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2014年9月30日21時02分 火曜日 第27回東京国際映画祭ラインナップ発表会報告レポート、韓国からの作品はキム・ギドクが脚本を担当「Made in China 」

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10月23日(木)より開催の第27回東京国際映画祭の開催に先駆け、本日ラインナップ発表会を行いました。
今年は92の国と地域から1373本を超える作品がエントリーし、15作品がコンペティション部門に選出。ゲストとして本年のフェスティバル・ミューズの中谷美紀さんと、日本映画として唯一選出された『紙の月』の吉田大八監督が登壇致しました。
また今年の注目イベントである「第27回東京国際映画祭プレゼンツ歌舞伎座スペシャルナイト」より市川染五郎さんからビデオメッセージが届きました。
そして今年から、革新的な映画を世界へ発信し続けてきた映画人の功績を称える賞として“SAMURAI(サムライ)”賞を新設し、初年度である今年は北野武監督とティム・バートン監督が受賞することが発表されました。

今年、韓国からの作品は、「メイド・イン・チャイナ(Made in China) 」という作品。
食の安全など時事的なテーマも盛り込まれた、『レッド・ファミリー』(TIFF13観客賞)に続いてキム・ギドクが脚本を担当。
中国で養殖ウナギの輸出業を営むチャン。韓国の品質検査で水銀が検出され、輸出が禁止になってしまう。起死回生を図るチャンは韓国への密入国を決意する。
[2014/100min/Korean]
監督:キム・ドンフ
出演:パク・ギウン、ハン・チェア、イム・ファヨン

10.25 Sat 11:00 at Roppongi 5
10.27 Mon 17:40 at Roppongi 6

≪新たな取り組み≫
今年は映画の魅力をより多彩に見せる企画に加え、映画の枠を超えた、アニメーション映像、音楽、職などのイベントを加え「祭」としてもお楽しみいただける映画祭になっております。

【庵野秀明の世界】
今年の目玉企画のひとつとして日本が誇る映像作家の庵野秀明氏の大規模な特集上映を開催致します。貴重な作品が新たに
9作品追加上映される事になり、約50作品もの上映を予定、又5プログラムで庵野さんのご登壇が決まっております。
※追加の9作品は、オフィシャルHPでご確認ください。

【ピクミンmeets東京国際映画祭】
「スーパーマリオ」や「ドンキーコング」「ゼルダの伝説」など数々の傑作ゲームソフトを生み出してきたゲームプロデューサー宮本茂さんがゲームで描ききれないキャラクター表現の研究として始めたプロジェクトの成果である短編アニメーション『ピクミン ショートムービー』を3Dで世界初上映致します。またドワンゴの川上量生氏とのスペシャル対談も決定しております。

【スペシャルイベント「ジョン・ラセターが語るクール・ジャパン」(仮題)】
10月24日にはオープニング作品『ベイマックス』のワールドプレミア上映に合わせて今回来日する、ピクサー、ディズニー、ディズニートゥーンの3つのアニメーション・スタジオのチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ラセター氏がクール・ジャパンを語るスペシャルイベントを予定しております。世界から見た日本のアニメーションや文化の魅力がどのように語られるのかご期待ください。

【MoMA ニューヨーク近代美術館映画コレクション】
10月24日より特別提携企画「MoMA ニューヨーク近代美術館映画コレクション」を開催。ニューヨーク近代美術館(MoMA)映画部が所蔵するコレクションを、厳選された最良のプリントでご紹介致します。

【4Kクラッシック『理由なき反抗[4Kデジタル修復版]』上映】
その他特別上映として、グッチのサポートを得てマーティン・スコセッシ創設のザ・フィルム・ファンデーションが修復した10本目の作品で、ジェームス・ディーン主演の不朽の名作『理由なき反抗』を最先端技術による4Kデジタルシネマで上映致します。

【特別提携企画 ぴあフィルムフェスティバル PFF受賞作品上映】
「未来の映画人を東京から世界へ」をコンセプトに他団体と連携し、若手監督作品の紹介にも力を入れております。東京国際映画祭とぴあフィルムフェスティバル(PFF)との提携企画として、今年はより連携を深めPFFグランプリ作品の他に準グランプリ作品、審査委員特別賞作品(3本)の計5作品の上映が決定。TIFFとPFFは若く新しい才能を応援します。
また、東京国際映画祭、京都国際学生映画祭、TOHOシネマズ学生映画祭のグランプリ作品が集結する「日本学生映画祭」が開催され今旬な日本の自主制作、学生映画のショーケースとして世界に発信していきます。そしてキンダーフィルムフェスティバルからは「1歳から楽しめる映画上映会」をキーワードに国内外の短編アニメーションや声優さんがライブで映画を吹き替えする迫力満点の演出を加えた上映会を企画しております。

【北野武監督 第1回“SAMURAI(サムライ)”賞授賞記念 トークイベント】
10月25日には六本木ヒルズ49Fタワーホールにて、学生やぴあフィルムフェスティバルから生まれた、若い映像制作者たちに向けて“SAMURAI(サムライ)”賞授賞の北野武監督との対談形式によるトークショーを予定しております。未来の映画人に向けた映画祭ならではのスペシャルな企画にご期待ください。

【CINEMA MUSIC JAM Produce by J-WAVE】
10月27日~30日の4日間、連日17:00~20:00に映画を愛するミュージシャンがジャンルを超えて六本木アリーナに集結。『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』で美声を披露した手嶌葵や3オクターブを超える声域を持つサラ・オレインらによる無料でお楽しみ頂けるスペシャルライブを開催致します。

【世界コスプレサミットin東京国際映画祭】
10月26日には毎年名古屋で行われる「世界コスプレサミット」より、世界22の国と地域より日本のアニメやマンガが大好きなトップコスプレイヤーたちが六本木アリーナへ集結し、東京国際映画祭を盛り上げます。

【東京映画食堂】
六本木ヒルズアリーナでは、日本を代表するトップシェフ5人による食の祭典「東京映画食堂」が開店。
片岡護(リストランテ アルポルト/イタリア料理)、金坂真次(かねさか/寿司)、須賀洋介(フランス料理)、
松久信幸、脇屋友詞(中華料理)
この東京国際映画祭でしか味わえない、シェフたちの特別メニューを気軽にお楽しみいただけます。

◆TIFF記者会見 質疑応答

Q:今年ぜひ注目してほしい国などありますか?
A:(矢田部PD)昨年はアイスランド、グルジアといった国でしたが、今年はアゼルバイジャンの映画は珍しいと思う。また今年はタイ特集もあり、改めてアジアに注目してほしい。

Q:今年の東京国際映画祭のキーワードを一言でいうと?
A:(矢田部PD)“明日をいかに生きるか”というのが、上映作品に共通する一つのテーマだと思う。

Q:TIFFにおける東京らしさとはどんな点か?
A:(都島事務局長)東京という言葉に今以上にこだわっていきたい。東京は多面的な街であり、東京、そして日本の魅力を改めて皆さんに味わってもらいたいと思うし、おもてなしの精神で、映画を観るだけでなく、映画周辺でも楽しんでもらえるようなイベントを実施したい。

Q:アニメやマンガ原作の作品が多い傾向にあると思うが?
A:(椎名DG)日本が誇るアニメ作品を映画祭で出していくことによって、映画祭自体を知名度を上げることにもつながると思っている。実写作品ももちろん素晴らしいが、優れたアニメやマンガ原作の作品に注目してもらうことが、日本文化の発信につながり、意義があると思っている。

Q:コンペテション部門の審査委員長にジェームズ・ガン監督を起用した理由は?
A:(椎名DG)映画祭の審査委員長というのは、長い期間かかわってもらうことになるため、毎回人選に苦労するが、ジェームズ・ガン監督はちょうど2年間立て続けに作品を撮り続けたあとの良いタイミングでオファーし、参加していただくことができた。若いメジャーな監督が映画祭に来ることで、映画に触れていただき、日本文化に触れていただくこともできればと思っている。

各部門の審査委員が決定!(敬称略)
「コンペティション」部門 国際審査委員
国際審査委員長:
ジェームズ・ガン(監督/アメリカ)

国際審査委員:
イ・ジェハン(監督/韓国)、デビ―・マクウィリアムズ(キャスティング・ディレクター/アメリカ)、
ロバート・ルティック(監督/オーストラリア)、エリック・クー(監督/シンガポール)、
品川ヒロシ(芸人、映画監督/日本)

「アジアの未来」部門 審査委員
キャメロン・ベイリー(トロント映画祭アーティスティック・ディレクター)、
ジェイコブ・ウォン(香港国際映画祭キュレーター)、ヤン・イクチュン(映画監督、俳優)

「国際交流基金アジアセンター」特別賞 審査委員
佐藤忠男(日本映画大学学長、映画評論家) 安藤裕康 (国際交流基金理事長)

「日本映画スプラッシュ」部門 審査委員
トニー・レインズ(映画評論家)、クリスチャン・ジュンヌ(カンヌ国際映画祭オフィシャル・セレクション・ディレクター)、
熊切和嘉(監督)

第27回東京国際映画祭
■開催期間     :10月23日(木)~10月31日(金)
■会場       :六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ 日本橋(中央区)、歌舞伎座(中央区)
■オフィシャルHP :http://www.tiff-jp.net
■一般お問合せ  :03-5777-8600(日本語) 03-5405-8686(英語)
■併設マーケット  :TIFFCOM2014(Japan Content Showcase 2014)
10月21日(火)~10月23日(木) http://jcs2014.com/ja/
■チケット発売  :10/11(土)からticket boardにて発売開始!
◆インターネット受付
URL http://portal2.tickebo.jp/pc/1410-tiff/
◆電話受付
受付電話番号:0570-060-506
受付時間:10月11日(土)~10月26日(日)10:00~20:00
※10月11日のみ12:00~20:00
◆劇場窓口
1.TOHOシネマズ 六本木  10月23日(木)~10月31日(金)
2.TOHOシネマズ 日本橋  10月24日(金)~10月31日(金)
※両劇場とも、各日AM9:30~会場での最終上映開始後20分まで購入可能です。
※両劇場とも、六本木会場・日本橋会場、両方のチケット購入が可能です。
詳しくは、すべて映画祭公式サイトをご覧ください。

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