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2024年12月22日14時27分 日曜日 【レポ】JAEJOONG(ジェジュン)&XIA(ジュンス)が、JXというユニットとして『JX 2024 CONCERT <IDENTITY> in Japan』で20周年のメモリアルなステージを披露!レジェンドとしての威厳を見せ、寒さを吹き飛ばした熱いステージでファンを魅了!(1/2)

2003年にデビューして以来、グループ活動からソロアーティストとして常に活躍してきたJAEJOONG(ジェジュン)とXIA(ジュンス)。紆余曲折を経て20周年を迎え、2人でJXというユニットを組み、待ち望んでいたファンの前に立ち、先月実施したソウル公演に続く日本公演『JX 2024 CONCERT <IDENTITY> in Japan』が埼玉・ベルーナドームで実現した。
 
2004年1月にグループ東方神起としてデビューした2人 は、第2世代のK-POP界を牽引。韓国ではすでにグループとしてトップを走っていたが、日本市場でも、たまに来るグループという位置付けでなく、腰を据えてJ-POPとしても挑み、ボーカル力が優れたアカペラグループとして、さらにはダンスパフォーマンスでも魅せるグループとしてシンドロームを起こし、日本でも一から花を咲かせる。グループのボーカルの“中枢”を務めた2人は、グループを出た後、苦労しながらもJYJとして、ソロアーティストとしてそれぞれが活躍をしていく。その20周年の足跡を振り返るメモリアルなステージは、万感の思いがギュッと詰まったステージだった。その最終日、12月15日(日)のコンサートの模様をお届けします!

【レポ】JX『JX 2024 CONCERT <IDENTITY> in Japan』 at ベルーナドーム(12月15日)(1/2)

ベルーナドームは、屋内屋外中間型のドームで、この時期とても寒い。しかし、2人のファンからの熱気はすごく、合同コンサートをずっと待ち続けていた長年のファンの熱い思いや新しくファンになった人からは、かつての名曲を初めて聴く人の期待が伝わってきた。
オープニングから「Rising Sun」「Purple Line」「“O”-正.反.合.」と、ユ・ヨンジンが生み出した最高なダンスパフォーマンスの代表曲で幕を開け、観客を初っぱなから絶叫させた。JAEJOONGは、ソロではロック系の曲を中心に活動していて、激しいダンスパフォーマンスをしていなかったので、XIAが「今回の見どころはJAEJOONGのダンスパフォーマンス」と明言。JAEJOONGはソロでは、ハンドマイクのみで活動していたので、最初ハンドマイクを使用予定だったそうだが、今回「ヘッドセットのマイクで歌い踊るJAEJOONGを見たい人がたくさんいるのではないか」というXIAのアドバイスからヘッドセットを購入したという(ソウル公演でのエピソードより)。そんなエピソードから2人の気合を感じ、この2人の声で掛け合って歌っている姿に、懐かしさを感じながら、長年待っていたファンは、いろんな思いが染みたに違いない。会場には、割れんばかりの感動の声援が飛んでいた。

3曲を歌い踊った後、2人でのユニット名では初なので、まだ初々しく「こんにちは、JXです。『2024 CONCERT <IDENTITY>』へようこそ!」と最初の挨拶。JAEJOONGは「昨日もでしたけど、今日もすごいですね。1階も2階も3階も、本当にすごいすごい。1席も空いてる席が見えなくて、すごい美しい景色に見えます」と、会場に足を運んでくれたファンに感謝を述べた。XIAが「JAEJOONGのファンのみなさまは知っていると思いますが、JAEJOONGが久しぶりに踊っているじゃないですか。それがいちばん今回の見どころです。ぜひチェックしてください。やりますね~」と言うと、JAEJOONGは「最初からそう言うと逃げ道なくなっちゃう (笑)。でもこうやってがんばって、気持ちいい汗をかいてますが、みなさん寒いですよね~?」と言うと、会場から寒さに対する笑いが起きていた。
XIAは「日本語のレベルが低くなっちゃいました。それは、すまないです。でも、昨日よりはペラペラになってるじゃないですか?今日はレベルを高めてきました(笑)。JAEJOONGが、ペラペラだから…」と、2人の掛け合いトークが面白い。XIAならではの言い回しの言葉「今日も楽しくいっても良さそうだ!」という言葉も出てきて、ほっこりとした笑いを誘いながら、トークが弾む。

そして歌に入ると、かわいらしい楽しいやりとりから人が変わったように、切り替わる。
バラードの名曲「Whatever They Say」「I believe…(믿어요)」と、2人の魂のこもった歌声で会場を掌握していく。この声でこの曲を、時を経て今聴ける喜び。時の積み重ねで磨きがかかった歌声は、懐かしさと相まってファンの心に響いていく。掛け合いのお互いのアドリブの効いた絶妙さがベテランの磨きを加え、改めて曲が染み渡っていく。2人の声質は、個性がそれぞれ全然違うのに、なぜか相性の良さを感じ、この組み合わせでメインボーカルのグループを考えた人はやはりすごい。

そして映像を挟み、日本で活動をしていた頃の曲「SKY」へ。間奏では、ジュンスタイムのフリーダンスを入れながら、2人で楽しんで踊っている姿がなんとも微笑ましい。
そして韓国語曲「My Girl(넌 언제나)」では、ハングルだけど会場のファンにも「一緒に歌って!」と催促し、カタカナのハングルがスクリーンに出てきてファンは合唱。途中2人から「できるよ、もっと自信持って!後ろ歌詞出るから、でっかいカラオケだと思って、俺ら見てくれなくても大丈夫だから、歌詞だけがっちり見て、ちょっと思い出しながら(JAEJOONG)、発音とか間違ってもいいから(XIA)、間違っても良さそうだ(JAEJOONG)、せーの!!」の掛け声とともに、一斉に観客が歌い出す。会場からこだまする歌声に合わせて2人が歌う、何とも幸せな空間が広がっていった。ハングル曲を一緒に歌う日が来たというのも感慨深かった。
そして名曲が続き「そして…Holding Back The Tears(그리고)」を、花道の左右のステージでそれぞれが歌い、左右からセンターの花道に戻るとお互いの顔を時折見ながら、2人の思いを入れ込んで歌をつないでいくのが伝わってくる。

そしてXIAのイメージ映像を挟み、XIAがソロ曲を披露。前髪を上げて大人っぽく登場して「Tarantallegra」「Flower」「ROCK THE WORLD」と激しいダンス曲を切れ味抜群に3曲踊り続ける。踊りながらもブレない歌声は、さすがXIAである。見ごたえのあるステージは、迫力があった。
そしてJAEJOONGはロックな曲調の「Devotion」「Summer J」「Glorious Day」で、力強い歌声を会場中に響き渡らせる。会場を巻き込んで、どんどん寒い会場を温めていく。それぞれの武器を生かしたソロステージに、個性が光っていた。

再びイメージ映像が流れた後、日本で活動していた頃の懐かしい曲へ突入。黒のストライプの入った短めのジャケットのセットアップスーツを着た2人が登場し、「Stand by U」「明日は来るから」「どうして君を好きになってしまったんだろう?」「Begin」と思い入れのある曲を歌いつなぐ。心を込めて歌詞を大事に歌っていく2人の声は琴線に触れ、染み渡っていく。懐かしい2人の掛け合い、ハーモニーが会場に響き渡ると、会場からもそれぞれが思いを巡らせながら聴き入っている感じが伝わってくる。そして「PROUD」では、スクリーンでかつての若かりし頃の2人の映像と今のライブ映像を重ねて、さらに時を刻む。紆余曲折がありながらも、ここまでお互い切磋琢磨しながらがんばってきた今の「PROUD」を感じさせた。

歌い終えると「歌いたい曲がたくさんありすぎて、どの曲を歌うか曲を選ぶのがいちばん難しかった。本当に、みなさんが愛してくれている曲だったんですけど、これ以外にもたくさんあったんですよね」とXIA。
そしてJAEJOONG「あまり歌ってなかったけど、その中でもみなさんが聴きたがってるんじゃないかなと予想して、そこから選ばれたメドレーの曲になっていて個人的にはすごく良かったのではないかと思ってます。2人で歌うので、フルはきついのではないかと思いながらも、練習するときがんばったんですけど。久しぶりに歌う曲だけど、でも気持ち的にはそうではなかった…」、XIA「そのほか、『Forever Love』とか『TAXI』とか、まだまだたくさんありすぎて~。また、こういう一緒にできるようなステージをする機会があったら、ほかもたくさん歌いたい曲があるので、よくわからないけどお楽しみに」、JAEJOONG「急に告知みたいになったけど、まだわからないけど、完璧に聴かせるようなステージでなくても、メロディとか10秒ずつとか、歌うのもありじゃない。たくさん曲あるから、全部は物理的に無理だからさ~」と未来に期待が膨らむ。
XIAが「Forever Love」や「時ヲ止メテ」のフレーズを歌い出し、歌詞を思い出せない話から「居酒屋で自分たちの声が聴こえてくるけど、僕の声なのに?この曲は何?」ということがあるという話に花が咲き、スタッフが昨日近所の焼肉屋に行ったら「時ヲ止メテ」が流れていたという話になり、「でもいつか歌いましょう」と語ってくれることがうれしい。

(つづく)→次頁




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