MCが「早めに進行させていたので、まだ時間に余裕があるのですが…」と伝えると、「じゃあ質問に答えます!」ということになり、質問タイムへ。座席番号の入った抽選ボックスから選ばれた人からの「次はいつ日本に来てくれますか?」という質問に、「う~ん…(考えながら)、今年もう一度来られたら…。がんばります!」とうれしい答え。
そして2人目で「日本でもミュージカルをしてくれますか?」と聞かれ、「僕も日本語で、日本の俳優さんたちと同じステージに立つのが夢なんです。これは絶対に挑戦したいです!」とジュンスが希望をファンに伝えるとファンからも期待に膨らんだ歓声が上がった。
そして、東京公演のために準備したという3枚目のソロアルバムに収録されたジュンス作詞曲『Reach』を披露。久々に披露したという切ないバラードにファンも感激。大阪公演とセットリストを変えてくるのもさすがである。
さらに、アンコールでは、歌詞の内容に共感していてジュンス自身もつらかった時にこの曲を聴いてパワーをもらったというジュンスにとって思い出の1曲『上り坂』をジュンスの気持ちを伝えるかのように歌う。その歌声を大きく受け止めるファンの温かいまなざしも印象的だった。
ジュンスならではの“HOME PARTY”を堪能したファンは、うれしそうに会場を後にしていた。
歌にダンスに、やはり兵役後も衰えない“さすがジュンス”という言葉がぴったりなステージに、今後の日本での活動を期待したい。
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【セットリスト】
1.露を宿した木
2.Lean on me
3.王になるということ/ミュージカル「エクスカリバー」より
4.Reach
5.上り坂