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2021年10月8日04時43分 金曜日 “出演だけでも映画の品格を上げる演技者”イ・ビョンホンが「第15回アジア・フィルム・アワード」(AFA)で「Excellence in Asian Cinema Award」を受賞!

「アジア・フィルム・アワード」(AFA)は香港国際映画祭、釜山国際映画祭、東京国際映画祭がアジア映画の発展のために、2013年に設立されたアジア・フィルム・アワード・アカデミー(AFAA)で毎年開催される授賞式。「Excellence in Asian Cinema Award」は、アジアの映画や文化全般にわたって優れた業績を収めたアジアの映画人に贈られる賞で、今年は俳優イ・ビョンホンが大韓民国で最初の受賞者に選定されて注目を集めている。

イ・ビョンホンは30年におよぶ輝かしい経歴を持ち、韓国国内外の様々なジャンルの映画で多彩な才能を発揮してきた。与えられた役を解釈し、その役の精神に洞察を与える強烈な演技へと変換することで知られ、会話の全ての台詞に息を吹き込み、忘れられない体験で観客を驚かせている。その演技力で多くの賞を獲得しており、2016年には『インサイダーズ/内部者たち』(2015)で、韓国の権威ある大鐘賞(Grand Bell Awards)や青龍映画賞(Blue Dragon Film Awards)を含む10の異なる賞で最優秀俳優賞を席巻した。

その影響力は韓国、アジアを超え、2015年には米国・アカデミー賞に招待され、アジアの俳優としては初めて最優秀外国映画のプレゼンターを務めた。ハリウッドの大ヒット作『G.I.ジョー』(2009)や『マグニフィセント・セブン』(2016年)での出演は、ハリウッド内外の多くの韓国映画人たちにインスピレーションを与えてきた。イ・ビョンホンは、数々の受賞歴に加え、アジア・フィルム・アワードでも『インサイダーズ/内部者たち』と『KCIA 南山の部長たち』(2020年)で最優秀俳優賞を2度受賞しており、さらに最新作『Emergency Declaration(英題)』では、カンヌ国際映画祭に招待され、閉会式の舞台に立っている。年を重ね、輝かしいキャリアを築き続けており、直近では自身も主演するNetflixオリジナル映画『I Believe In A Thing Called Love(英題)』で共同制作を務めている。

第26回釜山国際映画祭のイ・ヨングァン映画祭理事長は「アジア・フィルム・アワードはこの度、イ・ビョンホンさんにExcellence in Asian Cinema Awardを授与できますことを、光栄に思います。アジアそして世界の映画への貢献が、広く観客や映画業界で認識されており、作品ごとに全く異なる役を演じることに対して恐れを持たたない姿勢は、プロフェッショナルさを反映しています。卓越したキャリアを通して演技技術を磨き、映画芸術の水準向上に取り組んできており、その技術と情熱はExcellence in Asian Cinemaにふさわしいです」とお祝いのメッセージを伝えた。

「第15回アジア・フィルム・アワード」は、「第26回釜山国際映画祭」の期間中の10月8日(金)夜8時パラダイスホテル釜山で授賞式行われ、YouTubeとNAVERからも生中継される予定だ。

□アジア・フィルム・アワード公式サイト:http://www.afa-academy.com/?lang=jp

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