グローバルボーイズオーディション番組『少年ファンタジー~放課後のときめきシーズン2~』(以下、『少年ファンタジー』)より誕生した、
ソウル、カン・ミンソ、イ・ハンビン、ヒカリ、リンチ、ヒカル、キム・ウソク、ホン・ソンミン、オ・ヒョンテ、キム・ギュレ、ケイダンからなる11人組ボーイズグループFANTASY BOYS(ファンタジーボーイズ)。2023年9月に韓国デビューし、結成して間もなく1年という彼らだが、6月19日(水)にはJAPAN DEBUT MINI ALBUM『MAKE A FANTASY』で日本デビューも決まっている。4月に日本で行われた『ASIA STAR ENTERTAINER AWARDS 2024』でもASEA HOT ICONを受賞するなど、注目度も高まっている中、5月25日(土)大阪・Zepp Namba (OSAKA)を皮切りに『FANTASY BOYS ZEPP TOUR 2024 – First Love -』が開催された。5月31日(金)神奈川・KT Zepp Yokohama、6月1日(土)愛知・Zepp Nagoyaに続き、最終日の6月4日(火)には東京・Zepp Haneda (TOKYO)で公演が行われ、たくさんのBandi(バンディ:FANTASY BOYSのファン)が集まった。
(※ソウルは今回のツアーには不参加)
この最終日(6月4日)公演の模様をお届けします!
オープニング映像に続き、背中にナンバーが入ったユニフォームのような衣装のメンバーたちがステージに登場。初っぱなから5月にカムバックした最新ミニアルバムのタイトル曲『Pitter-Patter-Love(분명 그녀가 나를 보고 웃잖아)』を披露し、会場のBandiからは掛け声も。少年らしさいっぱいのさわやかなステージで会場を魅了すると、続いて『MAKE SUNSHINE(몰랐어 첫사랑인지 스쳐가는 감정인 건지)』では、ペアでのかわいいポーズもたくさん見せながらパフォーマンスした。
ここで「Shine the way!こんにちは、FANTASY BOYSです!」の全体挨拶に続き、ヒカルの掛け声で「『FANTASY BOYS ZEPP TOUR 2024 – First Love -』へようこそ~」と歓迎の言葉も伝えると、それぞれ日本語で自己紹介へ。
ウソク「僕はFANTASY BOYSのマスターキー、キム・ウソクです。Bandi、好きです。愛してます」
ヒカリ「FANTASY BOYSのヒカリです」
ミンソ「僕はFANTASY BOYSのリーダー、ミンソです」
ヒカル「FANTASY BOYSのいつまでもキラキラ輝く光でいたいヒカルです」
ハンビン「僕はFANTASY BOYSのサモエド、ハンビンです」
ヒョンテ「僕はFANTASY BOYSのヒョンテです」
リンチ「FANTASY BOYSの舞台王子、リンチです」
ギュレ「僕はFANTASY BOYSのギュレです」
ケイダン「FANTASY BOYSの末っ子、ケイダンです」
ソンミン「私はFANTASY BOYSの熱いネコちゃん、ソンミンです」
本日がZEPP TOURラストの公演ということで、ヒカルからは「最後までついてきてくれて、本当にみんなありがとう」の言葉も。そしてオープニングの2曲の間には、実はある仕掛けがあり、ヒカリが「僕たちが特別に準備したステージだったんですけど、みなさん何が特別かわかりましたか?」と質問したものの、会場のBandiは「??」という様子。ヒカルが「『Make Sunshine』は恋に落ちる瞬間を歌っている曲なんですが、今回のツアータイトル“First Love”に合わせて、この空間をBandiと共有できるように、ちょっといい香りを出してみたんですけど、わかりましたか?」とネタばらしをすると、“さっきの花のようないい香りのことか!”と気づいたBandiたちから拍手が起こっていた。そんな様子を見て、ソンミンは「コンサートでBandiと素敵な思い出を作ることができて本当にうれしいです」、ギュレは「僕は香りが出てくるコンサートは初めてだったんですけど、本当にいい香りですね」、ウソクも「スペシャルな空間をBandiのみなさんと一緒に楽しめて最高です。Bandiのみんなも喜んでくれるとうれしいです」とコメントしていた。
さらにツアー最後の日ということで、これまでの公演の感想や今日の意気込みを聞いてみることに。まずヒカルが「どんどんどんどんコンサートが楽しくなってるのを感じてて、みんな本当に来てくれて、本当にうれしいし、ありがたいなって思ってます。今日もね、たくさん楽しんで帰ってもらえるように心を込めてがんばるので、見守っててください」と感想を伝えると、ミンソが「今日は最後のコンサート、Bandiを帰さない!」と意気込みを伝えた。
そしてソンミンが「記念すべき日本デビュー曲」と紹介して、全員で「行きましょう!」と士気を高めると『New Tomorrow JAPANESE ver.』のステージへ。明るい未来へのスタートを感じさせる初夏にぴったりな楽曲を笑顔いっぱいにパフォーマンスし、途中ケイダンを中心としたアクロバットも披露した。
ここでメンバーたちが一旦ステージを後にすると、『Pitter-Patter-Love』のMVを挟み、そんなMVの雰囲気そのままの制服の衣装に着替えたメンバーたちが再びステージへ。
まずは『View』(原曲:SHINee)のカバーステージを披露し、ヒョンテがソロダンスを見せたり、ハンビンの強烈なボーカルも。
続いてヒカル、ソンミン、ハンビン、リンチによる『Feeling』のステージへ。この楽曲はヒカルが作詞作曲した楽曲ということで、マイクスタンドを使い、感情いっぱいに歌い上げていた。
ガラリと雰囲気を変え、『90’s Love』(原曲:NCT U)のカバーステージでは、リンチの誕生日を祝う「リンチおめでとう!」の言葉から始まり、リンチ、ギュレ、ヒカル、ヒカリ、ヒョンテ、ミンソの6人が圧倒的なパフォーマンスを披露。『少年ファンタジー』でも披露していた曲だが、その成長を感じさせるステージとなっていた。
このセクション最後は、「Bandiにささげます」の言葉で始まったハンビンの『Lemon』(原曲:米津玄師)のソロステージ。ハンビン特有の低音ボイスでオリジナリティあふれる『Lemon』になっていた。
ここでハンビンと入れ替わるようにほかのメンバーがステージに出てくると、「私のヒカリ、私のヒカル、私のリンチです」と言って、メンバーと戯れるソンミン(笑)。先ほど披露した『90’s Love』のステージについて聞かれたミンソは、「良かったです!」と答え、Bandiにも「どうでしたか?」と質問。その反応に「テンションが上がる曲なんですよね、“♪Here we go here we go~”で。みなさんのテンションも上がって、コンサートを楽しんでもらえたらうれしいです」と、ミンソのテンションも上がっていた。
また、作詞作曲を手掛けた『Feeling』の制作秘話を聞かれたヒカルは、一緒に歌ったソンミン、ハンビン、リンチについて、「ボーカルカリスマでもあるヒカルが見て、みんなの少し惜しいなと思ってた部分が、この曲を通してちょっと改善されたと思ったことがあって、それがレコーディングしながら、ちょっと誇らしかった部分でした」と真摯に回答していた。
(つづく)→次頁へ