その後、未公開のオフショット写真やファンが選んだ名場面、そしてボゴム本人が選んだ名場面などの映像を楽しんだ。
途中、応援のVTRコメントが流れ、ソン・ジュンギ、防弾少年団、ジニョン(B1A4)、チャ・テヒョン、キム・ジョングクといった豪華メンバーからメッセージが届き、それぞれエピソードを話してくれた。
HAPPY DINNERのコーナーでは、日本の食べ物ということでお茶漬けやみたらし団子などが出てくると、お腹がすいているらしく「おいしい~」と言ってステージの上でお茶漬けを完食していた。
2部に入ると、サプライズで会場から登場してファンのそばを通りながら歌い、ファンを喜ばせた。
そして『雲を描いた月明り』の中でキーポイントになるブレスレットにちなみ、ボゴムが初めて作ったブレスレットをプレゼントしたり、ゲームなどをして、ファンを楽しませた。ビンゴゲームミッションでは、ピアノの弾き語りで歌を歌ったりと楽しい時間をすごした。
その後ファンと写真撮影だと会場を背にスクリーンにボゴムが向いた瞬間、ファンからのスペシャルな映像が流れた。ボゴムは、映像を見て感謝の言葉を述べながら、感激の涙を見せた。
そしてボゴムからも、ファンの皆様にお手紙で気持ちを改めて伝えた。
「ぜひ一度来たいと思っていた国、日本でファンの皆さんにお会いできてうれしいです。気楽にいられる居心地のよいところで5000人もの皆様が会いにきてくれて本当にありがとうございます。」とお礼の言葉を述べるとともに「また会いたいと思っていただけるような俳優になりたいです。」と伝えた。
この手紙は、会場にいた年配の方に差し上げたいとのことでプレゼントされた。
そして『雲を描いた月明り』のOST曲『僕の人』を歌い、ファンをうっとりさせた。この曲を聴くと、ドラマが目に浮かぶ。
会場いっぱいに広がるアンコールの声に応え、なんと『Rainy Blue』をピアノの弾き語りで歌を披露してくれた。ファンにとって、素敵な思い出がまたひとつ。
パク・ボゴム、見たとおり可愛いらしくピュアで優しさあふれる好青年だった。
手紙の中で、「映画よりも映画のような現実」という表現をしていたが、埋め尽くされた会場を見てボゴムはそう感じたのであろう。ボゴムにとって記憶に残るファンミになったに違いない。そして、ファンにとって心温まる時間になったであろう。
そして最後、会場を出ると通路にパク・ボゴムが立ち、5000人のファンにひとりずつお見送りをしていた。疲れているそぶりも見せず、ひたすら笑顔で手をめいっぱい振り続け、声をかけるファンには一言返すなどする神対応ぶりに頭が下がった。
これからさらに俳優として成長していくだろうパク・ボゴム、どんな次回作を選ぶか今から楽しみである。
(完)←前頁へ