一緒に盛り上がれる曲を用意したという『Good Morning Night』では、コール&レスポンスで観客と楽しみ、一旦曲が終わったかに見せて再度サビを何度か歌い会場を盛り上げた。
来日前には、10曲くらい歌う準備をしていたそうで、「もう少し歌えると思ったけど」と、ちょっぴり残念そうに最後の曲へ。すると観客からも名残惜しそうな声が上がると、「12月にもまた来るし…」と解禁前の情報を知らずに話してしまい、「えっ、みんな知らなかったの?」と聞き返し、「知らない」と声が上がると、「まあいいかあ」と笑顔で開き直る姿もお茶目。
最後に「みなさんのおかげで、また日本でこんなに楽しい時間が作れて感謝します。」と語りラストに自身の主演ドラマの主題歌である『守ってあげる』を日本語ver.で歌い上げた。サビでは、歌詞の字幕もでないのに「みなさん歌ってください。」とふるジェジュン。
(無茶ぶりして大丈夫かなと思ったが)会場のファンは一斉に歌い出し、さいたまアリーナに集まったファン一同が一体となり歌声を合わせて会場に歌を響かせた。その歌声を聴いているジェジュンの顔は、とても幸せそうだった。日本で待っているファンの温かさも感じた。
アカペラの大合唱がアリーナに響きジェジュンもその歌に加わっていく。そんな様子を見ているとアーティストとファンとのつながりを感じ、その光景に誰もが感動したのではないだろうか。
確かな歌唱力とオーラを放つビシュアル、そして、親しみやすい人柄がわかるトーク。
また、新しいファンを増やしたことだろう。
ラストは、GENERATIONS from EXILE TRIBE。
ダンスチューンの曲を次々とこなしていく熱量に、ファンは置いて行かれることなくみんながついて行く。この阿吽の一体感がライブの楽しさを感じさせる。
旬のグループならではの盛り上がり。若さ溢れるファンから伝わるパワーに次々とメンバーも応えていく。
そして、西城秀樹の『Y.M.C.A』のカバー曲では、会場中の熱気をさらに上げ、他のアーティストのファンも一緒に大盛りあがり。熱気あふれる中、ドリフェス初日を終えた。
ジェジュン、GENERATIONS from EXILE TRIBE、三浦大知という異色の組み合わせのライブ、それぞれのカラーを出して、お互いのファンも認めてくれるようなステージを繰り広げた。フェスティバルであるからこそ、普段、見ることのないアーティストを改めて知るきっかけにもなるのがフェスの魅力でもある。
異色アーティスト同士の組み合わせがみられたドリフェス、まさにドリームのようなステージだった。
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1.ONE KISS 日本語ver.
2.MINE
《MC》
3.Run Away
4.化粧
《MC》
5.Good Morning Night
6.Just another girl 日本語ver.
《MC》
7.守ってあげる 日本語ver.