歌手や俳優など多方面で活躍しているユク・ソンジェの、ソロとしては初めてとなる来日ファンミーティング『2024 YOOK SUNG JAE 個人展 : Look Closely (1995作) in Japan』を6月21日に東京国際フォーラム ホールC、6月28日にNHK大阪ホールにて開催し、日本のファンと久しぶりの再会を果たした。
先月発売したソロアルバムのタイトル曲『Be Somebody』を披露しファンミーティングの幕を開けると、ステージに登場したユク・ソンジェは流暢な日本語と持ち前のトークセンスでMCの古家さんと息の合ったトークを展開。久しぶりに会う日本のメロディ(BTOBファンの総称)を見渡し再会を喜びながら、何度も声をかけコミュニケーションを楽しんだ。
今回のファンミーティングのコンセプトは展示会。“ユク・ソンジェ”という作品を満喫するためのコーナーがたくさん準備され、最近の写真を一緒に見るコーナーでは、5月に発売されたアルバム『EXHIBITION:Look Closely』のアルバムフォトと日常の写真、そしてピアノを演奏する動画を公開しながらエピソードを聞かせてくれた。
日本公演のために特別に準備された米津玄師の『Lemon』のカバーでは、歌唱力を存分に発揮し客席のファンたちを感動させた。VTRを挟みアルバム収録曲の『The Ghost』で2部の幕を上げると、続いてはアンバサダーモデルゲームのコーナー。お題として登場するアイテムの広告モデルになりきり、関連するミッションにも挑戦。カメラをお題としたミッションでは選ばれたファンと一緒に写真を撮ることとなり、ソンジェが直接客席に降りてメンバーを選抜。見事ミッションをクリアしたメンバーにはVTR中に作っていたブレスレット、そして2ショット写真まで豪華なプレゼントが贈呈された。
ゲームの興奮も冷めやらぬ中、別れを惜しみながら未発表曲『少しずつ(점점)』を披露。曲中で「また会えるまで元気でいてほしいです。すぐ来るからね」とファンへのメッセージを伝え、終始和やかなムードで本編が終了。
ソロアーティストとして新たな挑戦をする決意が書かれた直筆の手紙が映像で流れると、客席からのアンコールに応えるようにソンジェが再登場。ファンからのサプライズで客席に掲げられたスローガン(私たちの自慢のソンジェ♡いつも大好きやで♡)を見て「僕のほうがもっと大好きやで!」と嬉しそうな笑顔を見せた。
東京公演ではソロアーティストとしてのソンジェを応援してくれるファンの名前を「“6(ロク)たち”」と名付けたソンジェ。大阪でも公演中「“6たち”~!」と叫ぶと、客席からは指で作ったロクポーズでファンからもソンジェへ愛を伝えた。
最後はアルバム収録曲『Without you』を歌いながら客席に降りて盛り上げた。「さみしいな」とファンとの別れを惜しみながらも「もっと素敵になって戻ってくる」と最後の別れを告げた。イベント終了後にはお見送り会も行われ、ファンへの愛情を惜しみなく表現した。
※写真は東京・大阪両公演分です。