12月4日(日)東京・原宿アストロホールにてSPICAの日本初ステージとなる『SPICA’s 1st Showcase in TOKYO』が行われた。
SPICAは5人組のガールズグループで、それぞれが個々に活躍していた長いキャリアを持ち、その歌唱力には定評のある実力派グループ。
今回は満を持しての来日公演とあって、会場から溢れんばかりのファンが集まった。
最初は緊張気味だった5人だが、『Russian Roulette』~『ドッカゲ(きつく)』まで歌い終えると、日本語で「こんにちは、みなさん、私たちはSPICAです!」と挨拶し、ボア、ボヒョン、シヒョン、ジウォン、ナレの順に自己紹介。
その後も『あなたのせいで(ノッテムネ)』『You Don’t Love Me』などオリジナル曲はもちろん、カバー曲を歌った。
特に宇多田ヒカルカバー曲の『Flavor Of Life』では、本家にも負けない伸びやかな高音と5人のハーモーニーでファンを魅了した。
また8月にカムバックした『Secret Time』では激しいダンスとパワフルな歌声で圧巻のステージを見せた。
途中、ファンへのプレゼントとしてフォトタイムが設けられ、ファンからの質問に答えるコーナーや、さらには抽選で私物のプレゼントも行われた。
ステージ終盤の挨拶では、それぞれ「日本でのステージは初めてでしたが、こんなにたくさんの方が来て下さって、とても気分よくステージができました。ありがとうごさいます。(ボア)」「また日本に来れるように応援してください。(シヒョン)」「今日のライブはファンのみなさんの応援があったからできたと思います。めっちゃハッピーでした!(ジウォン)」「初めての単独ライブだったのでものすごく緊張しましたが、本当に幸せです。(ボヒョン)」「SPICAの単独コンサートなだけに本当に意味深いです。特に普段から好きだった日本でできて、本当に良かったです。またいいアルバムを持って戻って来ます。(ナレ)」とコメントし、感極まってボヒョンが涙ぐむ場面も。
ミニの衣装でスタイルの良さも見せつけた5人。かわいいだけじゃなく、かっこいいお姉さんキャラのためか、女性ファンもたくさん詰めかけていた。
大人の色香をまとい、男性ファンのみならず女性ファンも魅了した90分。
既存のアイドルとは一線を画すボーカルグループとして、今後の日本での活躍が期待できそうだ。