オリコンによると、韓国出身の人気グループ・EXO(エクソ)の日本デビューシングル「Love Me Right ~romantic universe~」(4日発売)が初週14.7万枚を売り上げ、11/16付週間シングルランキング1位に初登場した。
初週売上枚数は、前出のチャン・グンソク「Let me cry」が記録した11.9万枚を上回り、韓国出身アーティストのデビューシングルでは歴代最高をマークした。(オリコン調べ)
11月6日~8日には海外の男性アーティストでは、デビューから3年7ヶ月で東京ドーム公演到達は、ボン・ジョヴィの4年11ヶ月を抜いて、最速!
3日間計14万5000人動員を動員させて、成功させた。
各スポーツ紙、大きな扱いで大物感を実感させた。
EXOは、『EXO PLANET #2 – The EXO‘luXion –』の日本公演を東京ドームで11月6日~8日の3日間にわたり開催。
誰もがあこがれ目標にして、アーティストなら目指してみたい場所、東京ドーム。
初のドーム公演ながら、ドームの大きさに臆することなく、輝きを放っていたEXO。
東京ドームの会場を見渡すと、銀河の宇宙にいるよう。ファンが持つシルバーホワイトのペンライトで埋め尽くされた会場をみたときの感動は、そこに立ったアーティストにしかわからない感動であろう。この光景は、息を飲むほど美しい。
そこに、スポットライトをあびる瞬間の感動は、アーティストの夢であろう。
その夢を、先輩たちの功績と自分たちの実力で、最速で立ったEXO。
シウミンが「最初、この場に立った瞬間怖くなってしまったと初ドームの感想を語った。ドーム独特の雰囲気に一瞬圧倒されたのだろう。それほどのドームの魔力なんだろう。アーティストにとって、ここに立つ意味を感じたのではないだろうか。そのあとは、とても楽しめたという。
ドームに飲み込まれることなく、アドレナリンを出しパフォーマンスをそれぞれが発揮し、ひとつひとつのエナジーが、グループのコンセプト「We Are One!」になったときのエナジーは、すごい迫力だった。
ドーム銀河の中、EXOの世界観を表すように宇宙から地球に不時着するイメージではじまるオープニングの、「Overdose」。EXOのパフォーマンスを初っぱなから打ち込んでくる。
会場は、割れんばかりの歓声と熱気に包まれる。
群舞で魅せるSMPは圧巻で、ダンスナンバーが次々続く。
そして、EXO-Kのボーカルライン3人(ベッキョン、D.O.、スホ)が聴かせるバラード「Baby Don’t Cry」。会場がうっとりとして聴いていると、メインダンサーのカイ・セフンが、サブステージで踊り出す。このダンスが、言葉で表現できないくらい美しくカッコイイ。今回のツアーの見所の一つである。是非、大阪公演でも楽しみにして欲しい。
「MY ANSWER」では、ベッキョンによるピアノ演奏によるボーカルライン3人(ベッキョン・D.O.、スホ)での歌も見所。この曲は、名曲である。
カッコイイ群舞で魅せるEXOだけでなく、歌もじっくり聴かせる事ができるのが強みである。
さらに、カッコイイだけでなく、かわいい面も見ることができる。『Peter Pan』、『Lucky』、『3.6.5.』などメンバーの素の笑顔も見られる楽曲で、曲自体も聴いているだけで幸せな気分になる。
今回日本デビュー曲のカップリング曲『Drop That』この曲も、会場は、ものすごく盛り上がる。ドーム内がクラブと化し、メンバーと観客が一体となってヒートアップする。
そしてこの曲のチェンのハイトーンのパートは鳥肌もので、歌のうまさがものすごく生きた曲となっている。EXOの歌のレベルの高さを実感する曲となっている。
今月4日にリリースしたばかりで、オリコンウィークリー1位をとった日本デビュー曲「Love Me Right ~romantic universe~」。POPなダンスチューンは、軽やかなステップが特徴で、聴いているだけで楽しい気分になる曲である。
ドームならではのサプライズイベントの光景は、本当に美しかった。
最後の曲「Angel」は、メンバーがステージにあっちこっちに散らばりながら会場のファンひとりひとりに挨拶するように歌っていた。そんな中、ラストの小節をカイがセンターステージで突然踊り出した。スポットライトを浴びて踊ってくれた姿が、本当に美しかった。美しく舞うという表現がとても似合う光景だった。EXOのセンターを背負うカイ。
今回のドームで語ってくれた中に、こんなコメントがあった。
「小学校2年生からダンスをして、好きで始めたダンスが大勢の人々に幸せを与えてこういったステージに立つ事が、8歳の少年にはわかったでしょうか。とにかく本当に好きで始めた事だけど、よくやったなと思うし、また生まれてもこうして皆さんと一緒にこのステージに立ちたいです。」最後の「Angel」のラストダンスは、ファンへの感謝の気持ちがこもった、懇親の力を込めての美しい舞が心に残った。
アンコールでは、メンバーのチャニョルとチェンが作詞し、作曲はレイが書いた曲「Promise」で、メッセージが込められた曲を披露。東京ドーム最終日には、この曲でサプライズイベントがあり、銀河だった会場が一瞬にして「EXO We Are One!」文字が浮かび上がった。
メンバーが驚いて会場を仰ぐ姿は、とても印象的だった。カイは、その光景にいろんな思いがあふれたのだろう。何度も何度も深くお辞儀をして感謝を伝えていた。そして、最後には涙があふれていた。カイは、最後のコメントで「本当に辛くて本当に大変な時でも、皆さんを見てると、歌手になったことに悔いはありません。本当に、本当に、幸せです」と言葉をファンに伝えた。
最後は、「We are one!」「EXO サランハジャ!!」 の合言葉をメンバーと会場のファンとドームに響かせ幕を閉じた。パラエティに飛んだステージ構成は、3時間という時間があっという間に過ぎる。
このあと、日本ツアーは、大阪京セラドームで最後を締めくくる。
京セラドームでのパフォーマンスもとても楽しみである。
これから、どんどん進化していくEXOの日本でのさらなる活躍も期待したい。