韓国で今一番ホットなグループEXOが4/11-13の3日間、初の単独来日イベント「EXO Greeting Party in Japan “Hello!”」をさいたまスーパーアリーナで開催した。
これまで日本では「SMTOWN LIVE」に東方神起、SUPER JUNIOR、少女時代、SHINeeなどの先輩たちと2度出演したことがあるが、単独イベントは初めて。
2012年4月に正式デビューを果たして以降、国内の音楽賞を総なめにし、1stフルアルバム「XOXO(Kiss&Hug)」で韓国音楽業界史上12年ぶりのミリオンセラーを達成しているEXO。
初のショーケースで、さいたまスーパーアリーナを埋め尽くし、3日間で10万人を動員する底力は、さすが。
日本デビュー前にして約10万人動員とはすごい!なんと、チケットは50万を超える応募総数だったという。東京ドームでのライブもデビュー前にもできそうな勢いである。
デビュー前から日本のファンの期待度は、この数字をみてよくわかるが、改めてステージを見て納得。
歌、ダンス、ビジュアルどれをとっても一級品なグループだった。
会場は、イベントが始まるとペンライトで白銀の世界となり500レベルまで埋め尽くした光景は圧巻だった。
メンバーも自分たちのチームカラーで、大きな会場が一色に染まった光景は、初めてみたと思うので、相当嬉しかったのではと思う。最終日にこのペンライトのカラーを、クリスがギャラクシー色と命名していた。このギャラクシーオーシャンは、ファーストショーケースの記憶に残る素敵な光景だった。
スタート曲は「Let Out The Beast」で、続いて「History」とEXOらしいステージを魅せていく。
初の単独イベントで緊張して2-3日眠れなかったといっていたリーダーのスホ、最初のあいさつは「日本で初めての単独イベントになりますが、こんなに応援してくれて本当にありがとうございます」と語り、それぞれ覚えてきた日本語で一生懸命話す姿も好感度大。なかでも、ベクヒョンの日本語は発音も良く滑らかにしゃべっていて感心した。耳でとらえる音感が抜群なんだろうなあと思った。
デビュー曲「MAMA」を披露。中国語と韓国語のEXO-M、EXO-Kでの完成系として1曲を披露。重量感があり独特なパフォーマンスが加わり、どんどん頭にインプットされ印象づけられて、引き込まれていく。
衣装チェンジの間に流れる映像もメンバーそれぞれの特徴を捉えとっても可愛い笑顔が満載で、歌とダンスでみせるカリスマあふれる姿とまた違い、とてもキュート。ファンが喜びそうなツボをおさえた映像になっており、各メンバーが映像に登場するたびに会場に歓声があがっていた。
そのあとステージにはグランドピアノが置かれレイが登場し、2013年のクリスマスソングとして発表された「Miracles in December」を弾きだすと、ディオ、ルハン、ベクヒョン、チェンの4人が登場し、EXOボーカルラインがバラードを披露。会場は一瞬にして静寂となり、4人の歌声に聴き入り、うっとり。日本のライブの素晴らしいところは、ちゃんと音楽を聴くというかんじが素晴らしく、どんな大きな会場でも、バラード曲になるとちゃんと静かに聞き、耳を傾けるところは本当に素晴らしい。メンバーそれぞれうまいが、特にチェンの高音は会場に響き、生で聴くと本当に抜群である。
続いて、メンバー全員出てきて、「Don’t GO」。この曲も、聴きたかった曲のひとつなので嬉しかった。
トークコーナーでは、「クレーンゲームバトル」で負けた方が未公開写真を公開するというもの。クレーンで引き上げるカプセルの中には、それぞれ質問がはいっていた。
初日は、勝者にドラえもんやアンパンマンなどのぬいぐるみなどプレゼントされていたが2日目からは、プレゼントがなくなり、勝った方が質問に応え、負けた方が未公開写真の公開となった。アルバムでお気に入りの曲はの質問にベクヒョンは、「Baby Don’t Cry」をあげ、1コーラスをアカペラで披露してみせた。最終日は、チャンヨルが、日本の好きな音楽という質問で、小田和正の「言葉にできない」をあげ、1フレーズ歌い、会場が「ラーララ、ララーラ」と大合唱となった。
後、写真では、ラーメンを前日食べにいったものなど紹介された。
12日には、20歳の誕生日であるセフンにバースデーケーキを贈るサプライズも行われた。(つづく)
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