12月10日(土)豊洲PITで『PENTAGON FIRST SHOWCASE IN JAPAN』が行われた。
「PENTAGON(ペンタゴン)」は10月10日に韓国デビューしたばかり、CUBEエンターテインメントの期待の新人ということで、多くのファンが駆けつけた。
すでにMnetの番組『PENTAGON maker』などで知られている彼らだけに、開始早々の『Wake up』『Gorilla』『Pentagon』でファンの掛け声も完璧。
会場が一気にヒートアップし、とてもファーストステージとは思えないほどの盛り上がりを見せる。
そして、日本人メンバーのユウトがリードしながら、一人づつ挨拶。
「今日は僕だけ見て」「プレゼントがあります。それは…僕です。」などと今日の初舞台のために覚えた日本語を交えながらの挨拶は緊張と初々しさが感じられた。
ユウトは「デビューして2ヶ月しか経っていないのに、こうしてみなさんの前にたつことが出来て幸せです。」と次の曲に行きかけたところで・・・
先ほどのステージでホンソクのズボンが破れ、ヨウォンのマイクが壊れるトラブル続き。
その間、ジンホが「ドキドキですね。あー、今日はよろしくお願いします。」と日本語で話すと、ユウトが「日本語がんばって練習しているので、かわいく見てやってください。」とフォローを入れ、ウソクが「俺は海賊王になる!」とアニメ『ワンピース』の台詞を披露したりと、急遽の場繋ぎもバッチリだった。
次の曲、『미지근해』では末っ子ウソクがセクシーダンスを踊って周りの兄たちがうれしそうに見ていたり、『Smile』では曲名通り、キュートな笑顔が満載で観客を魅了した。
ここでMC古家正亨が登場し、トークコーナーへ。
日本初ステージの心境について、「まさかこんなに沢山の人たちが来てくれると思わなかったので、その点については・・・」とユウトが切り出したところで、古家から「ずいぶん堅苦しい話し方ですね(笑)」とのツッコミが入ると、「急に緊張してきちゃって・・・」と初舞台での緊張が現れる初々しい姿も。そして、リーダーのフイは「こんなに沢山の人が来てくれること自体が不思議な感じがします。」と驚いた様子だった。
最初のコーナーは、日本初お目見えということでメンバー1人1人のプロフィールを確認。
ホンソクは“メンバーのお母さん的存在、最近は体を鍛えてマッチョに”とのこと。
これに対して、「みんなの世話をして、小言を言う係です。」とコメント。そして会場のリクエストに応え、見事に割れた腹筋をチラ見せしてくれ、会場には歓喜の悲鳴が溢れた。
ジンホは“優しくて謙虚、歌の実力は高いけど、弱気”。本人曰く、「気が弱いというよりも、人見知りが激しいです。」とのこと。歌の実力を披露すべく、即興でアカペラを聴かせてくれた。
イドンは“スキンシップ激しめ、愛されキャラ”。「僕が?」と言いながら他のメンバーを触って、触った自分の手を怒ったりと茶目っ気たっぷりだった。
フイは“リーダーなのにいじられキャラ、女装大会で優勝経験あり”。「僕がみんなにイタズラを仕掛けたりするので、逆にみんなのイタズラを受けたりします。」とのこと。
ウソクは“心が広くいたずらっ子、メンバーを盛り上げるキャラ”。「僕が末っ子なので、ふざけながら盛り上げるのは当然だと思っています。そして兄さんたちのイタズラに付き合ってあげています。」としっかりマンネの役割をしている様子。
シンウォンは“ピアノが引けるファッションリーダー、奇行が目立つ”とのこと。「正直僕はわかりません。」という言葉に、周りからは「休みの日があると一日中寝ています。」との証言も。
イェンアンは“上海出身のかわいいキャラ”。「中学生の時にテレビを見て、韓国のアイドルのステージを見てかっこいいと思いました。今とても緊張しています。」と、恥ずかしがって横のメンバーにボソボソと話す姿もかわらしく、会場からも「キヨオ~(かわいい)」の声が。
ヨウォンは“すべてにポジティブな誉め上手”。「他に取り柄もないので、まずはポジティブな考え方をして、良いエネルギーをもたらすようにしたいです。」と謙虚な言葉。
キノは“しっかりしていて頼れる存在、愛想がよくアイドルに向いている”とのこと。
「落ち込むことはないのか?」との質問には「活動していないときが落ち込む時です。」と回答。また、日本語で「日本のファンのみなさんに“会い”に、勉強しています。あ、“会うため”に。」と発音もきれいで文法もしっかり勉強している様子が伺えた。
ユウトは“長野県出身、お化けが苦手、いつも黒い服、お父さんをパパと呼ぶ”とのこと。
「長野市出身です。ちょうどオリンピックがあった年に生まれました。貞子とかホラーは苦手です。小さい頃からパパと呼んでいたので直らず。」と説明すると、会場に来ていたお父さんが画面に映し出された。
続いては10人という大人数グループならではの、ユニットに別れてのパフォーマンス。
メインステージと後方のステージに分かれ、後ろのファンも大満足。
1曲目のジンホ、イドン、イェンアン、ホンソク、シンウォンによる『나를찾아줘』は“PENTAGON maker”というサバイバル番組にて5人がミッションで歌った曲だが、負けてしまって悲しい思い出の曲とのこと。
フイ、ヨウォン、ユウト、ウソク、キノによる『젊어』は、同番組のミッションにて末っ子が多いグループだったので、若さを強みにして歌った曲。末っ子のウソクは「バトルでは僕たちが勝ちました」とうれしそうに報告していた。
3曲目のブルーノ・マーズの『Just the way you are』はジンホ、ヨウォン、イェンアン、ホンソク、シンウォンが練習生の頃から練習していた曲でファンのみんなにハーモニーを聴かせたかったので今回披露したとのこと。
続くフイ、ユウト、キノ、ウソク、イドンによる『24K Magic』は現在ビルボード1位の曲で、みんなで盛り上がれると思って選曲。
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