マルチエンタテインメントグループとして歌はもちろん、バラエティからドラマまでこなし世界中の女性を虜にしているSUPER JUNIOR。その中でもロックからサブカルまでもっとも振れ幅の広いタレント性をもっているヒチョルは、ラーメン通としても知られており、同書は、ヒチョルの「日本でラーメン本を出したい!」という発言を発端に制作された念願の「北海道ラーメン紀行本」。行列必至の大人気店から、北海道ならではのこだわりの素材を使用したお店はもちろん、彼自身が食べてみたいと考えたラーメン店だけでなく、何度も来日しているが訪れる機会がなかったという北海道の札幌・小樽の観光スポットも紹介。初めての北海道で、大好きな日本のラーメンを食する2泊3日のひとりさま旅を追ったロードムービー風ガイドブックは“ビジュアルBOOK”というだけに、ヒチョルのビジュアルを中心に、北海道のさまざまな魅力に触れられる作りになっています。
会場にぎっちり入った報道陣の前に、緊張の面持ちで登場したヒチョル。「SUPER JUNIORのヒチョルです」と日本語でひとこと言うと、「コンサートでいつもやってる挨拶をしてもいいですか?」と前置きをして、「あなたのヒチョルがニコニコにー!」と挨拶し笑わせると、「日本で人生初の本を出すことができて本当にうれしいです。北海道はすごく美しい場所で、とても良かったです」と、感想を述べた。記者からの質問にいくつか答えると最後に、「この本を見て、“ヒチョルは本当にラーメンが好きなんだな”と思っていただけるとうれしいです。デビュー前から本を出したいと思っていて、ようやく実現。いろいろな企画が上がりましたが、僕が本当に好きなことで本を出したかったんです。僕のファンの方には、カッコいい僕の写真を楽しんでいただけます(笑)。肩肘張らずに読める本に仕上がりました。こうやって本が出せたことに、改めて感動しています」と初出版の喜びを語り、「次に出せるとしたら、東京、大阪、そしてまだ行った事がない沖縄にも行ってみたい」と次昨への意欲をのぞかせました。
取材後にはサイン会が行われ、ヒチョルが日本でサイン会を開催するのが初とあり、ファンの期待も大。ひとりずつ丁寧にひらがなで名前を書いてくれるヒチョルを間近で見て大満足の様子で、思い出深いイベントになったようです。