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2024年7月19日20時45分 金曜日 期待の新鋭ホン・サビン×ソン・ジュンギ『このろくでもない世界で』、ソン・ジュンギ扮する裏社会の男の暗い瞳の奥に隠された悲しすぎる過去が明らかに―――右耳の痛々しい傷跡の理由とは?本編映像解禁!

第76回カンヌ国際映画祭&第28回釜山国際映画祭に公式出品され、百想芸術大賞で4部門ノミネート、見事キム・ヒョンソが<新人演技賞>に輝いた話題の韓国映画『ファラン(原題/オランダを意味する)』『HOPELESS(英題)』が『このろくでもない世界で』の邦題で、7月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開となります。
この度、18歳の少年ヨンギュに裏社会での生き方を教える地元の犯罪組織のリーダー・チゴンの悲しい過去が明らかになる本編映像が解禁されました。

「息をしていても生きてるとは限らない」
チゴンの瞳の奥に隠された悲しすぎる過去を弟分のヨンギュに明かす瞬間

ある地方の暴力が蔓延る町で貧困にもあえぐ18歳の少年・ヨンギュ(ホン・サビン)と、彼の絶望漂う瞳にかつての自分を重ねた裏社会の男・チゴン(ソン・ジュンギ)。傷だらけのふたりが交錯した時、彼らの運命は思わぬ方向へ猛スピードで走り出す―――。この度、これまで明らかにされていなかった、ヨンギュと同じ町に生まれ育ったチゴンの悲しすぎる過去が明らかになる本編映像が解禁された。

ボスにある仕事を頼まれていたヨンギュを迎えに湖のほとりに1人佇むチゴンを捉えた映像で始まり、組織の中で成長し始めたヨンギュに昔そこで起きたある事故について独り言のように語り始める。

「ある男がよく来てた。子供連れでな。そして、その子を1人で沖合に残す。男は湖畔で待つだけ」。
その男は子供に男が営む飲食店の食材を捕らせて自分は酒を飲んでいた。だが、ある日、いつも通り湖に入った子供が出てこなくなったという。チゴンはさらに、タバコを燻らせ、時折ヨンギュの方も気にかけながら続ける。
「もう1人釣り人がいた。その日も釣れるまで数時間座っているつもりだった。だが5分過ぎた頃、その日に限って竿に力強い引きを感じた”これは大物だ“男は喜んで必死に釣り糸を引いた」。
時折ある“箱”を作るチゴンの映像が挟まれる。
「釣り人が釣り上げたのはほんの数センチの小魚だったという。”そんなバカな“と水の中を覗き、仰天した。男は、魚ではなく耳の切れた子供を釣っていた。引き上げたが、子供に息はなかった」
と語ると、現在のチゴンの右耳の傷がクローズアップされる。その子供はチゴンに他ならなかった。後ろ姿のチゴンは「死んでいたのに・・・水を吐いて起き上がった」
というチゴンの独白で映像は終わる。

まさにヨンギュのように酷い家庭環境で生まれ育ち、裏社会のボスに拾われ今の世界での人生に足を踏み入れていたのだった。私情を挟まず非情なまでに〈汚い仕事〉をこなすチゴンの壮絶な子供時代を知ったヨンギュは覚悟を決め、ますます深みに嵌っていき、後戻りのできないある決断を下すことになる…。
このろくでもない世界で、共鳴した二つの孤独な魂に、ほんの一瞬でも陽が注ぐことはあるのだろうか?劇場で確かめて欲しい。

また、本作の公開を記念して『このろくでもない世界で』7月26日(金)から上映する全劇場にて入場者プレゼントの実施が決定した。7月27日(土)、28日(日)2日間限定、先着で日替わりのオリジナル・ポストカードをプレゼント!27日は、ソン・ジュンギの直筆サインとメッセージがプリントされた日本版ビジュアル、28日は韓国公開時のティザービジュアルを、それぞれポストカードにして、ご来場の皆様へプレゼント!数に限りがございますので、ゲットしたい方は劇場へ急げ!!詳細は映画公式HP(https://happinet-phantom.com/hopeless/present.html)をご確認ください。

ソン・ジュンギが脚本に惚れ込み、新境地を開拓!
裏社会で生きる孤独な男を演じ、圧倒的な存在感を放つ

社会格差の闇を描き続ける韓国映画界から新たな才能が発掘された。本作が初長編作品となる監督・脚本のキム・チャンフンだ。実話ではないものの、監督自身が社会で苦労した経験をエッセンスとして盛り込み、身体的痛みと心の叫びが渾然一体となった脚本に惚れ込んだソン・ジュンギがチゴン役を熱望したことから、この企画が本格的に動き出したという。ソン・ジュンギは「これは韓国映画界に絶対に必要なプロジェクトだと信じていたので、参加する機会を頂けて感謝している」とその理由を語っている。チゴンの属する犯罪組織の門戸を叩くほかなかったヨンギュは、仕事という名の“盗み”を働き、徐々に憧れのチゴンに認められていくが……。

ヨンギュ役に扮したのは映画初主演のホン・サビン。この役を勝ち取るまでに三度のオーディションを経たという。そして、ヨンギュの義妹・ハヤン役に同じく新人のキム・ヒョンソ。百想芸術大賞では<新人演技賞>に見事輝いた。アーティストとして、BIBI名義で韓国ではもちろんアメリカのラジオ市場を席巻、Mediabaseトップ40のポップラジオチャートで20位以内にチャートイン、さらには「コーチェラ」で2度ステージに上がるなど、めざましい活躍を見せている。そして長編デビュー作のキム・チャンフン監督というフレッシュなメンバーのなか、「ヴィンチェンツォ」「財閥家の末息子~Reborn Rich~」『ロ・ギワン』等で主演を務め、視聴率が「愛の不時着」を超えたと話題沸騰のTVドラマ「涙の女王」に“ヴィンチェンツォ役”としてカメオ出演。最近では小栗旬・赤西仁出演のNetflixシリーズ「ロマンチックアノニマス」への特別出演も発表されるなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのグローバルスターであるソン・ジュンギが果たした役割は大きかった。「トキメキ☆成均館スキャンダル」「太陽の末裔」で女性ファンを夢中にさせて以来、常にトップスターであり続けたジュンギが、大きく作り上げた体躯になまなましい傷を全身に刻んだ犯罪組織のリーダーという、これまで目にしたことのない姿で登場。表情や声のトーンまで徹底的に変身させて、チゴンというキャラクターを時に大胆に、時に繊細に演じ切った。その渾身の演技と若手チームとの協働がカンヌ国際映画祭&釜山国際映画祭へ導いたと言えるだろう。
映画『このろくでもない世界で』は7月26日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。

『このろくでもない世界で』
<STORY>
継父のDVに怯える18歳のヨンギュ(ホン・サビン)は、義理の妹ハヤン(キム・ヒョンソ)を守るために暴力沙汰を起こして高校を停学、その上、示談金を求められる。生き抜く術のないヨンギュは、地元の犯罪組織のリーダー、チゴン(ソン・ジュンギ)の門戸を叩くほかなかった。仕事という名の“盗み”を働き、徐々に憧れのチゴンに認められていくが、ある日、組織の非情な掟に背いてしまい……。
このろくでもない世界で、ほんの一瞬でも彼らに陽が注ぐことはあるのだろうか?

監督・脚本:キム・チャンフン(初長編監督作品)
出演:ホン・サビン、ソン・ジュンギ、キム・ヒョンソ(BIBI)
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
公式HP:happinet-phantom.com/hopeless
X:@hopeless_movie
2023年/韓国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:화란/英題:HOPELESS/123分/字幕翻訳:本田恵子/R15+
(C) 2023 PLUS M ENTERTAINMENT, SANAI PICTURES, HiSTORY ALL RIGHTS RESERVED.
7月26日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開



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