韓国で8月5日に公開され、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』を抑えて初日1位の動員を記録し、さらに韓国歴代2位の動員を果たした『国際市場で逢いましょう』の記録をしのぐ、3日間で100万人を超えるといった快挙を成し遂げ、現在(9/15付)1,250万人を超え、日本でも大ヒットとなった『王になった男』『王の男』抜き歴代7位で爆進中のリュ・スンワン監督最新作『ベテラン』。日本では12月12日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋他にて全国順次ロードショーとなる。
『生き残るための3つの取引』や『ベルリンファイル』など、先が読めないストーリー展開とリアルなアクションで常に観客を圧倒してきたリュ・スンワン監督が本作で描くのは、触れてはいけない韓国最大のタブー、財閥の横暴。『ベテラン』は政府さえ金の力で動かす大財閥と、悪は絶対許さない武闘派“ベテラン”刑事率いる5人の個性派広域捜査隊チームの対決を描いた活劇アクションだ。
香港映画のような肉弾アクションとコミカルで軽快な展開でありながら、財閥の裏側を描き韓国社会を一刀両断するダイナミックなアイディアは既存の韓国映画の概念を超える興奮を与えてくれる。勝てるはずのない巨大権力に一発逆転を狙って正義のために立ち向かう広域捜査隊の痛快で爽快な活躍は、あなたの正義を熱くする!
この度、12月12日(土)の公開に先立ちポスターが解禁となった。
上段には、熱い正義感を漂わせる黄色をバックに、バットを持ち警察とは似つかわしくない広域捜査隊のメンバーと手錠を差し出すいかにも“ベテラン”刑事のファン・ジョンミン。見るだけで一筋縄ではいかない個性派の刑事たちの動向が気になるところだ。また一転して、下段にはクールでダークな雰囲気を持つブルーをバックに狂気を含む財閥御曹司ユ・アインが睨みつける。一見して悪役という、勧善懲悪で分かりやすい対立構造であるがどちらも只者じゃないキャラクターの対決が期待できる。キャストの凄む表情、そして背景の色合いなどあえて分かりやすく、ダサさを残すことで懐かしい刑事ドラマ世代には堪らない雰囲気のあるポスターになっている。また、9月19日(土)より特別鑑賞券も上映劇場にて発売。特典には、年末公開ということもあり、『開運!特別年賀状!!』付きとなっている。年賀状にはファン・ジョンミン演じるドチョル、ユ・アイン演じるチョ・テオからの年明けメッセージが入っており、使いたくないほどのかっこよさ!この年賀状があれば来年もいい年間違いなし!!(特典付き特別鑑賞券は数量限定、一部劇場のみの販売になります)
《story》
犯罪の匂いを嗅ぎ分け、悪党はぶちのめす武闘派ベテラン刑事“ソ・ドチョル”(ファン・ジョンミン)。勝負師“オ チーム長”(オ・ダルス)、スタイル抜群の紅一点“ミス・ボン”(チャン・ユンジュ)、肉体派“ワン”(オ・デファン)に、末っ子刑事“ユン”(キム・シフ)まで曲者揃いの特殊強力事件担当、広域捜査隊。長い間追ってきた国際詐欺集団を捕まえ、昇進に浮かれていたドチョルは、あるパーティーで財閥3世“チョ・テオ”(ユ・アイン)と出会う。テオに犯罪の匂いを嗅ぎとったドチョルは、“罪は犯すな”と警告するが、まもなくテオの同族会社シンジンブ物産で社員が遺書を残し飛び降り自殺を図る。ドチョルはこの不審な自殺の裏にはテオが絡んでいると疑い、一人捜査を始める。しかし、相手は韓国政府にさえ影響力のある大財閥。警察上層部からの圧力などもあり捜査は打ち切りを迫られるが、ドチョルの執念にチームは一丸となり事件の核心に迫っていく。迫り来る捜査の手に、テオは金と権力を使い、あざ笑うかのように悠々と包囲網から抜けていくのだがー