【レポ】パク・シフ『PARK SIHOO LIVE 2016』 at 東京国際フォーラム ホールA（2/2）

ここで、イタリアでの写真集の撮影風景に加え、その後弟分の友人と3週間に渡ってイタリア旅行をしたというプライベートなシフ満載の映像が公開された。プライベートだけに大きな荷物を力強く運んだり、がっちりとした腕があらわなタンクトップ姿など、普段は見ることができないようなリラックスした表情のシフがとても魅力的な映像となっていた。

そして白いスーツに衣装チェンジしたシフが再び登場し、この映像についてのトークへ。
このイタリア旅行、とても楽しかったそうで、毎日ピザとパスタを食べて、帰国したら太っていた、というエピソードなども披露し、終始楽しそうな表情を浮かべていた。

ちなみに日本では、昨日食べ放題のしゃべしゃぶに行き、一生懸命練習した後だったので、お店の店長さんが心配したんじゃないかというくらい思いっきり食べたのだそう。

その成果を見せるべく、次の曲『応急室』へ。シフ自身も出演していたというドラマ『快傑春香』のOSTでシフの甘くて優しい声にとても合っていた。続いても甘い、イ・スンギのカバー曲『WILL YOU MERRY ME』。キュートなダンスでスマイルを連発し、最後はファンに向かって「付き合ってくれる？」と甘い言葉まで投げかけていた。
その後のコメントでも「ステージの前にいるみなさんが僕の彼女だと思いながら歌いました。」とファンにはうれしい言葉。

今後については、ドラマの後に全然休めなかったので、「少し休みたい。」というシフ。
日本の温泉でヒーリングしたいそうで、以前、予約せずに温泉宿に行ったら、危うく山で寝る羽目になりそうになった経験から、「予約できますか？」という日本語も覚え、予約は絶対にすることにしている、というエピソードまで明かした。
どこに行くかは秘密と言いながら、温泉に行ったら、SNSに写真をアップする約束をしてくれた。

そして再びカジュアルなスタイルに衣装チェンジし、初披露となる新曲2曲を熱唱。
バラード曲『そんなプライドのために』では優しく語り掛けるような歌声にファンも聞き惚れていた。
ポップな『LOVER』では、ダンサーとの息ピッタリのダンスで会場を沸かせた。

ここで、バンドメンバーを紹介すると、最後のコメント。
「ドラマの後、準備の時間があまりなかったので、自分自身、満足できない部分もたくさんありましたが、僕が努力をしている姿をファンのみなさんに見ていただけたらと思って、一生懸命練習しました。」とファンに伝え、そして、練習のさなかに起こった熊本の地震についても触れ、「本当に心が痛みました。ぜひ力を出してください。」とエールを送った。

最後の曲『にわか雨』ではシフ自身もギターを演奏し、そのまま激しいダンスをするというパフォーマンスで、会場は拍手喝采。
「また会いましょう！」とファンに声を掛け、ステージを後にした。

そして、怒涛のアンコールがスタート。
何と、金髪のロングヘアのカツラにミニスカートという衝撃のスタイルで、KARAの『MISTER』のダンスを披露！まさかの展開に会場も大興奮。
そして、ここで終わりかと思いきや、早替えで再びカッコいいスタイルにチェンジしたシフはヘッドセットマイクに替え、気合十分でアニメちびまる子ちゃんの主題歌『おどるポンポコリン』を熱唱。
コミカルなダンスまで披露し、最後まで会場を沸かせ、エンターテイナーぶりを見せつけた。

ドラマのイメージとはまた違った、ある意味予想を裏切られる新しいシフの魅力をたくさん発見できる2時間の公演となった。
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