今年2月に初来日公演を果たし、日本でもその人気の高さを証明した韓国大人気俳優ソン・ガン。そのソン・ガンの緊急来日が決定し、9月18日（月・祝）東京・渋谷のNHKホールにて、『SONG KANG 2023 FANMEETING IN JAPAN ～BY YOUR SIDE～』が開催された。
初来日公演では、緊張し、戸惑っている様子もあったが、今回は伸び伸びとリラックスしたソン・ガン本来の姿を披露し、そんなソン・ガンの魅力にハマったSONGPYEON（ソンピョン：ソン・ガンのファン）から、たくさんの声援を受けていた。

このイベントの2部公演の模様をお届けします！

【レポ】ソン・ガン『SONG KANG 2023 FANMEETING IN JAPAN ～BY YOUR SIDE～』 at NHKホール（2部）（1/2）

オープニング映像で大きな拍手が起こる中、オーバーサイズのジャケットにパンツというスタイルで登場したソン・ガン。初来日のファンミーティングよりもリラックスしているようで、首をかしげるようにして、ピースサインを贈ったり、愛嬌たっぷりな姿で、会場を一瞬でメロメロにしながら、『Shiny Star(밤하늘의 별을…)』（原曲：ヤン・ジョンスン）の歌でイベントはスタート。歌が終わると、「みなさん、こんばんは、ソン・ガンです」ときれいな日本語で挨拶し、ここでMCの古家正亨も合流。古家曰く、1部公演よりもさらにソンピョンの熱気が高まっているそうで、それに比例するかのように、ソン・ガンのテンションも上がっていた。

ソファを準備する間にファッションについて聞かれると、モデルのようなポーズを取って、会場を盛り上げるソン・ガン。コンセプトは「…ありません(笑)」と答えていたが、1部公演よりも2部公演の衣装が、普段のスタイルに近いのだそう。

そしてソファに腰掛けると、ここからはトークタイムへ。
前回2月の公演から7か月の間、忙しく撮影していたのではないかと聞かれると、現在撮影しているという、ソン・ガンが悪魔役を演じるドラマの話題に。「みなさん、悪魔は好きですか？」とソンピョンに尋ねると、客席はまばらな反応だったが(笑)、古家が「ソン・ガン悪魔は好きですか？」と改めて尋ねると、大きな「はい」の声が返っていた。
そして話題のドラマ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』については、前回の公演で尋ねた時に、観ているという人が1人しか手を上げなかったと嘆くソン・ガンだったが、この会場では、ほとんどの人の手が上がり、喜びの表情を見せながら、「シーズン2では、さらに型破
りで面白いストーリーになっていますので、期待してください」と自信をのぞかせた。

今回のファンミーティングのタイトル“BY YOUR SIDE”については、「みなさんのそばにいます」「みなさんが僕のそばにいてほしい」という意味が込められていると解説。前回の公演でソンピョンのために作ったブレスレットにも“BY YOUR SIDE”の文字が刻まれており、ソン・ガンの好きな言葉だと教えてくれた。
このブレスレットをしているソンピョン、そして前回公演に来たというソンピョンの数の多さに思わず「わぁ～！」と喜びの声を上げるソン・ガン。前回の公演で、たくさんの日本のソンピョンを見たことで、日本語の勉強を決意し、日本語がたくさんしゃべれるようになったと古家から明かされると、「今日も一日がんばろう！」「愛してる」「たちつてと」「なにぬねの」と次から次へと日本語を披露してくれた。

そしてここからは、SNSに寄せられた中から抜粋されたソン・ガンへの質問に、本人が答えてくれることに。
1部の公演では、“特技”を聞かれ「最高にカッコいい自分の顔」と回答したそうで(笑)、2部での回答にも期待がかかる中、まずは「今好きでハマっているものはありますか？」の質問から。ソン・ガンの答えは「人間の脳について」で、人間の脳に関する本を読んでいることを明かし、「なぜ生きるのか、人生を生きなければいけないのか」ということや、「ドーパミン」にも興味があると付け加えた。その本（『利己的な遺伝子』）にはソン・ガンが30年間悩んでいたことがすべて書かれていたので、「衝撃を受けた」とも。バラバラだったパズルがピタッと合ったような感じで、「幸せな気持ちで読みました」と、きれいな表現で伝えていた。

続いて“嫌いなもの”を聞かれると、「食感が良くないもの」と即答。「豚肉の油」のような“ふにゃふにゃ”しているものが嫌いだというソン・ガンに、古家とソンピョンが「マシュマロ」「ホルモン」「こんにゃく」「ゼリー」「グミ」と嫌いなもの探しを始めるも、これらは全て好きとのこと。なかなかイメージが伝わらない中、さらに「眠れないこと」も嫌いなものに追加したソン・ガンだったが、疲れれば寝てしまうのでは？と古家にツッコまれ、最後は「嫌いなものはあまりないんだと思います」と諦めていた(笑)。

今度は“今やりたいこと”を聞かれると、「温泉で本を読みたいです」と即答。前回の公演の後にも温泉に行ったが、場所を忘れてしまったというソン・ガンのために、一生懸命場所を当てようとする古家とソンピョンは、「桜の木がありました」というソン・ガンのヒントから、2月に桜が咲いていそうな場所を挙げていくも、「花は咲いていませんでした」と言われ、爆笑。スタッフから有馬温泉だったことが伝えられ、会場の全員がスッキリしていた。

最後に“将来の夢”を聞かれると、少し考えて「みなさんに頻繁に会うこと」と回答し、会場からは拍手が起こっていた。

続いては、ソン・ガンがソンピョンを知るためのコーナー“ソンピョンを知りたい！ソン・ガンと私”へ。このコーナーでは、日頃ソンピョンがソン・ガンに対して抱いている思いを直接ソン・ガンにぶつけることができるということで、事前にファンクラブで募集し、選ばれた4人のソンピョンが、熱い思いをぶつけた。
1人目は『わかっていても』でソン・ガンを知ったというソンピョンの『わかっていても』最終回のセリフを言ってほしいというリクエスト。これを快諾したソン・ガンが甘くセリフを言うと、うれしさのあまり、ソンピョンの目には涙が。そしてソン・ガンへの思いを伝えると、「真心のこもった言葉を聞いたので、涙がこぼれそうです」と、ソン・ガンも感動しているようだった。

2人目は高校受験を控えているというソンピョンで、応援メッセージをリクエスト。ソン・ガンは、韓国語の応援メッセージに加え、「勉強がんばって」の日本語で応援した。

3人目は、誕生日を祝ってほしいというソンピョン。ソン・ガンは、このソンピョンが、デビュー作『カノジョは嘘を愛しすぎてる』で初めてソン・ガンを知ったということに驚いた様子だったが、ほかのソンピョンからも同様の声が上がると、さらに驚いていた。
リクエストには、「お誕生日おめでとう。愛してる。大好きだよ」と日本語で言葉を贈り、ソンピョンも大喜びだった。

4人目は、『わかっていても』でソン・ガンを好きになり、将来俳優になりたいと思ったという男性ソンピョン。名前が呼ばれた時点で大興奮となり、ずっと手を振り続けるソンピョンにソン・ガンも古家もタジタジに。ソン・ガンは、俳優になりたいというソンピョンに、『わかっていても』のセリフで演技をリクエストすると、リクエストに応えてくれたソンピョンに、「やってくださったというのがカッコいいです。俳優になれると思います」と声を掛けていた。
そして最後に「一人ひとりのみなさんがそのような思いを持ってくださって、その気持ちを伝えてくれたということに本当に感動しています。みなさんのそういう気持ちが、仕事をする上での原動力になっています」とコーナーを締めくくった。

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