12月23日(金)に日本公開を迎える韓国映画『死を告げる女』。本作の魅力を余すことなく伝える必見のメイキング映像、そして併せて和やかな撮影風景でのチョン・ウヒとシン・ハギュンを収めたオフショット2点が到着しました。
主演を務めたのは、2013年に『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』で主演女優賞と新人賞を総なめにしたほか、映画『サニー 永遠の仲間たち』、『哭声/コクソン』、『雨とあなたの物語』や、ドラマ「恋愛体質~30歳になれば大丈夫」をはじめ、作品毎に個性的な演技で大きな支持を受けてきた女優チョン・ウヒ。プロフェッショナルな報道キャスターとしてミスを許さない完璧主義な姿、そして死の予告電話によって揺らぎ始める日常まで、事件真相に近づくほど徐々に変化していく心理的な混乱や恐怖を繊細な演技で描き出す。
そんな彼女をより大きな混乱の中へと導く精神科医イノ役に、2000年に『JSA』で青龍賞ならびに春史映画芸術賞の助演男優賞を受賞、さらに近年も歴代興収ランキング第1位のメガヒットを記録した映画『エクストリーム・ジョブ』へ出演するほか、ドラマ「怪物」で百想芸術大賞の最優秀演技賞を受賞したベテラン、シン・ハギュンが扮している。
さらに、娘のキャリアにこだわる母ソジョン役に、ホン・サンス監督作『あなたの顔の前に』での百想芸術大賞女性最優秀演技賞の受賞が記憶に新しいベテラン女優イ・ヘヨンと強烈な存在感をもたらす演技派俳優が集結。共に百想芸術大賞で新人女優賞を受賞した共通点を持つチョン・ウヒとイ・ヘヨンによる、母と娘の愛情と執着を立体的に表現した熱演バトルも見どころ。
またこの度到着したメイキング映像は、主演のチョン・ウヒが本作で演じたキャスターさながらに、まるで報道番組のような形式で見どころを紹介していく。まずは本作の概略について触れており、そこで監督のチョン・ジヨンは「社会的に成功した女性の内面を描きたかった」と着想の源について語っている。続いて映像は主演のチョン・ウヒがキャスターとしての立ち居振る舞いを学ぶ姿を収めている。指導にあたったのはかつてKBS局にアナウンサーとして所属し、主人公セラと同じく21時のニュースの顔を務めたキム・ミンジョン。チョン・ウヒはキャスターらしさを表現するために衣装、姿勢、そして発声に気を配ったというが、「難しい」と思わず顔をしかめる場面も。そして撮影現場に続き、映像はキャストについて言及する。主演のチョン・ウヒについて監督のチョン・ジヨンは「はまり役だった。繊細そうな目つきもセラにぴったり」と語っている。そしてチョン・ウヒ自身も、ミステリアスな精神科医を演じたシン・ハギュンについては「説得力が増した」、母を演じたイ・ヘヨンへはその演技を「勉強になった」と二人の先輩を惜しみなく称賛しながら映像を締めくくっており、演技派俳優のケミストリーに期待が持てる内容となっている。
死を予告する謎の電話から始まる斬新なストーリー展開をキャリアウーマンが抱える不安と欲望などの心理描写を巧みに映し出しながら描く、新たなサスペンス・スリラーがここに誕生した。
監督・脚本:チョン・ジヨン
撮影:カン・ミンウ
編集:チョン・ビョンジン『サバハ』
音楽:チャン・ヨンギュ『哭声/コクソン』
製作:シン・ヘヨン『ラスト・プリンセス 大韓帝国最後の皇女』、キム・ソンファン『エクストリーム・ジョブ』
出演:チョン・ウヒ『哭声/コクソン』、シン・ハギュン『エクストリーム・ジョブ』、イ・ヘヨン「無法弁護士~最高のパートナー」、チャ・レヒョン『アシュラ』、ナム・ムンチョル『白頭山大噴火』、パク・ジヒョン『ディヴァイン・フューリー/使者』
2022年/韓国/111分/カラー/ビスタ/5.1ch/日本語字幕:小西 朋子/原題:앵커/英題:THE ANCHOR
レイティング:G/配給:クロックワークス
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公式サイト:https://klockworx-asia.com/anchor/
予告:https://youtu.be/cvQL5oJTN-4
12月23日(金)シネマート新宿ほか順次公開