IN2ITのワールドツアーの日本公演となる『IN2IT FIRST TOUR IN JAPAN ‘IN2ITXION’』が、5月31日(金)東京・神田明神ホールにて開催された。今回の公演にあわせ、日本公式ファンクラブの発足も発表された。
IN2ITは、Mnetで放送された人気番組『少年24(BOYS24)』で選抜された28人で、1年間に260回の公演を専用劇場“BOYS24 Hall” MESAでこなした公演型アイドルで、最終的に選抜されたジアン、ヨンテ、イノ、ヒョヌク、アイジェク、インピョ、ソンヒョンで構成された7人組ボーイズグループ。ソンヒョンは、現在話題の『PRODUCE X 101』に挑戦中のため、今回は6人での来日となった。“BOYS24 Hall”では、1年間に、ほぼ休みなく公演を続け、色々とバリエーションを加えながらのステージが毎回用意されていて、何度か見に行った事があるが、とても見応えのあるステージであった。その最終選抜メンバーの単独ライブなので、どんなステージを見せてくれるかとても楽しみにしていた。
この公演の2部の模様をお届けします!
オープニング曲『Paradise』から始まり、『少年24(BOYS24)』の代表曲『Rising Star』で一気に盛り上げた。そして、IN2ITのデビュー曲『Amazing』を始め、かわいらしいPOPな振付の『Be Bop Baby』で、IN2ITの様々な魅力あふれるステージを最初から魅せつけた。
さらに、スペシャルステージも多数用意していて、日本のファンを楽しませるために、米津玄師『Lemon』をジアンとヨンテで、イノとインピョは尊敬しているテミン(SHINee)の曲『Goodbye』を華麗に披露し、ジアン、ヒョヌク、アイジェクでダンス難度の高いNCT Uの『The 7th Sense』、アイジェクのソロから始まり、途中からヨンテが合流して、じっくり歌を聴かせる清水翔太の『HOME』、BTS『IDOL』では迫力のあるステージを披露しファンを魅了した。
1年間に260回も公演を熟していただけあり、ライブでファンにどうしたら楽しんでもらえるかを考え尽くしたステージで、色々な魅力を見せるためのバリエーションが豊富。ダンサブルな楽曲からバラードまで、ハイレベルなパフォーマンスでステージを掌握した。
『少年24(BOYS24)』で人気があった曲『Starlight』は、日本語ver.で披露。『少年24(BOYS24)』時代の曲は、名曲が多いのでこうしてライブで披露してくれると、この時代から応援しているファンにはたまらないだろう。
そして、“ファッションモデル”というコンセプトに合わせた曲『SnapShot』。中毒性のあるフレーズで魅せる群舞がとても印象的で、この公演のラスト曲となった。
アンコールでは、いつも支えてくれるファンへの想いをこめた曲『2U』で、ファンに心を込めて感謝の気持ちを歌で伝えた。トークでは、日本語で一生懸命話してくれようと努力していて、そんな姿がとてもファンにはうれしかったに違いない。メンバーが韓国語になる場面では、ヨンテが一所懸命通訳するというシーンもあり、そんな姿がファンにはうれしい。ヨンテは「通訳さん、(日本語訳)合っていましたか?」と聞くシーンも。合っているということがわかるとうれしそうな笑顔を見せるヨンテに歓声が上がっていた。
「これからも、もっと努力する姿を見せたい」とキラキラした顔でそれぞれが抱負を語り、夏に再び日本に来るというサプライズの発表もあった。才能豊かなメンバーが、これからまたどんなパフォーマンスでライブを見せてくれるのか、楽しみである。公演型アイドルならではのライブに今後も注目し活躍を期待したい。