“韓国エンタメ界が誇る2大カリスマ名優”チョン・ジェヨン×ムン・ソリが夢の初共演!頑張る人すべてに捧げるバイブルドラマ「大丈夫じゃない大人たち~オフィス・サバイバル~」のDVDが好評レンタル中です。
名作『ペパーミント・キャンディー』で鮮烈なデビューを果たし、『オアシス』『浮気な家族』『三姉妹(原題)』などで数々の映画賞を受賞。近年は『1987、ある闘いの真実』「青い海の伝説」など、常に話題作に出演し続けているトップ女優ムン・ソリ。本作では、役員昇進を目指して仕事に励む人事チーム長を時にはクール、時にはチャーミングに熱演しています。
このたび、ムン・ソリのオフィシャルインタビューが到着しました。
―このドラマに出演を決めた理由を教えてください。
この作品は、「耐える人生」に関する物語なので、多くの方たちの共感を呼び癒しになると思いました。ですから特に悩むことなく本作への出演を決めました。
―演じられたタン・ジャヨンとはどんなキャラクターですか?簡単にご紹介ください。また、この役柄の魅力はどこにあるとお考えですか?
発言がとてもストレートで、そつがなく、しっかりしているように見えます。しかしその反面、人の言うことをよく聞く人でもあります。家庭では親に優しい長女、会社では上司からくだされたミッションをやり遂げようとする人物です。外見から受けるイメージとは違い、多くのことを受け入れて我慢し、懸命に働き懸命に生きる。そんな姿が素敵でした。一方で、趣味もなく仕事ばかりのタン・ジャヨンの姿を見ると、気の毒で胸が痛くなる時もありました。働く姿は誰よりも堂々としているけど、その裏側に潜むタン・ジャヨンの本音を視聴者の方々が一緒に感じてくれるといいですね。
―最初に脚本に目を通された時、どんな感想を持ちましたか?
これまで若い社会人たちの話を扱ったドラマは多いのですが、本作のように中年の会社員を題材に描いた作品を見たことがありませんでした。なので、部長や室長、課長さんたちはみんな、安定していてうまくいっているものだと思っていたんです(笑)。しかし、年齢が上の方々も職場で多くの困難に直面し、大変な苦労をしているということを知りました。その点がリアリティーがあって視聴者の共感を得るし、癒しにもなるのではと思います。
―チェ・バンソク役のチョン・ジェヨンさんとは初めての共演だと思います。韓国映画界を代表する2大スターのドラマ初共演と話題ですが、一緒に演技をされた感想は?
チョン・ジェヨンさんとは初めて一緒に仕事をしましたが、出演作品は以前から拝見していて、ジェヨンさんの演技が大好きでした。とにかく共演できることが嬉しかったですね。実際に共演すると息もピッタリで、リラックスして自然な演技ができました。ジェヨンさんは経験豊富で芯のしっかりした方です。一緒に演技をしていてとても心強く、ジェヨンさんを信頼して撮影しました。
―ハン・セグォン役のイ・サンヨプさんとは、年上の姉さん女房で離婚したという設定ですが、共演された感想は?
イ・サンヨプさんはユーモアにあふれた人懐っこい性格なので、現場のムードメーカーでした。サンヨプさんのような俳優と元夫婦の役を演じるなんて、とても素敵な経験だと思いながら、良い気分で撮影に臨めました。
―タン・ジャヨンとムン・ソリ、2人のキャラクターで似ている点、違う点がありましたら教えてください。
任された仕事をなんとか完璧に処理しようとする点は似ていると思います。劇中のジャヨンと同じく私も長女なので、両親や家族に対する責任感の強さも近いですね。
―ドラマは舞台となる地方都市(昌原)でオールロケーション撮影だと聞きました。撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
セットは昌原(チャンウォン)市内から少し離れた郊外にあり、撮影に向かう途中、多くの果樹園が見えました。桃の木はまだ花が咲く前だったのですが、撮影が進むにつれて実がなり、それが美味しそうに熟れていくんです。夕焼けもきれいだったし、仕事の行き帰りに素敵な風景を眺めることができて、とてもよかったですね。また、撮影現場では配属先だった人事チームのオフィスが心に残っています。劇中で人事チームから追い出された時は、二度とここには行けないんだなと思うと、とても悲しくなったのを覚えています。
―このドラマは、昇進・リストラ・畑違いの部署への移動・会社の売却など、まさに押し寄せる難関をサバイバルしていく社会人たちの物語です。ジャヨンを演じたムン・ソリさんから、奮闘する中高年世代の視聴者へ伝えたいことを教えていだたけますか?
視聴者の皆さんがもどかしい思いを抱えつつ、共に笑い、共に怒り、そして最後はお互いを励まし合えるドラマ。ひるまず前進する力を与えてくれるドラマになればいいと思います。
―ドラマを楽しみにしている日本のファンへのメッセージを。ドラマの見どころも合わせてアピールをお願いします。
変わった題材もなく刺激的な設定もないドラマですが、私たちの人生を描く十分に面白い作品に仕上がりました。視聴者の皆様から、「こんなドラマは久しぶりだ。おもしろいね」という反応をいただけると期待しています。