その後の選手入場行進は各国のお国柄が出て面白かった。進行役のプロデューサーかな、進行表みたいなの持っていて、「行け、行け」ってジェスチャーで選手に早く歩くように促すのに、皆自分のカメラで客席の写真撮ったり、セルカ棒で自分達の写真撮ったり忙しく。
日本人選手団は帽子を振りながらの登場。選手団は140カ国以上から13,000人ほど参加だったらしく、アルファベット順で最後の大選手団のアメリカ(USA)が入場するころにはかなり時間がたっていたが、さすがチームアメリカは大人気で、皆客席から手を振っていた。
東京オリンピックはどんな風になるのかなあ(東京オリンピックの開会式には行けるわけないので当然テレビなわけだけど)。
入場後に選手宣誓が終わるといよいよ文化イベント「未来の光」U are shining!
用意されていたイスでは足りなかったのか、ステージ近くの地面に体育座りする選手達もいて、「そのVVIP席代わって~」と心の中で叫ぶ(笑)
メインステージセンターにチュウォンとソン・ソフィが白い衣装で登場。
ユノはフィールドの隅にポーズをとって待機している。照明が当たってないのに完璧なポージング。
衣装はイッセイミヤケのバック(BAO BAO ISSEY MIYAKE)風(笑)ノースリーブロングジャケット。
デコだしヘアースタイル、メークはアイラインくっきり、いつもよりかなり濃い。
チュウォンは「製パン王キム・タック」や「グッドドクター」で演技が上手い俳優なのは知っていたが、評判の良かったミュージカル「ゴースト」はタイミング合わず見に行けなかったので、生歌は初めて聞いたけれどかなり上手い!立ち姿もミュージカルで鍛えられているのか堂々としていて美しい。
そのチュウォンたちにのいるメインステージに向かい、ユノが踊りながら近づいていく。指先まで神経が行き渡っていながら長い手足をダイナミックに動かして、スタジアムバージョンの踊り。緊張している感じだったが、顔つき気合ハンパない。光州の勇者。雄のニオイをプンプン漂わせていた。
センターステージに立つと、ドヤ顔で首をぐるりっと回して、Maximum登場場面を彷彿させる。両手を広げたポージングでスタジアムを制覇した感じ。
「うぉ~、ユノ、兵役前最後のステージで故郷に錦を飾ったね、良かったねえ」と胸が詰まる。
自分のパートが終わると片ひざ立てて座り、右手をつき左手を背中に回したポーズで待機。途中フードを直したりしながら、左手もついて、クランチングスタートポーズ。
チュウォンが歌いながらユノに近づき、ユノの肩に手をおき、おもむろにユノが立ち上がり歌いだすと、客席から歓声というより悲鳴のような絶叫の声がスタジアムに響く。
チュウォンとのハモリがピタっと合って、さすが、ユノのローパートは安定している。。(つづく)→ 次頁へ
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