントも。
そして、「(今回は小さい会場だったが、)もうちょっと大きい公演場で会うのを期待しています。僕はいつも心配ばかりですよ。すべての仕事の始まりは、僕の心配と一緒に始まるんです。まだ起こってないことを心配しすぎて、ストレスが溜まる時も多いし、今日のように何年か待ってくれたみんなとの出会いがあれば、普通に眠れなくなることがほとんどです。昨日も11時に寝ようかと思って、でも今日6時に起きたかな?5時半に起きたかな?でもしょうがないです、性格なので。でも、“僕がチャンミンだ”、その理由だけで来てくださったみんなと一緒に作った今日のこの時間、この場所、僕の初挑戦はみなさんのおかげで、大成功だと思います。」と正直な気持ちを伝えると会場からは大きな拍手が。
そして「これからは怖がらないで、行こうかと思います。みなさんは僕の最愛です。」と決意を新たにすると、最後の曲、福山雅治の『最愛』へ。チャンミンの曲ではないかと思うくらいの表現力に会場全員が聴き入っていた。

そして、アンコールが起こると、すぐに出てきてくれたチャンミン。「もしアンコールが出なかったらどうしようかと思ったけど。でも台本には『全然アンコールが出るなんて思わなかった』と書いたのに(笑)。」とうれしそうな表情を浮かべると、「今まで、韓国の僕の店『THE MIN’S』に来てくださったみんなとか、僕のライブを観に来てくださったみんなに、『いつまた日本の活動をするんですか?』とか、『チャンミンを待ってるファンが多いので、日本でコンサートをやってほしい』とか、たくさん言われましたが、はっきりは言えませんでした。実は僕がまた日本に来ても、個人的にこんなコンサートみたいに大きい活動は、一人では初めてですし、活動だと言えるスケジュールは、もう4年前だったので、どのぐらいのファンの方が僕のことを忘れないで、待ってくれるのか、その不確かさが、来れなくなった理由でもあります。でも、今回『~Chang min’s Collection~』で、みなさんの待っていてくれた心全部を知ることになると言えないですか?僕には本当にとても幸せな時間になり、新しい自信を持てるようになったので、また日本での機会ができたと思います。みなさんが僕のことを呼んでくれたり、僕のことを忘れないで、記憶してくれると、これは約束ですよ、必ずこれ以上の僕たちの思い出を作り続けられると思います。今日来てくださったみなさん、本当に心から感謝しています。最後の曲は、この曲のおかげで、僕がここにいるんですね。いつもの終わり、みなさんと僕の思い出の始まり、この歌をお送りします。みんな大好きだよ。」と言って『이노래(This Song)』へ。途中涙ぐむファンもいたようで、チャンミンからは「泣かないでよ」という声も。最後は「ありがとうございます。みなさんまた会いましょう。」と言ってステージを後にした。

約1時間半の公演、通訳なしで、完璧な日本語でのトークと歌を織り交ぜた、チャンミンならではステージとなった。カバー曲でさえも自分の歌のようにしてしまう独特な表現力と歌唱力はもちろんだが、そのトークセンスにも定評があるチャンミンだけに、今後も日本での活躍が期待できそうだ。

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□チャンミン公式instagram:https://www.instagram.com/p.f.changmin/

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