3年ぶりにドラマ復帰をするパク・ハソンと、「あなたが眠っている間に」で人気を集めたイ・サンヨプが禁断の恋に落ち、トキメキいっぱいの濃厚な恋模様を繰り広げる大人のラブロマンス「平日午後3時の恋人たち」のDVDがTSUTAYA先行で好評レンタル中、DVD-BOX1&2が好評発売中です。
DVDリリースを記念して、主演のパク・ハソン&イ・サンヨプのオフィシャルインタビューが到着しました。
【オフィシャルインタビュー】「平日午後3時の恋人たち」パク・ハソン&イ・サンヨプ
―出演を決めた理由は?
パク・ハソン(以下ハソン):台本を読んだ時すごく興味が湧きました。そしてジウンの生活がすぐに目に浮かんだんです。その際に原作の存在を知り、視聴したらとても面白くて、最初から最後まで一気に見ました。原作もすばらしいのできっと演じがいがあると考えて出演を決めました。
イ・サンヨプ(以下サンヨプ):僕も同じです。ただ僕の場合は、ちょうどもの静かな男性によるラブストーリーを演じたいと思っていたところだったんです。ハソンさんと共演できて光栄でした。感想になっちゃった(笑)。
―演じられたキャラクターの紹介をお願いします。
ハソン:私が演じたソン・ジウンは、平凡な毎日をせわしなく暮らす女性です。しかし、ある日誰もが憧れるような女性が近所に引っ越してきて、その女性が人生を楽しめとジウンを誘惑するんです。このような新しい出会いが、彼女を動かします。ジウンが平凡な女性であるということが、重要なポイントだと思います。
サンヨプ:ユン・ジョンウは生物を教える先生です。温かい人物ですが、他人には自分の気持ちを表現しません。ある意味面白みに欠ける人物だと言えます。自分よりも他人のことを優先する人でしたが、ジウンに出会ってから自分に正直になっていきます。ジウンと一緒に困難を乗り越え、突き進もうとする人物です。
ハソン:ジウンとすごく似てるのね。ジウンに集中しすぎて気づかなかった(笑)。
サンヨプ:僕は知ってたよ(笑)。
ハソン:似た者同士だから恋に落ちたのだと思ってたけど、最初から似ている人物だったと今気づきました(笑)。
サンヨプ:2人は同じ痛みを抱えているからかもしれないね。
―役作りで気を付けたことは?
ハソン:役柄に合わせて、メークを最小限に抑えました。自分で髪を結んだり、家で過ごす時のようなTシャツを着たりして外見を作っていきましたね。ジウンという女性を演じる上では、気取らないことを心がけたんです。ジョンウと出会ってからはいつも撮影が一緒だったので、自然に演じられて頼りになりました。
サンヨプ:台本を読んだ時に感じたジョンウは、真面目でつまらない人間だと思いました。ふだんのイ・サンヨプとしての表情や、おどけるような姿は見せないように努力したんです。演じる時に極力笑わないよう心がけました。ハソンさんとのシーンが増えてからは、演技への集中力が高まったと思います。充実した時間でした。
―韓国版ならではの魅力は?
ハソン:原作を見ましたが、とてもいい作品ですよね。ドラマに引き込まれました。何よりドラマは面白いことが重要です。いい作品にしたいとプレッシャーもありました。原作を生かしながら、韓国の情緒も織り込んだ作品になっています。映像の美しさにもこだわりました。原作はラブコメ要素もありましたが、韓国版ではジウンの変化を描いてロマンス色を強めました。リメークならではの特色を作ろうと努力しましたね。
サンヨプ:原作の日本版に比べるとドラマの話数が多いので、ジウンとジョンウを取り巻くキャラクターたちの感情も丁寧に描き出そうと、監督が趣向を凝らしました。それが効果的だったと思いますね。
―原作と異なる結末についてはどう思いましたか?
ハソン:原作の結末は賛否が分かれたそうですが、私は現実的だと思いました。もちろん場合によって違いますが、不倫後に男性は家庭に戻り、女性は家庭が壊れるという…よく耳にする現実的な結末だったと思います。韓国版の結末に関しては、より悲劇的な最後を望んでいたんです。ジウンが死んだり…そんなことも考えていました。でも本作を最後まで見てくださった方々からは、希望を持てたという声を聞きました。
サンヨプ:ドラマを宣伝する時によく使っていた言葉は“成長”でした。それは脚本家が大事にしていたことなんです。成長がないただのラブストーリーなら、ジウンかジョンウのどちらかが最悪の結末を迎えていたかもしれません。ですが、脚本家は最後まで“成長”を作品のキーワードにしていました。でも、僕たちがよく脚本家に頼んでいた結末は“自分を殺してくれ”と(笑)。
ハソン:目立てるから(笑)。それが俳優としての正直な気持ちです。
―イ・サンヨプさんが初主演作として本作を選んだ理由は?また、感想もお聞かせください。
サンヨプ:「トップスター・ユベク~同居人はオレ様男子~」の撮影が終わる頃に本作の台本をいただきました。「ユベク」で演じた役柄は頼もしい男性だったのですが、視聴者の間では男らしいイメージよりも、ヒロインに振られた男として印象に残ったようです。思い描いていた結果と違ったので、自分の未熟さを痛感しました。それで大人のラブストーリーを演じてみたいと思っていました。そんな時に本作の台本をもらって、出演をすぐに決めました。今回僕は主役だと思っていません。このドラマは最初から最後まで、ハソンさんのためのハソンさんによる…何だろう(笑)。
ハソン:デタラメを言うからよ(笑)。
サンヨプ:本当にそう思っています。僕はハソンさんを引き立てる役柄だったと考えています。ハソンさんの演技力があったからこそいい作品になりました。
ハソン:私も最初は女性のドラマだと思いましたが、全部持っていかれました。映画やドラマに引っ張りだこの俳優ですから本当に大人気ですよ(笑)。
―記憶に残っているシーンは?
ハソン:私の記憶に残っているのはジウンが自分の命を投げだそうとしたシーンです。
サンヨプ:僕もあのシーンを見て涙が出た。僕は“塩の人形”ですね。
ハソン:不思議な気持ちでした。撮影前にあのシーンについて、男性陣は理解に苦しんだようです。でもリハーサルをしてみたら皆が引き込まれて、視聴者も魅了することができました。ナレーションの時も感情がこみ上げてきましたね。演じながら引き込まれたんです。海に行った時も記憶がよみがえりました。本作は日常に近いので、コンビニでも思い出すほどでした。
サンヨプ:僕もそうでした。
ハソン:これも記憶に残るシーンですね。コンビニが最初の出会いだったので、監督が気に入っていました。
サンヨプ:あの日からハソンさんは黄色を身につけていましたよね。
ハソン:黄色い傘のことです。ある映画で見た黄色い傘がすごく印象的だったので私がリクエストしたんです。
サンヨプ:黄色い靴も履いていたしね。
―演じる上で意識したことは何でしょうか?
ハソン:私が意識したことは、原作がとても魅力的な作品だったのでその魅力を生かしたいと思っていたんです。台本でも韓国的な要素を取り入れながら、原作の良さを残していました。原作の良さは内容がいいだけでなく、物語が進む中で推測する面白さがありました。一方で、本作のほうは状況を分かりやすく描いています。そこが少し違いますね。そうすることで私たちの世界観も表現しているんです。キャラクターも原作とはイメージを変えています。原作の主人公は明るいキャラクターですが、本作は憂うつそうで少し暗い印象を与えます。言葉が少ない控えめな性格でしたね。それらの違いも表現しようと意識しました。
サンヨプ:視聴者の方はどう思うか分かりませんが、原作の男性主人公とユン・ジョンウは全くの別人だと思います。雰囲気は似ているかもしれませんが、僕が感じたままに演じたいと思ったんです。もちろん原作の役柄と似ている面もあります。でもジョンウは原作より分かりやすい人物ですね。だから目に感情を込めて演じようと意識しました。
―お互い第一印象と異なる点はありますか?もしあったら教えてください。
サンヨプ:ハソンさんとのシーンで泣きかけたことがあって…。ジウンがジョンウに対して真顔で「飽きた」と言うシーンがあるんです。リハーサルの時は直前まで2人でふざけ合っていたのに、急に真顔で演技を始めてガラリと人が変わったんですよ。それ以来、態度を改めました(笑)。思っていたよりも明るい性格でユーモアもありますし、真面目な人でした。実際に会う前は静かでおしとやかな人だと思っていたんです。でも会ってみたら…。
ハソン:違った?(笑)
サンヨプ:想像以上に面白い人でした。それにおしゃれです。
ハソン:何それ(笑)。
サンヨプ:素敵だったよ。
ハソン:サンヨプさんと会う前のイメージは、演技が上手な人という印象でした。「シグナル」も見ましたが、撮影が始まってみると思っていた以上にご本人が魅力的でした。目が澄んでいてとてもきれいなんです。声も素敵でした。本心ですよ。笑顔も可愛いんです。引きつけられるような魅力を持っているので、自然に演技ができました。放送が終わる頃には、魅力に気づく方がさらに増えたと思います。それほどサンヨプさんの印象が変わりました。とても素敵な方だと思います。
―本作の見どころを教えてください。
ハソン:映像が特に手間をかけて作られているので、映画のようにきれいな映像をぜひ楽しんでほしいです。劇中で流れる音楽もとてもいいと思います。
サンヨプ:見どころはハソンさんの演技です。原作で描かれていた主人公とはひと味違う、“ソン・ジウン”ならではの魅力があります。韓国の女性たちが深く共感したキャラクターです。日本の皆さんがどうご覧になるか、反応がすごく楽しみです。それが見どころです。
ハソン:サンヨプさんの演技も!
サンヨプ:よく言った(笑)。
ハソン:皆さん、彼の魅力にハマるでしょう。
サンヨプ:いつも褒め合っているんです(笑)。
―これからドラマをご覧になる日本のファンへのメッセージをお願いします。
ハソン:原作も楽しんで見ましたが、私たちも気持ちを込めて作り上げた作品です。楽しんでいただけたらうれしいです。ありがとうございます。
サンヨプ:原作よりも話数が多いので感情の動きが繊細に描かれていて、伏線もたくさん張られています。そこに注目しながら見てみてください。楽しんでほしいです。僕たちの活躍にもご期待ください。ありがとうございました。
【商品情報】
「平日午後3時の恋人たち」
TSUTAYA先行で好評レンタル中
DVD-BOX1&2 発売中
各¥14,400+税
発売元:「平日午後3時の恋人たち」パートナーズ
レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメント
セル販売元:ハピネット・メディアマーケティング
(c) channel A Based on the Japanese TV drama series, “Hirugao~Love Affairs in the Afternoon~” Produced by Fuji Television Network, Inc. (Written by: Yumiko Inoue)
公式サイト:
https://culture-pub.jp/3pmlovers/
予告編:
https://youtu.be/gvkweyiRVRI
平日午後 3 時の恋人たち DVD-BOX1
平日午後 3 時の恋人たち DVD-BOX2