韓流Mpost

韓流Mpost

韓流Mpost(エムポスト)は、K-POP、韓流ドラマ、韓国立ち寄り話など、最新の韓国情報をお届けします!

2018年6月14日17時07分 木曜日 【レポ】イ・スンギ約4年ぶりの来日公演『LEE SEUNG GI FAN MEETING in Japan』~ユーモアのセンスが光るトークで流暢な日本語も披露!(1/2)


昨年10月に除隊した元祖“国民の弟”として幅広い人気を誇るイ・スンギ。
ドラマ『花遊記』主演やバラエティ番組『チプサブイルチェ』レギュラー出演、主演映画『ときめき♡プリンセス婚活記』の公開など除隊後も引っ張りだこの彼が、約4年ぶりに来日し、5月31日(木)に東京・中野サンプラザでファンミーティング『LEE SEUNG GI FAN MEETING in Japan』を開催した。

【レポ】『LEE SEUNG GI FAN MEETING in Japan』 at 中野サンプラザ(1/2)

VTRに続き、スンギがまるで王子様のような爽やかな白いジャケット姿という出で立ちで登場すると会場からは大歓声。代表曲『僕の女だから』でファンに大きく手を振りながら、変わらぬ歌声を披露すると、一層熱くなったファンに向かって「日本のファンのみなさん、お久しぶりですね。ここで会えてすごくうれしいです。軍隊の中でも、ずっとずっと会いたかったです。」と流暢すぎる日本語で挨拶。

ここからは、MCのYumiを交えてのトークがスタート。
除隊して半年のスンギ、まずはその軍隊生活の様子が明かされた。
軍隊にいる間は、時間がある時は、テレビを観たり、ファンからの手紙を読んで日本語を勉強していたそう。その成果は今回のイベントでの受け答えを見れば言うまでもない。
スンギ曰く「(軍隊生活の2年間は)自分を振り返る時間になったと思います。芸能人ではなく、一般人に戻って生活をしながら、たくさんのことを感じ、そして自信を持てるようになりました。」と、ひと回り成長した様子。
さらに、「日本語で話してもいいですか?ちょっとだけですけど。」と随所に日本語を交えながら、「軍隊の中で、日本のファンのみなさんが送ってくれたお菓子が、力になりました。一緒に生活する同僚とか、後輩、先輩と喜んで一緒に食べました。」と、日本のファンからのプレゼントが相当助けになったようだった。

そして、軍隊にいる時の貴重な写真、映像も公開された。
迷彩服で落下傘訓練をする様子、ファンからのプレゼントのお菓子でいっぱいのリュックサックを持っているところ、野戦訓練でキムチチゲを作っているところなど、様々な写真が披露されたが、キムチチゲの味付けが上手く出来ず、ラーメンのスープを入れて味付けしたという面白エピソードまで明かしてくれた。
映像では海での訓練の様子が映し出されたが、24時間水も飲んではいけないという訓練もあったそうで、その時はゲームで3位までに入ると500mlくらいのペットボトルの水がもらえたので、班のみんなで分けて飲んだというエピソードも。
さらに印象的だったのは、部隊の全員で頭にボートを乗せたままごはんを食べる映像。重みでごはんが飲み込めない上、身長の高いスンギは負担が大きかったようで、大変さが表情に滲み出ていて、「筋力より精神力」という名言も飛び出していた。

続いての話題は12月に日本での公開も決定した『ときめき♡プリンセス婚活記』について。
一足先に日本版予告編も上映されたが、ちょっと見ただけでもワクワクするような映像となっていた。
スンギはこの映画で、何百人もの相性を占ってきた監察官(占い師)の役を演じているが、当のスンギ自身は、「(占いは)あんまり信じないです。星座はほとんど信じないですね。」と言ってしまい、会場も爆笑。Yumiのツッコミを受けて、気を使って「完璧に信じます。絶対運命は決まってます!」と切り返すユーモアのセンスも披露していた。
さらに、王女役のシム・ウンギョンを助けるために絶壁から飛び降りて川に落ちるシーンについて聞かれると、「CGです。」と正直に言ってしまうスンギ。
「パラシュートがあったらできるんですけど・・・ちょっと危ないですね。実際にジャンプしたら、このファンミーティングが最後ですね・・・(笑)」とここでもユーモアのセンスが炸裂。

続いて、除隊後の復帰作となったドラマ『花遊記』については、「なぜこのドラマを復帰作に選んだのか?」と尋ねられると、「僕らしく、僕が上手くできるジャンルを見せたいと思って選びました。」と答え、さらに演じてみて、「とても楽しく、それと同時に難しいキャラクターでした。とても幻想的な存在でもあり、妖怪ということもあったので、どのようにしたら観る方に感動を届けられるのか、そして現実的に素敵なキャラクターにお見せできるのか、いろんな方法を考えて、悩みながら演じました。」と役作りの様子も語ってくれた。
撮影現場では久しぶりの演技ということで、すごく緊張したというスンギ。
まだまだ軍隊での生活の名残があるようで、現場の寒さにもただただ耐えていたのだそう。
ファーのついた衣装が、撮影でアクションをするにつれ、毛がどんどん抜けてしまい、最後はすごく寒かった、という面白エピソードもユーモアたっぷりに明かしてくれた。

ここでは、ドラマ『花遊記』の撮影時のビハインドショットも公開され、写真を見ながらスンギが解説することに。
軍隊で幹部の人たちがよく使っていたのを見て自分も買ったという鍋とガスのセットを持ち込み、撮影の合間にスタッフと食べるためのトッポッキを作っている写真や、お正月の料理、コーヒーをドリップしている写真が披露されたのだが、「僕がドリップコーヒーを飲むきっかけは、これを作って飲んでいる時間だけは、忙しい一日の中でも、少し余裕が持てる時間だと思って、こんな風に飲んでいます。」と、スンギ自身のリラックス法であることを明かしていた。

そしてここでファンにはうれしい企画、ドラマ『花遊記』の名場面再現コーナーがスタート。
会場から抽選で3名が選ばれ、3つのシーンの中からルーレットで当たったシーンをスンギと一緒に再現することに。
まず最初のファンが当てたのは、「今もきれい?」と尋ねると、スンギに抱きしめられるというシーン。優しいスンギは、あまりにも緊張しているファンを気遣い、お水を差しだす場面も。
2人目のファンが当てたのは、スンギとおでこをくっつけるというシーン。あまりの接近具合に、ファンも興奮で発熱してしまいそうな様子だった。
そして3人目のファンはルーレットで2度もハズレを当ててしまったが、スンギの優しさで、シーン再現できることに。最後に残った、シーツで2人でくるまりバックハグをされるというシーンを再現した。
どのシーンも観ているのが恥ずかしくなるくらい甘いシーンで、会場からは悲鳴交じりの歓声が上がっていた。
「僕は韓国にいますし、みなさんは日本から応援して下さって、本当に感謝しています。こんな風に一緒にお互いの顔を見て、一緒に呼吸をしていると、もっとうれしくなりますね。」というスンギから、選ばれた3名には、『花遊記』のサイン入り台本という貴重なプレゼントまで贈られた。

(つづく)→次頁

人気記事 おすすめ記事