昨年、「Plant」に続き「Whale」まで自分だけのジャンルを作り上げてきたキム・セジョン
2021年春、新しいアルバム「I’m」で戻ってきた。
ソロアーティストとして前進するキム・セジョンの2枚目となるミニアルバム「I’m」は、収録曲の全てを自作曲で満たし、シンガーソングライターとして一層成長した姿を見せている。
シンガーソングライター キム・セジョン、彼女が休む方法
キム・セジョンは、今回のアルバムを通じて「休み方」について語る。
「I’m」はデビュー以降、休む暇なく突っ走ってきた自身を振り返った時に感じた気持ちと考えについて素直に詰め込んだアルバムで、本人の想いを込めるためアルバムに収録された全曲の作詞作曲に参加した。
タイトル「Warning」の曲作りをしながら「休んでも大丈夫だ」と思ったそう。人は誰でも、ある時に限界を感じる瞬間がある。しかし、その時に気づかず走り続け、壊れてしまったら、どうすることもできないほど痛むことになる。休むべき時は休んでいこう、休めば次に踏み出す一歩が軽くなるだろう。
このようにキム・セジョンは自分だけのカラーで‘慰め’ようとしている。私たちは時に明るく綺麗な音楽を聴きながら慰められるではないか。「Warning」が、まさにそんな曲だったらと彼女は話す。
感じる全てのことに正直なキム・セジョン
キム・セジョンは今回のアルバムに収録された全曲を自作曲で満たした。
毎日触り、夜な夜な会話をしていた、父がプレゼントしてくれたクマのぬいぐるみ「Teddy Bear」。暗闇に包まれた散歩道、月だけが私を照らす時の色とムードを盛り込んだ「Do dum chit」。明日を支えてくれる愛する人と家でのささやかな日常を込めた「Let’s go home」。そして、愛を前に怯える者の悩みを収めた「Maybe I am」まで、日常を過ごすキム・セジョンならではの感想がそのまま込められている。
アーティスト キム・セジョンは自由で素直で、愛らしい。これは、今回のアルバムジャケットのコンセプトにも表れている。‘私と遊ぼう’と声をかけるような無邪気な笑顔と気楽で自由奔放な姿、そして自身を振り返った時に大切な記憶として残っている小物で飾りたてたムードまで、それぞれの異なるキム・セジョンに会うことができる。
キム・セジョンのカラーを込める
曲はもちろん、アルバムのあちこちに‘キム・セジョンのカラー’が盛り込まれている。
そして、その中でもミュージックビデオで彼女の考えとカラーを強烈に感じることができる。
ミュージックビデオでは、‘Sejeong World’を演出する。現実の中の感情をほのめかす空間の本体セジョンと、彼女の内面に存在する様々なキャラクターのセジョンが登場し、より多様な場面が登場する予定だ。また、ミュージックビデオのセットや衣装に使われたカラーは大衆の感情と視覚を刺激するだろう。