昨年10月～12月に行われた日本発の“サバイバル”オーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から誕生した11人ガールズグループ“ME:I”（ミーアイ）が、4月17日（水）のデビューに先駆け、初のファンコンサート『2024 ME:I LAUNCHING SHOW ME:ICONIC』を開催中だ。当初は3月27日（水）、28日（木）東京・東京ガーデンシアターの2公演、30日（土）、31日（日）大阪・おおきにアリーナ舞洲の4公演だけの予定だったがチケットはすぐに完売。急きょ4月13日（土）、14日（日）東京・国立代々木競技場第一体育館の3公演が追加されることになり、今週末にいよいよフィナーレを迎える。

このファンコンサートの3月27日（水）東京ガーデンシアター公演の模様をお届けします！
（※セットリスト掲載あり）

【レポ】ME:I『2024 ME:I LAUNCHING SHOW ME:ICONIC』 at 東京ガーデンシアター（3月27日）

オープニングでは、コンセプトの“ME:I独占マガジン”に合わせ、メンバーがひとりずつ、ファッションショーのようなウォーキングを披露。自信に満ちたカリスマあふれる表情でRAN、KEIKO、SHIZUKU、AYANE、TSUZUMI、SUZU、COCORO、KOKONA、MIU、RINON、MOMONAがYOU:ME（ユーミー：ME:Iのファン）の歓声を浴びると、最後は全員がステージにそろい、凛としたポーズで会場を圧倒。そのまま『想像以上』を披露した。

メンバーが一旦ステージを後にすると、MCのNICE73が登場。YOU:MEと掛け声の練習をし、大きな「ME:～I～！」の掛け声でメンバーたちを呼び込んだ。
「Click！ME:Iです！」という全員での挨拶に続き、「見守り担当、マドンニ」COCORO、「ふわふわ担当」SUZU、「黄色とラーメンが大好き」AYANE、「元気なマンネ」TSUZUMI、「サブリーダー、メインダンサー」RAN、「リーダー兼パパ」MOMONA、「天性のブロンド担当」SHIZUKU、「頭脳派オールラウンダー目指してます」MIU、「シャイニングスター」KEIKO、「クールビューティー」KOKONA、「ポジディブ姫担当」RINONと、キャッチフレーズを交えてひとりずつ自己紹介した。
たくさんのYOU:MEを前にMOMONAは「今日というこの日は特別です。やっと出会えた！」と喜びを伝えると、RANも感謝の気持ちを伝えていた。

イスに腰掛けてのトークがスタートすると、これまでの活動で記憶に残った瞬間を聞かれ、KEIKOは年末年始の韓国合宿が「家族みたい」だったと回答。その時に、お姉さんたちに教えてもらいながら、初めてひとりで洗濯をしたそうで、AYANEも合宿で「生活力が上がった」と話していた。TSUZUMIはいろいろな仕事を通じて「ME:Iの結束感が強くなった」と感じているそう。MIUからはデビュー曲『Click』の応援方法動画（Cheering Guide）の反響に対する感謝の言葉も伝えられた。

“～ME:I、初めて！～”のコーナーでは、「ME:Iの“追求美（추구미：チュグミ）”は？」というテーマに合わせ、それぞれが追い求める美のイメージを発表し、そのイメージに合うようなアイテムを選択していくことに。アイテムが入ったボックスは、メンバーからは中が見えないようになっていたため、YOU:MEからのヒントと勘だけで選択し、自分の“追求美”とはちょっと違うアイテムを選んでしまったメンバーも(笑)。メンバーたちは、そんなアイテムも上手に着こなして、そのままの姿で2曲目の『CHOPPY CHOPPY』を披露してくれた。

メンバーが一旦ステージを後にすると、メンバーがプレゼントを贈り合う映像がスタート。メンバー同士お互いのことを思ってプレゼントを選んだことがよくわかる、ほっこりとした映像となっていた。

ブルー系の衣装に着替えたメンバーたちがステージに戻ると、シャボン玉が舞う中『Sugar Bomb』をさわやかに披露。初披露だったこのパフォーマンスでは、SHIZUKUが投げたマイクスタンドをTSUZUMIがキャッチするという難しい振り付けもあり、「苦戦したよね～」と練習を振り返る2人。今日の投げ具合は「最高」だったそうで、満足そうな表情を浮かべる2人だった。

続いてのコーナー“CLICK ! CLICK! COVER GIRL☆”では、4チームに分かれ、“本日のカバーガール”を懸けてゲームに挑戦。ユニークなチーム名も決め、ハートの風船を傘などで運びながらウォーキングしたり、いち早くカメラを見つけてポーズをしたり、白熱するメンバーたち。カバーガールにふさわしいチームが決定すると、ごほうびのフォトタイムでポーズをキメるメンバーに、YOU:MEからもメンバーからも歓声が上がっていた。
（この時の写真はこちら→https://twitter.com/official__ME_I_/status/1772983518362009605）

ここで次のステージのため、メンバーがステージを後にすると、スクリーンでは先ほども話題になった『Click』Cheering Guideの映像がスタート。会場のYOU:MEも声を出して練習すると、いよいよ『Click』のステージへ。YOU:MEの掛け声もバッチリで、途中ダンスブレイクからの流れで、ひとりずつ順番にスポットライトが当たる場面では、それぞれが素敵な表情を見せ、大きな歓声が上がっていた。
この曲をもらってから、YOU:MEに早く見せたくてがんばって練習してきたというSHIZUKUは「パフォーマンスをお届けできてすごくうれしい」と喜び、COCOROもYOU:MEの完璧な掛け声に感動している様子。ダンスをやったことがなかったというRINONは、ダンスブレイクについて「（YUMEKIに）私たちに似合った振り付けをいただいてうれしかった」と話すと、ソロパートもあったRANは「私がひとりでできないことを、この10人のメンバーと一緒に、11人ME:Iのダンスブレイクとしてカッコいいものを作り上げることをみんなでがんばったので、カッコいいパートになってうれしい」と、全員が努力して作り上げたダンスブレイクであることを伝えた。

終わりの時間が近づくと、今日の公演について聞かれたMOMONAは「最高の一日でした！」と元気に回答。そして全員で「以上！ME:Iでした！」と挨拶し、最後の曲『FLY UP SO HIGH』を披露。『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』ファイナルのために木村カエラが歌詞を書き下ろした思い出の曲で、YOU:MEの胸を熱くさせた。

映し出された会場のYOU:MEが指定されたポーズをしなければならない楽しい映像に続き、アンコールステージへ。ネコ耳などを着けたかわいいメンバーたちが『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』テーマ曲の『LEAP HIGH! ～明日へ、めいっぱい～』をはつらつと披露すると、YOU:MEと一緒に記念撮影も。

最後の挨拶では、KEIKO「YOU:ME、最高でした～！！」、TSUZUMI「辛いこともたくさんあったんですけど、YOU:MEのみなさんに会えて、そんなことどうでもよくなったし、幸せでした！」、RAN「みなさんに応援していただいた分、ME:Iとして11人で恩返しできるように一生懸命がんばります！」、AYANE「すごい、満席…。私自身いっぱいYOU:MEに幸せにしてもらったので、これからもっとがんばります」、MIU「やっと練習生を卒業できたんだなって思います。これからはアーティストとして頻繁にYOU:MEのみなさんに会えるのを楽しみにしています」、MOMONA「本当にYOU:ME大好きです。ここからが始まりなので、この初心を忘れずに強く強く突き進んでいきたいと思います」、RINON「みなさんの応援が私たちの原動力であったり、がんばる力になるので、これからも応援よろしくお願いします」、SUZU「ME:Iが今スタートしたので、これからどんな花道もみなさんと一緒に走り続けたいです」、KOKONA「パフォーマンスする前からもうずっと『楽しみ、楽しみ』って言ってて、みなさんに会えて、すごくうれしいです」、SHIZUKU「みなさんの応援がすごく私の活力になってるので、これからは私がみなさんにいっぱいパワーをお届けするので、必ずまた会いましょう」、ラストのCOCOROは感極まりながら「まさか11位で名前呼ばれると思わなくって、本当にびっくりして。（YOU:MEの）目の前でパフォーマンスすることができて、すごく幸せです」とコメント。

最後のステージは「YOU:MEと一緒に」ということで、『&ME』のレクチャーをしてから、「以上！ME:Iでした！」と挨拶し『&ME』へ。歌詞の「♪YOU&ME～」を「♪YOU:ME～」に替え、会場一体となって歌い、YOU:MEとの結束力を高めた。
歌い終えると、メンバーたちはステージを移動しながらYOU:MEに丁寧に挨拶をして、手をつないで礼も。とびっきりの笑顔でステージを後にした。

ME:I初のファンコンサート『2024 ME:I LAUNCHING SHOW ME:ICONIC』は、今週末4月13日（土）、14日（日）東京・国立代々木競技場第一体育館の3公演がラスト。機材開放席の発売もあるようなので、お見逃しなく！