2014年最後の日曜日の12月28日(日)新宿・山野ホールにて、俳優としての“演技”を基本に、歌やダンスなどマルチな才能を備えた実力派として注目の韓国5人組俳優グループ“5urprise(サプライズ)”初来日公演『ハチャメチャ 5urprise パーティー』が行われた。
5urpriseは、所属事務所の新人俳優発掘プロジェクトである「Actors League」を通して、2000倍の競争率を勝ち抜き、2013年9月にイケメンドラマのヒットメーカー、チョン・ジョンファ監督のWEBドラマ『放課後サプライズ~ハチャメチャ大作戦』でデビューした、ソ・ガンジュン、イ・テファン、ユイル、コンミョン、カン・テオの20代前半のメンバー5人で構成された俳優グループ。中でもソ・ガンジュンは、ドラマ『ずる賢いバツイチの恋』で年上女性の魅力に惹かれるクク・スヒョンを演じ、最近“もっとも付き合いたい年下男”にも選ばれたり、カン・テオはBEASTのイ・ギグァン主演ドラマ『ハタチ -20’s』に出演したりと、それぞれがすでに活躍の場を広げている。
イベントが始まると、オープニングの映像に続き、5urpriseの5人が登場。ここで1曲目の『Hey U come on』が始まったのだか、曲が前奏の部分で音が止まってしまうという予想外のサプライズがありつつも、「ください、ミュージック(笑)」と笑顔を見せる5人に会場からは笑いも起こり、早速いい雰囲気に。
たくさんの声援が飛ぶ中、再び音楽がスタートし、『Hey U come on』を無事に歌い終えると、本日のMC椎名由紀が登場し、5人が自己紹介をすることに。
まずは「みなさんこんにちは、僕たちは5urpriseです!」と全員で挨拶すると、
コンミョン「こんにちは、僕たちは5urpriseです。みなさんお会いできてうれしいです。よろしくお願いします」
ユイル「みなさん、初めまして、僕はユイルです。25歳です。よろしくお願いします」
ガンジュン「はじめまして、僕はソ・ガンジュンです。よろしくお願いします」
テオ「こんにちは、僕はカン・テオです。愛してる!」
テファン「こんにちは、僕はイ・テファンです。ありがとうございます」
とそれぞれが日本語で自己紹介。
初めて日本に来たテファン、テオ、コンミョンは日本の女の子の印象について聞かれると、「“かわいい”しか知りません」とお茶目な回答。
そしてここからは着席してのトークコーナー。
まずは「5urpriseはどんなグループ?」という質問に、リーダーのユイルが「僕たち5urpriseは新人の俳優たち5人が集まって結成された俳優グループなんですが、エンターテイナーとして様々な活動をするために、色んな練習もしていますし、色んな準備もしている、そんなバラエティに富んだ姿をお見せできるエンターテイナー俳優グループです」とお兄さんらしくしっかりと説明。
続いては、ドラマ『放課後サプライズ~ハチャメチャ大作戦』の名珍場面集。
5人のイケメン高校生と平凡な女子転校生が毎回奇想天外なミッションに挑戦するというこのドラマ。
テファンはおならに火をつけるというミッションに挑戦している場面、ユイルはそのイケメンぶりで女子生徒はもちろん男子生徒にまでモテモテという場面、コンミョンは何としてでもテレビに映るというミッションのため犯罪被害者になり顔にモザイクをかけてインタビューされている場面、テオは女子生徒と一晩一緒に寝るというミッション中の場面、ガンジュンは女装をするミッションに挑戦している場面と、興味をそそる映像ばかり。さらにファンのリクエストにより、ユイルがVTR中に踊っていたRAINのセクシーダンスをステージでも披露し、会場を沸かせた。
イケメン俳優が、放送ギリギリ?のミッションに挑戦している姿は必見。第8話では5人がアイディアを出した“映画を撮影する”というミッションも観られるのだそう。
その後も“5urpriseのREALハチャメチャMisson”と題された、ドラマさながらに5人それぞれにミッションが与えられ、クリアできなければ罰ゲームを受ける、というコーナーでは、コンミョンがこしょうでくしゃみをさせられたり、テオがセーラー服を着てスカートをめくられる、など、イケメングループとは思えないミッションが与えられ、さらには罰ゲームにはゴムパッチン、足つぼマット、電流キーホルダーが用意され、イケメン5人が悶え苦しむ様子が会場の笑いを誘った。
また、会場のファンにメンバーそれぞれが用意した私物、ハンドクリーム・ブレスレットのセット(テファン)、iPhoneケース(コンミョン)、ドラマの台本(ガンジュン)、ニットキャップ(ユイル)、手袋(テオ)がプレゼントされ、ファンを喜ばせた。
次の準備のため一旦5人がステージを後にすると、なんとサプライズでガンジュンが会場後方の扉から登場。客席の後方に準備されたサブステージでビアノの演奏を披露すると、それに続きユイルが登場して『手紙~拝啓 十五の君へ~』をソロで熱唱。
緊張で少しピアノの演奏を間違えてしまったというガンジュンだったが、イケメンの指の動きに会場の視線は釘づけ。ユイルの歌声も心に染み渡った。
再び5人がメインステージに揃うと、『From My Heart』を歌い、次のコーナー“あなたのハートが5urprise!ドキドキ胸キュン大作戦”へ。
5人それぞれが考えた胸キュンなシチュエーションを絵に描いてプレゼンし、会場から選ばれたファンと実際に行ってみるというもので、まずはそれぞれの個性的な絵に会場は大爆笑。
テオはバックハグ、コンミョンは1本の麺を彼女と両端から食べる、テファンはおんぶ、ユイルはおでことおでこで熱を測る、ガンジュンは料理をしている彼女をバックハグで手伝うなどなど、どのメンバーも甘~いシチュエーションで、本人たちも照れながら、また選ばれたファンは気を失いそうになりながらも、そのシチュエーションを堪能したのだった。
(つづく)→次頁へ