イム・シワンとユナ(少女時代)の初共演で話題となった、トキメキ宮廷ラブロマンス「王は愛する」のDVDが好評発売中&好評レンタル中です。
このたびDVDリリースを記念して、ユナ(少女時代)のオフィシャルインタビューが到着しました!
―演じられたウン・サンについて紹介してください。
高麗時代の大商人の娘ウン・サンを演じました。世子ワン・ウォン(イム・シワン)と王族のワン・リン(ホン・ジョンヒョン)、2人の男性から愛される役柄です。
―役柄と似ている点は?
私は主演のお二人に“本物のウォンとリンみたい”と、よく言っていたんですが、“君こそサンみたい”と言われました。サンの立ち居振る舞いが、自由気ままな時と女性らしい時があるんです。それは状況によって変わるんですが、その時にかいま見られる天真らんまんな姿や、女性らしい一面など、かわいらしさが前面に出てくるとよく私らしいと言われます。そういう時に“似てるのかも”と思います。
―出演を決めた理由は?
3人の関係がとても魅力的でした。ウン・サンという役柄なら等身大で演じられると思ったんです。感情の振れ幅が大きいシーンも、かなりありましたが、物語の序盤で見せる、明るく快活な姿が今まで私が演じた役柄とは、全然違ったんです。そんなところに魅力を感じて出演を決めました。
―出演してよかったと思った点は?
このドラマでいろいろな面を見せられたので、私にとって大変プラスになりました。すばらしい出演者とご縁ができ、お仕事できたということが、一番よかったです。
―撮影現場でのムードメーカーは?
ウォン、サン、リンの3人の中ではウォンですね。シワンさんが一番のムードメーカーでした。ジョンヒョンさんとシワンさんは面白い方で、現場でたくさん笑わせてもらいました。スタッフにびっくりされるくらい現場でよく笑っていました。お二人ともユーモアのセンスは最高でした。思いやりもあって、すごく優しかったです。
―初めて韓国時代劇に出演した感想は?
最初は苦労するだろうとは思いませんでした。ただ時代劇というジャンルだったので、出演を決める際には勇気が要りました。でもサンというキャラクターは、登場人物の中でも親しみやすかったので、時代劇ならではの垣根の高さは感じませんでした。時代劇には独特の口調がありますが、このドラマには時代劇の口調があまり出てこないので、幸いだったと思います。衣装やメークは時代劇らしいものでしたが(笑)。ロケ地までの移動に時間がかかった点がちょっと大変だったかなと思います。
―イム・シワンさんとの共演について
皆さんがご存じのとおり、シワンさんは演技がお上手ですので、ぜひご一緒したいと以前から思っていました。実際ご一緒したら、いかにもベテランという感じでした。シワンさんは生まれながらの才能をお持ちなうえに、努力家なんです。集中力もとても高かったと思います。シワンさんの演技を見ていると、今までの演技とは異なる印象を抱きました。私が考えていた演技とは全く違っていたので、シワンさんの演技は幅が広いと感じました。私は怒りや激しい感情をぶつける演技があまり得意ではないんです。でもシワンさんの場合はそういう演技の時が、より魅力的だと思います。
―ホン・ジョンヒョンさんとの共演について
ジョンヒョンさんは実際に優しくて、思いやりのある人ですが、演技をしている時は繊細さを感じました。演技に対する情熱もあふれていましたね。頑張り屋さんで。何と言うか…、優しい役柄を演じたことがあまりなかったと言っていました。前作(「麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~」)のような強烈な役や、悪役が多かったと聞きましたが、私はリンのキャラクターがホン・ジョンヒョンさんに近いと思います。だから一層、魅力的に見えました。やりやすかったです
―NGシーンのエピソードを教えてください。
ウォンとのシーンで、大きなNGを出しました。リンとのシーンでも一度あります。笑いが止まらなかったんです。ウォンと一緒の時のNGは、シワンさんが黄色い衣装を着ていたんですが、ミツバチが数匹、花だと勘違いして近寄ってきたんです(笑)。本番中なのにミツバチがどんどん近寄ってくるので笑ってしまいました。それから、セリフの1つがある曲の歌詞にすごく似ていたので、シワンさんがセリフの代わりにふざけて、その歌を歌っていたんです。ミツバチが来たシーンと歌っていたシーンは同じなので、そのシーンでは本当に笑いが止まらなかったです。もう1つのNGシーンは、私が作った花チヂミをリンが食べるシーンです。その花チヂミが作ってから時間が経った物だったので、なかなかかみ切れなくて、力ずくで引っ張ったらブチッって音がして、固い物を食べたような音だったので、面白くて笑いが止まりませんでした。ジョンヒョンさんは真顔で演技を続けていたので、申し訳なかったです。撮り直しの時も思い出し笑いをしてしまって(笑)、NGを連発してしまいました。それが一番大きいNGだったと思います。ウォン、サン、リンの3人とも、NGは少ないほうでした。
―撮影中の雰囲気は?
“3人の楽しいシーンがずっと続けばいいのに”と、よく話していました。3人が仲よくしているシーンの撮影時は、ふだんの私たちと変わりないのですごく楽しかったです。肩の力を抜いて演じられました。アドリブもかなり入れましたし、楽しいシーンばかりでした。明るいシーンを撮っていた時は楽しかったですね。いい思い出として心に残っています。
―本作はご自身にとってどんな作品になりましたか?
いろいろな姿をお見せできた作品だと思います。さまざまな感情を表すシーンが多かったので、私にとっては演技の幅を広げるための経験をさせてくれたドラマだと思います。まだまだ未熟ですけどね。そんなドラマでした。
―これから本作をご覧になる皆様へメッセージをお願いいたします。
日本のファンの皆様、本当にお久しぶりです。「王は愛する」では頑張りました。皆様にご覧いただき、本当にうれしいです。いつか皆様と直接お会いできる日を楽しみにしています。これからも頑張ります。ありがとうございます。