『2020 Mnet Asian Music Awards』開幕
12月6日に韓国のソウル郊外にある京畿道坡州コンテンツセンターにて『2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)』が行われました。今年のコンセプトは“NEW-TOPIA(ニュートピア)”。ニューノーマル時代を迎えた今年はMAMA史上で初となる非対面開催となりました。授賞式にはアーティストたちがマスク姿で登場したのも印象的な今年のMAMAとなりました。
最新公演技術を駆使してアーティスト別にカスタマイズされたステージを実現!
“NEW-TOPIA”の実現のため、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)などのXR(すべての仮想空間技術、空間拡張技術)等の技術はもちろん、オンラインで観客を招待する非対面観客映像通話システム、実写をベースに立体映像を被せるボリューメトリックまで各種先端技術を導入しています。様々なグラフィック企業が制作に参加し、それぞれ異なるコンセプトと技術が活用された特色ある舞台を披露しています。また、技術の具現を支えるため、史上最大の7台のARカメラが動員され、多様なアングルで躍動感のある場面が撮られています。さらに進化したXR技術を活用したビジュアルパフォーマンス、ロボットアームとレーザーシステムを組み合わせたパフォーマンス、時空間を越えて“NEW-TOPIA”へと進むひとつの過程を映画のように描いたパフォーマンスなど、ファンが視線を集める様々なステージが今回のMAMAで用意されました。
オープニングはTAEMIN
『2020 MAMA』のトップバッターはTAEMIN。サテンの青い衣装を身にまとい登場。「Criminal」では妖艶な雰囲気を漂わせ、「OUTRO」では宙を舞い、幻想的な世界観で魅了しました。
今年のホスト役ソン・ジュンギが登場
2012、2017、2018年のMAMAのホストとしても活躍し、スムーズで安定的な進行に定評があるソン・ジュンギが今年のホストも務めました。スタイリッシュな黒のスーツで登場し、「みなさんをNEWTOPIAへご案内いたします。これより2020 MAMA始まります!」と開会宣言をしました。
Jessiとファサの最強ガールズクラッシュ特別コラボステージ
雰囲気は一転し、Jessiが登場。ピンクのボディ―スーツに身をつつみ、ダンサーを従え圧巻の「NUNU NANA」のステージを見せた。水が滴るステージにファサが登場すると、キレッキレのダンスで「Maria」を披露。その後2人のコラボステージへ。最強ガールクラッシュコンビが登場。MAMAでは毎年、一風変わったコラボステージとしてレジェンドステージを誕生させています。今年は2人の女性アーティスト、Jessiとファサによる特別ステージが披露されました。今年再ヒットしたRAINの「GANG」をガールクラッシュ風にアレンジしました。
「男性新人賞」はTREASURE、「女性新人賞」はWeeeklyが受賞
ピョン・ウソクとファン・インヨプがプレゼンターとして登場。ファン・インヨプが男性新人賞を発表し、TREASUREが登場。日本語で「トゥメ(ファンの名称)のみなさん、ありがとうございます。MAMAという舞台で僕たちのステージを披露することができて大変光栄です。もうすぐ日本にも僕たちが舞い降りするので楽しみにしてくださいね」とコメント。
その後、ピョン・ウソクが女性新人賞を発表し、Weeeklyが登場。メンバーたちは涙ながらに今まで支えてくれたファンと事務所のスタッフ、家族への感謝を語りました。
ENHYPENのステージ
Mnetのサバイバル番組「I-LAND」から選ばれ、11月30日にデビューしたばかりの新星ENHYPENもMAMAに初登場しました。「Into the I-LAND」のイントロがかかると、まるで銀河の中にいるような幻想的なセットが浮かび上がりました。リード曲「Given-Taken」では、新人らしからぬ堂々としたパフォーマンスで今後の可能性を大いに感じさせるステージとなりました。
MONSTA X、CRAVITYのステージ
同じ事務所のMONSTA X・CRAVITYが登場。CRAVITYのメンバーがMONSTA Xの名曲「DRAMARAMA」「Shoot Out」を力強くパフォーマンスしました。MONSTA Xは「BEASTMODE」「Love Killa」で風格さえも漂うパワフルなステージを披露しました。
CRAVITYはBest of Nextを受賞し、「僕たちもっと立派なアーティストになれるように頑張ります。いつも愛してます!」とコメントしました。MONSTA XはBest Stageを受賞。全員で「愛してます!MONBEBE(MONSTA Xファンの総称。読み方:モンべべ)!」と世界中のファンに愛を伝えました。
JO1がMAMA初登場
2020年にデビューし、瞬く間にスターダムに駆け上がったグローバルボーイズグループJO1がMAMAに初登場しました。黒のシックな衣装を身にまとい、「無限大」を披露。新曲「Shine A Light」では、大きなプリズムがステージに出現。まるで宇宙空間の中にいるかのような幻想的な雰囲気溢れるステージを披露。ベルベットのスーツに身をつつみ、流れ星が流れる演出の中、輝かしいパフォーマンスを披露しました。
Best New Asian Artistを受賞し、「JO1で賞をいただけて本当に夢見たいです。これからも夢を叶えるために努力していきたいと思います。Thank you MAMA Thank you KOREA、Music Makes One!」と世界に向けて感謝の気持ちを伝えました。
TREASUREのステージ
YGエンターテインメントからデビューした12人組ボーイズグループのTREASUREもMAMAに初登場となりました。ステージにはロボットアームスが設置され、近未来的な雰囲気を醸し出していました。「BOY」では全員がシンクロし乱れぬダンスパフォーマンスを披露しました。「ILOVE YOU」「MMM」のステージでは、新人らしからぬ躍動感あふれるパフォーマンスを見せました。
Favorite Female GroupはIZ*ONE
IZ*ONEは3年連続MAMAに出演となりました。Favorite Female Groupを受賞し、アン・ユジンは「こうして、大きな賞をいただけて光栄です。新曲が7日にリリースされるので楽しみにしていてください。」、宮脇咲良は「本当にありがとうございます。会えない状況が続きますが、どこにいても私たちの心は一つだと思います。WIZ*ONEのみなさん応援してください。」とコメントしました。
GOT7のステージ
炎を連想させる赤で埋め尽くされたステージに登場したGOT7。「NOT BY THE MOON」「LAST PIECE」では、大人の色気さえも感じさせる円熟味溢れるパフォーマンスをみせてくれました。
GOT7はWorldwide Fans’ Choice TOP10を受賞しました。
MAMAMOOのステージ
毎年MAMAの観客を熱狂させるMAMAMOOのステージ。今年はアラビア風の衣装で登場し、「Dingga(Agrabah Ver.)」をストーリー性のある演出で盛り上げました。4人それぞれの個性と美しいハーモニーが織りなすステージは圧巻でした。グループとしてはグループベストボーカルパフォーマンスを受賞、ファサはベストダンスパフォーマンスソロも受賞しました。
Worldwide Icon of the Yearには俳優パク・ソジュンがプレゼンターとして登場
「梨泰院クラス」でパク・セロイ役を熱演し、世界を熱狂させている俳優パク・ソジュンがプレゼンターとして登場。Worldwide Icon of the Yearの受賞者を「BTSおめでとうございます!」と発表すると、BTSが登場。RMは世界中のファンへの感謝の気持ちを英語でコメントしました。
SEVENTEENのステージ
SEVENTEENはカジュアルな色とりどりの衣装に身を包み登場。
「Left & Right」では、元気いっぱいなステージを届けてくれました。一転して「HOME;RUN」ではシックな白のタキシード姿でムーディーなステージを披露しました。SEVENTEENはNotable achievement Artistを受賞し、ミンギュは「この成果はスタッフの方々、そしてファンの方々のおかげです」とコメントしました。
NCTのステージ
NCTもMAMAに登場。NCT U、WayV、NCT DREAM、NCT127だけでなく超大型プロジェクトNCT 2020まで、数々の人気曲をノンストップで繰り広げました。新曲「RESONANCE」のステージはMAMAで初公開され、パワフルで圧倒的なカル群舞パフォーマンスを披露し、今年の集大成を見せつけました。Favorite Male GroupとWorldwide Fans’ Choice TOP10、Favorite Male Groupを受賞し、ユウタは「MAMAという大きな舞台でこの賞を受け取れたことをすごく光栄に思います。これからもこの賞の重みを感じながら、頑張っていこうと思います。」とコメントしました。
TWICEのステージ
まるで妖精のような白い衣装で登場したTWICE。「MORE & MORE」「I CAN’T STOP ME」「CRY FOR ME」を披露。息のぴったり合ったパフォーマンスで魅了しました。
TWICEはThe most popular Artistを受賞。ダヒョンは「MAMAで「CRY FOR ME」という曲を初披露したのですが、少しでも皆さんの力になればと思います。」と、チェヨン「一生懸命頑張って恩返しします。」と感謝の気持ち示しました。
BoAのステージ
2000年に韓国で13歳でデビューし、今年で20周年を迎えたBoAが登場。最新曲「Better」だけでなく、デビューからこれまでの珠玉の名曲たちを後輩アーティストとともに披露しました。「Only one」のステージでは、サプライズパートナーとしてテミンが登場。息の合ったコンビネーションがステージを盛り上げました。BoAはInspired achievement Artistを受賞しました。
BTSのステージ
ソウルワールドカップ競技場が映ると「ON」のイントロが。白い衣装を身にまとったBTSが登場。太鼓やバトンを使った大掛かりでダイナミックなパフォーマンスを見せた。全米billbordチャートhot 100で韓国人歌手初となる1位を獲得した楽曲「Dynamite」では、虹のトンネルをイメージさせるセットが登場。終盤では赤、黄色、緑、ブルーなどの色とりどりの花火が上がりステージを盛り上げました。
「Life Goes On」では一転リラックスしたムードで、冬の街角を思わせるセットが登場。「Life Goes On」にはSUGAも参加し、7人揃った姿でファンを喜ばせました。
MAMAの4大タイトル、「今年の歌賞(ソング・オブ・ザ・イヤー)」、「今年の歌手賞(アーティスト・オブ・ザ・イヤー)」、「今年のアルバム賞(アルバム・オブ・ザ・イヤー)」、「Worldwide Fans’ Choice賞」を、今年もBTSが独占。
今年の歌賞はBTS「Dynamite」
RM コメント:本当にありがとうございます。言いたいことがたくさんあって整理ができないのですが、落ち着いて一つ一つ言っていきますね。実は、MAMAは僕たちがデビューした時に唯一、参加できなかった授賞式だったんです。なのでとても来たかったですし、こうして大きな賞を連続でいただけて、感無量です。実は、Dynamiteは、今の大変な状況で、こんなに愛されることになるとは予想していませんでした。このような難しい状況の中で自分たちだけが良い知らせを持ってくるようで心が重たい時もありました。時間は流れ、明日はきて、朝がくるので、一生懸命生きてまた笑ってお会いできればと思います。でも、僕たちが、時には「Dynamite」のように爆発的に、時には「Life Goes On」のように堂々と、僕たちはここで一生懸命BTSとして音楽を作り、パフォーマンスをしていきます。たくさんの愛をくださり、本当にありがとうございます。光栄です。
今年の歌手賞
J-HOPE コメント:まずARMY!見ていますか?遅い時間までこうやって見守ってくださっているARMYの皆さんにありがとうと言いたいです。この賞の重み、この時間帯、いよいよ年末でMAMAが来たなという実感が湧きますね。こうやって毎年授賞式に来て、パフォーマンスをお見せすることができ、素敵な賞をたくさんいただくことができるということを、とても光栄に思います。
たくさんのことが変わりましたが、光栄に思うこの気持ちは変わりません。
そして僕たちが一段、また一段と成長するたびに、一番に思うのは、素晴らしいファンの皆さんのことです。
この場で話をして、パフォーマンスをして、こういうことが全てARMYの皆さんのおかげだということをもう一度お伝えしたいです。
また、普段は話すのが照れくさいですが、今年の歌手賞の主人公であるメンバーに伝えたいのが、このメンバー、このチームのおかげで、この一年間辛くなかったし、寂しくもなく、憂鬱にもならなかったんだと思います。
本当にお疲れ様、そして愛している、という言葉を伝えたいです。そして、今見ているか分からないけどSUGAお兄さん、一日も早く良くなってステージに戻ってきてほしいです。お兄さんがいた方がもっと輝きます!本当にありがとうございます。愛しています。
ジミン コメント:そしてスタッフの皆さんをはじめとして多くの方々に感謝をしないといけないのですが、ぼくたちの両親、知人、ファンの皆さん、本当にありがとうございます。今年、一生懸命駆け抜けてきたように思いますが、あまり記憶にないです。様々な感情も抱えて。今こうしているように、来年も僕たちは同じようにこの場で皆さんと一緒にずっと一緒に歩んでいくだろうということを言いたいです。いつもありがとうございます。
愛しています。
V コメント:あともう一度話したいのが、マネージャーの方々、本当に僕たちを起こしてださって、応援してくださって、またこうしてご飯を食べさせてくださって、そして終わったら“メンバーの皆さん、お疲れ様でした”と言ってくださって、本当に僕たちの一番近くにいるマネージャー、スタッフの方々にありがとうございます、と伝えたいです。
メンバー全員:ありがとうございました!
今年のアルバム賞
ジミンは「ARMYのみなさんありがとうございます。SUGA兄さんが手術をして回復に専念中なのですが、皆さんがこのような大きな賞をくださったので、少しの間ですが会いに来ました」とマイクに携帯電話を近づけると、電話口からSUGAの声が。SUGAは「アルバム賞をくださったARMYの皆さんに感謝を伝えたいです昨年に引き続き賞をいただけて…今年一番愛されたアルバムということですよね?僕らがアメリカで頑張って準備したものが多くの皆さんに愛してもらえてとても嬉しいですし特に、今年のアルバム賞だなんて…とても…今見ているのですが…素晴らしいですね!舞台に立ちたいですが今制限しているので、皆さんあまり心配しないでください僕が会場いないにも関わらず周りから「MAMA見てるよ」と連絡が来ます(笑)。改めて心から感謝しますARMY、愛してます」と感謝を伝えました。
Worldwide Fans’ Choice TOP10
2020年10月29日(木)18:00~12月6日(日)まで「MAMA」公式オンライン投票とSNS投票などを通じて選出される「Worldwide Fans’ Choice TOP10(ワールドワイドファンズチョイストップ10)」、選出された10組のアーティストは、NCT、TREASURE、TOMORROW X TOGETHER、GOT7、ATEEZ、SEVENTEEN、MAMAMOO、TWICE、BTS、BLACKPINKでした。
ソン・ジュンギの閉幕のコメント
MAMAを通してユートピアを探せましたか?最近、みなさん大変でしょう?でも音楽が存在するかぎり、僕たちはつながっています。ユートピアは皆さんの近くにあることを忘れないでください。皆さん、ありがとうございます。
※権利上の都合で内容が一部変更になる場合があります。予めご了承ください
日本語字幕なし版の再放送は12月29日(火)14:15~、2021年1月1日(金)11:30~の予定です
■MAMAとは■
「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(MAMA)」はCJ ENM主催のアジア最大級の音楽授賞式です。Mnet ASIAN MUSIC AWARDSは1999年に「Mnet 映像音楽大賞」からスタートし、2004年からの「Mnet KM Music Video Festival」、2006年からの「Mnet KM Music Festival」を経て、2009年に「Mnet ASIAN MUSIC AWARDS」にアジアの音楽授賞式として生まれ変わりました。その後は2010年のマカオでの開催を皮切りに、2011年にシンガポール、2012年~2016年は香港、2017年にはベトナム・日本・香港、2018年は韓国・日本・香港と様々な地域で開催。世界中の音楽ファンたちが楽しむことのできる、アジア最高の音楽祭として成長し続けています。2019年は日本で開催し、MAMA史上初となるドーム開催となりました。
2020 MAMA 公式ホームページ:www.2020mama.com
【Mnet Smart】 https://smart.mnetjp.com/
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