体育の日の10月13日(月)東京国際フォーラムにて行われたイ・ミンホのグローバルツアー「RE:MINHO」。この公演に先駆けて、来日記念の記者会見が行われた。
記者会見では、グローバルツアー「RE:MINHO」についてはもちろん、9月、10月と連続してリリースされたイ・ミンホ&パク・シネ主演で話題となったドラマ『相続者たち』のBlu-ray&DVDや最新アルバム『Song for you』についての話題も語られた。
まずは日本語で「みなさんこんにちは、イ・ミンホです。お久しぶりです」と挨拶。
―(昨日の公演で)7か月ぶりに日本のファンのみなさんとお会いになっていかがですか?
今回のアルバムはファンのみなさんのために出したんですが、そのアルバムの曲をみなさんがとても気に入って本当に楽しく遊んでくださったので、僕自身もとても楽しむことができました。
―この後また公演がありますね。
はいそうです。今日は2度目の公演になります。
―日本でも大好評となったドラマ『相続者たち』ですが、Blu-ray&DVD BOX1・2が発売となりました。前半、後半で印象に残っているシーン、見どころは?
まず前半は、やはりアメリカで撮影したシーンがとてもきれいな映像が撮れて良かったと思います。その撮影のために僕自身、1か月近くアメリカにいましたが、とても良かったし、このドラマのストーリーが始まっていく、という部分だったのでとてもワクワクできる、そんなシーンだったと思います。
後半は感情をあらわにするシーンがたくさんあったので、今まで生きてきた中でもいちばん泣いたんじゃないかと思います。ですから、涙を流すシーンが印象的でした。
―『相続者たち』で演じたキム・タンという役柄はどういう人物ですか?
キム・タンという役は設定としては大きな財閥グループの子供ですが、正妻の子ではなく、とても寂しい思いをして育ってきた青年です。でも、心から真心を持って人間関係を築くことができるとても素敵な18歳の青年だと思います。
―かなり男らしいシーン(ファイトシーンで血まみれになったり)が多かったと思いますが、どんな風に撮影しましたか?
ケンカするシーンもありましたが、それはカッコよく戦うのではなくて、あくまでも18歳だったらどんなケンカをするかなと考えながら、感情に従って撮影しました。
―(演じる上で)難しいところはありませんでしたか?
当初は10代のロマンスを描くドラマということで感情を表現するので、こんなに深く感情を表現できるのかと思いました。でもよくよく考えてみると10代だからこそ本当に自分たちの感情に素直になって表現しようと思い、その純粋な感情を表すにはどうしたらいいのかというところが難しかったです。
―キム・タンの魅力はどんなところですか?
やはり、真実、真心だと思います。その人柄から相手を武装解除することができる、そして人から愛されて、その愛を分け合うことができる、そういうところが魅力じゃないかと思います。
―10月10日に発売された新しいアルバム『Song for you』がオリコンデイリーランキング1位となりました。
(日本語で)ありがとうございます。
―ファーストアルバムに続いての1位はすごいことだと思いますが、率直なお気持ちは?
本当にファンのみなさまに感謝しています。
―今回のアルバム『Song for you』で一番気に入っている曲は?
歌の場合もそこに意味や感情が込められている楽曲がとてもいい歌だと思うので、今回のアルバムでのタイトル曲である『Song for you』が僕はいいと思います。今回のアルバムを出すことになった理由、そしてそもそも僕が歌う理由が込められているからです。
―ファンのみなさんに一緒に歌ってほしい、そんな曲になっていますね。
どちらかというと『Song for you』という曲はファンのみなさんにじっくり聞いてほしい曲、それ以外の収録曲は公演の中で一緒に楽しめる曲もありますので、みなさんと一緒に歌いたいなと思います。
―世界中からラブコールが絶えないそうですが、各地のファンの印象や違いは?
それぞれどういう服装をしているか、ということ以外は同じかなと思います。誰かを好きで、その気持ちを表現する方法というのは同じだと思います。
ここからは記者からの質問。
―(『相続者たち』では)ファイトシーンを闘ったキム・ウビンさんをはじめ、若い共演者が多かったと思いますが、撮影現場はどんな雰囲気でしたか?
今後制服を着る機会があるかな、と思いながら撮影に入ったんですが、劇中で学校のシーンでは僕が年上ということもあって、他の年下の俳優さんには愛情をもって接しました。撮影当初から親しくなろうと努力したので、現場はとてもいい雰囲気になりました。やはり若者同士なので、冗談を言い合ったり軽口を叩き合いながら本当に楽しく撮影をしていました。劇中ではキム・ウビンさんとは本当にいつも相反する敵同士の反目する関係ではあったんですが、実際にはとても仲良く接していました。
―『グローバルツアー「RE:MINHO」』の見どころは?
日本公演では僕がたくさん歌を歌うということだと思います。俳優にも関わらず、今回12曲も歌います。その中でも特にハイライトと言えるのは、1部2部の構成の第2部のところです。アップテンポな曲で、会場のファンのみなさんも立ち上がって楽しんでいただければと思っています。今までの作品を通して見せることのできなかったイ・ミンホ本来の姿をそこで見ていただこうかなと思います。僕自身も本当にステージで楽しんでいます。
―これから「相続者たち」のBlu-ray&DVDを観る方へメッセージを。
人は異性でも人間同士でも本当に愛し合っていくものだと思います。しかしともするとその大切さを忘れてしまったり、色んな現実問題にぶつかることもあって、本当に真心から人を愛するという機会を失いがち、少なくなりがちだと思います。でもこの作品を観ていだくと、本当に真実の愛がどういったものなのか、その必要性とか、そのまま愛情を感じること、胸がドキドキする感情というものを感じていただけると思いますので、ぜひこの作品を観ることをお勧めしたいなと思います。
―今後の活動予定とファンのみなさまに向けてのメッセージを。
僕の活動としては来月11月に映画(『江南1970』)が公開になる予定です。この映画がたくさんの人に愛されればいいなと思います。その映画のPRとそしてこのグローバルツアーで今年は終わると思いますので、来年またさらにいい作品を通してみなさんの癒しになるような、そんな俳優になれるといいなと思います。
ファンのみなさんには「本当にいつも感謝しています。」「愛しています。」という言葉を伝えたいです。
以上で記者会見は終了。終始笑顔で、飾らないナチュラルな雰囲気が印象的だった。
公演の模様は後日アップ予定。お楽しみに!
■イ・ミンホ 2ndアルバム
オリコンデイリーランキング1位を獲得!
新曲5曲を収録。どの曲も聞くたびに違う発見がある、新鮮な魅力に満ち溢れた特別な1枚となっています。
<Type-1>¥3,000(税込)
<Type-2 DVD付き> ¥3,240(税込)
イ・ミンホ日本公式サイトにて発売中:http://www.minho.jp/
発売日:2014年10月10日(金)
発売元:Universal Music LLC