兵役中のキム・ジェジュンが、2月9、10日、東京・国立代々木競技場第一体育館にて「2016 KIM JAE JOONG 2nd Album Hologram real live Concert in Japan」
を開催した。
兵役のため昨年3月に陸軍に入隊したジェジュンは、軍に入隊する前にセカンドソロアルバム「NO.X」の制作と2年間会えない日本のファンのために3D立体
映像でホログラムコンサート用意していった。
会場は、通常のライブのごとく赤いペンライトで埋め尽くされていた。
そして、なにより驚いたのは、ジェジュンはホログラムだったけど、演奏するバンドが、日本人で構成される生バンドだったこと。
これが、本物の生のライブ感を印象づけた要員になったひとつでもあったと思う。3D立体映像と生バンドでの新しいライブだった。
オープニングは、ジェジュンの1stアルバムのタイトル曲である『Just Another Girl』。
入隊前の茶髪、黒ラメのシャツをきたジェジュンがステージに3Dで現れると、会場は歓喜の声があがった。
左右の大型モニターには、アップされたジェジュンが映し出された。
本当にそこにいて語りかけるかのように歌っているジェジュンが自然に溶け込んでいった。
「現実か夢なのか分からないくらい」とトークで本人が言っていたが、本当にそんな感じだった。
「会場に一緒にいれてうれしい!」と語ったジェジュン。
ファンを思い浮かべて流ちょうな日本語で語りかけているジェジュンがそこにいた。
そして、新しいアルバムを準備していったジェジュン。「新しい曲を聴かせたいです」と語り、セカンドアルバムの新曲「それ知ってる?(In Case Your Heart Forgets)」を披露。彼女を思う彼氏の気持ちを表現したという、爽やかな明るいポップな曲。
そして、アコースティックギターの音色で始まる曲「Breathing」、ジェジュンの声に優しく癒される。
そして、ビートのきいた曲「 All That Glitters」。
客席に「どうだった?」と聞くと、ファンは「すごい良い~!」などの声があがると、反応が聞こえたかのように「ありがとう」と言うジェジュン。
やったことのない今までとは違う感じの曲にしたという。 アルバムを作った時からみんなの反応がずっと知りたかったと。。。
「みんなは、ただジェジュンが好きだから、ジェジュンが変な歌を歌っても好きだよってそういうことじゃないでしょ? でも、たまには冷静に音楽的にちゃんとした判断をしてくれるだろうし…。ね~。」と笑わせるジェジュン。
このあたりのファンとジェジュンとの掛け合いの間合いがすばらしかった。
本当にファンを見ながらライブ撮影をしたかのようで、ジェジュンの気持ちがとても伝わってきた。
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