Highlight(元BEAST)のメンバーでもあり、ソロアーティストとして活躍するヤン・ヨソプの入隊前最後となるソロコンサート『2018 YANG YOSEOP LIVE ‘白’ in JAPAN』が12月9日(日)に品川プリンスホテル ステラボールにて開催された。
ヨソプは2月に韓国でソロアルバム『’白’』を発売、6月にソウルでデビュー後初のソロコンサートを開催。そして、今回日本で初めて行うソロコンサートで、来年1月に入隊するため、入隊前最後の日本ソロコンサートとなった。
白い画用紙のように、数え切れない可能性を秘めた作品の中で更に伸びしろを感じることができるアルバムとなって欲しいという思いを込めて『’白’』というタイトルにしたように、今回の日本で開催された初のコンサートも白い画用紙に、ヨソプがオリジナルで描いたヨソプらしい素敵なライブとなった。
コンサートには、メンバーのヨン・ジュンヒョンも応援に駆け付け、ヨソプのソロコンサートのステージを盛り上げて楽しませた。
紺碧の星空のステージに、ピンスポットを浴びて登場したヨソプ、オープニングに選んだのは、日本1stソロアルバムに入っている藤井フミヤのカバー曲『Another Orion』。出だしの歌詞を早く歌い出してしまい、笑いが起きたが、すぐにヨソプがしっとり歌い上げる『Another Orion』の世界観に吸い込まれて、会場はヨソプワールドに酔いしれていった。
続けて2nd Mini Album『’白’』より『I’ll be with you』を披露。
2曲を披露すると、日本語で挨拶。
「こんばんは、ヨソプです。コンサートに来てくださったみなさん、ようこそ!オープニング曲で…本当にごめんなさい(笑)。緊張しました(笑)。」と挨拶し、歌った2曲を紹介すると「恥ずかしいですね。フゥ~!」と歌い出しについてふれた。
「もう12月。いろいろとお忙しいと思いますが、お時間を作って見に来てくださって本当にありがとうございます。今日は僕と楽しい時間を過ごしてくれたらうれしいです。」と伝えた。
そしてもう一度「僕のミスは忘れてください(笑)。」と話し、会場から「ケンチャナヨ~(大丈夫)」という声がかかるも、「正直、僕の方が忘れられないと思います(笑)。」と笑いながらも悔やんだ顔を見せた。
ファンは一生懸命日本語で語りかけようとしているヨソプの姿を温かく見守り目を細めていた。
そして、11月に行ったばかりのHighlightのソウルコンサートにふれて、「その時から抜け出せずにいたけど、今日も自分の曲をお見せすることが出来てうれしい」と伝え、ギターの音色で始まる『Today』では、ヨソプの澄んだ高音が会場に響いた。続いて会場にいるファンに語りかけるように歌った『Promis』。
そしてヨソプが作曲した『Come Out』では、3人のダンサーが登場。今までで一番歌った曲という『Tukk』では、さらに会場も盛り上がりを見せた。
アルバムと今回のコンサートのタイトルにした“白”という意味について、
「“白”という言葉の意味を考えると、いろんなイメージが浮かぶじゃないですか。白い背景にたくさんの話を込めたくてこのタイトルにしました。いろんなイメージを歌に込めて、僕の気持ちをみなさんに伝えたいと思っています。」と語った。
そしてダンスナンバー『When I Get Paid』で盛り上げ、ミディアムテンポの楽しい雰囲気の曲『You Don’t Know』、そしてヨソプらしさが光るしっとりとした曲『Butterfly』、『The Beginning』など、いろいろなヨソプを見せてファンを楽しませた。
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