善なる男が悪へと変貌!?そして凶悪男が善に目覚める!?瓜二つの2人の男と運命に翻弄された女たちが復讐のカルマに堕ちる…。ソン・チャンウィ主演の最狂マクチャンドラマ「私の男の秘密」DVDが好評リリース中!
愛憎復讐劇として最高視聴率26.4%、驚異のNo.1視聴率を誇り話題を独占した本作で、ソン・チャンウィ演じる貧乏ではあるが、誠実に生きてきたハン・ジソプの妻を演じ、夫と瓜二つの男カン・ジェウクと遭遇したことで、逆境を跳ね返す逞しいヒロイン キ・ソラ役を演じて話題となった実力派女優カン・セジョンのインタビューが到着!
―本作に出演を決めた理由を教えてください。
脚本を読んでキ・ソラというキャラクターが辛い環境の中でも、明るくポジティブで挫けないところと周りの人に力を与える姿が素敵だなと思い、この役を絶対にやりたいと思いました。嬉しいことに監督から、私とソラは似ている部分が多いと仰って頂き、この作品に出演が決まりました。
―セジョンさん演じるソラは、いつも前向きで健気なキャラクターです。セジョンさんがソラに共感した点や自身に似ている部分はありましたか?
生きていると幸せなこともたくさんありますが、誰もが困難にぶつかる時があります。そのような状況に置かれた時、挫けず前向きで、ポジティブな考えを持っている部分が似ていると思いました。
―ご自身の出演シーンやセリフの中で、最もお気に入り、あるいは印象深いものを教えてください。
序盤に高校生の姿で登場する部分は少し恥ずかしかったですが、暑い中、家計を支えるために海苔巻きを作って販売するソラの初登場シーンがお気に入りです。記憶に残った場面やセリフは後半部分に多いのですが、ネタバレになってしまうかもしれないのでドラマを見て確認してください!ちなみに、私が1番多く言ったセリフは“ヘソルパパ!”(ヘソル=娘役の役名)です。
―ソラはドラマの中で、たくさんの困難にぶつかりながら、どんどん成長していきますよね。セジョンさん自身も、ドラマ出演を経て変わったことはありますか?
変化というよりは、母親が存在する意味をもう一度考えさせられました。以前に他の作品でも母親役を演じましたが、本作では母親の責任感や偉大さをより感じることができました。
―夫を演じた主演のソン・チャンウィさんとは、共演されてみていかがでしたか?
ソン・チャンウィさんは落ち着いていて物静かな性格なのですが、演技でも安定感を感じることができました。そのお陰で私も安心できました。役者としても大先輩で、撮影に入る前の緊張感や流れについてアドバイスもしてくださいました。お互いに相談しながら演技をすることができて良かったです。
―最大のライバルで、悪女へリムを演じたパク・ジョンアさんとの共演はいかがでしたか?何かエピソードもあれば、お聞かせ下さい。
パク・ジョンアさんも私も、演技するのが難しいキャラクターだったと思います。ドラマではライバル関係で争うシーンも多かったですが、実際は台本についてたくさん話し合い、お互いに支え合いました。そのおかげで、頑張ることができました。
―復讐劇でありながら、ソラとイヌクとのラブロマンスにも目が離せないドラマでした。イヌク役のキム・ダヒョンさんと共演してみていかがでしたか?
キム・ダヒョンさんは思いやりがあり紳士的な方で、イヌクと本当に似ています。私が“ミルク色ダヒョン”というあだ名をつけたりもしました(笑)。
―愛憎ドラマは長尺で、撮影期間も長かったと思いますが、撮影現場で一番楽しかったことは何ですか?
愛憎ドラマは撮影期間が長いので、いつも緊張感を保たなければいけないんです。撮影期間中は共演した俳優やスタッフの方々と一緒にいる時間が家族よりも長いのですが、そのおかげで親しくなって情も移ってしまいます。特に本作では現場のみなさんがいい方ばかりで、本当に幸せでした。それぞれ美味しい食べ物を買ってきて分けて食べたり、体に良いものを共有したりもしました。約7ヶ月間、休みがほとんどなかったのですが、みなさんのおかげで楽しく過ごすことができました。
―一方で、最も大変だったことは何ですか?
ほとんどの回で涙を流すシーンがあったのですが、ドラマの中盤からは特に泣くシーンが多かったんです。感情を維持するのが難しかったですし、走り回るシーンも多かったので、体力も必要でした。
―マクチャンドラマと言えば、あり得ないことが起きたり、演じていて突っ込みたい部分もあったのではないでしょうか?セジョンさんが思わず「あり得ない!」と自分でも感じたシーンは?
ネタバレになってしまうので言ってもいいのかわかりませんが、ソラは娘のことを注意深く見ていなくて、娘とはぐれてしまうシーンがよく出てきます。現実でこのようなことは、ほとんど起こらないので“母親がこのようなことをしてもいいのか”と思った時もあります(笑)。
―悪役が強烈だったり、愛憎と復讐が巻き起こるドラマですが、撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
毎回エナジーが必要な作品であったため、撮影は本当に集中しました。ビンタをしたり、争うシーンを撮影する時も“カット”が出た後は、みんな和気あいあいとしていて撮影現場の雰囲気はすごく良かったです。
―イ・フィヒャンさん、イ・ドッキさん、イ・サンスクさんなど、若手から大御所まで豪華な俳優が多く出演されていますが、セジョンさんが撮影を共にして、お手本にしたい、また共演したい俳優は誰ですか?
豪華な出演者ばかりでした。その中でも、特にイ・フィヒャンさんは近づくことができないほどのオーラでした。彼女とは2度目の共演なのですが、初めてお会いした時と変わらないエナジーを感じました。イ・フィヒャンさんの集中力や撮影の準備、独創性をお手本にしたいです。
―マクチャンドラマの中でも、このドラマが他とは違う部分、魅力は何だと思われますか?
どんでん返しにどんでん返しを重ねたストーリーと意外性のあるドラマです!1度見始めたら最後まで見たくなる魅力のあるドラマです。
―ドラマでは明るくて純情なヒロインを演じましたが、他に演じるとしたらどのキャラクターを演じてみたいですか?
真の悪役を演じてみたいです。私は優しくておとなしそうな見た目だと言われることが多いのですが、私が“稀代の悪女”を演じたら意外性がありそうじゃないですか?
―セジョンさんの特技は日本語だと伺いました。映画、ドラマ、食べ物など、日本のもので何かお好きなものはありますか?
私は日本文化が好きです。日本で買い物をするのも楽しいし、日本の食べ物も口に合います。そして日本の映画やドラマもよく見ています。こんな私に機会があれば日本の作品に出るのが夢です。皆さまの応援を願っています(笑)。
―最後に、日本のファンの皆様へ向けて「私の男の秘密」の見どころとメッセージをお願いします。
一度見始めたら止まらなくなるドラマだと思います。たくさんの情熱と努力が詰まった作品です。楽しく見てもらえたら嬉しいです!