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2020年7月18日10時25分 土曜日 【オフィシャルインタビュー】「凍てついた愛」チョ・ヨジョン オフィシャルインタビュー

TCエンタテインメントより、息子を必死に守るため、あらゆる感情が入り混じるママ友の世界で明かされる衝撃の真実を描くハイクオリティドラマ「凍てついた愛」のDVDが好評リリース中です。

このたびDVDリリースを記念して、記録的な大ヒットとなった『パラサイト 半地下の家族』に出演し、本作でも母親役を演じるチョ・ヨジョンのオフィシャルインタビューが到着しました。

【オフィシャルインタビュー】「凍てついた愛」チョ・ヨジョン

―今回演じた「ソ・ウンジュ」はどういう人物ですか。またご本人と似ているところはありますか。
ソ・ウンジュという人物は、傍から見ると、申し分のない家庭を築いた女性ですが、息子の事件に直面した後から、人生が一変してしまいます。
実際の私とは似ているところがないキャラクターだったので、難しかったです。

―難しいテーマを扱った作品だと思いますが、作品のどこに魅力を感じて出演を決めましたか。また、撮影中や放送中でも、出演してよかったと思ったことはありましたか。
私は独身なので、中学生2年生の子を持つ母親をイメージするのは容易ではありませんでした。その上、表に出すことのできない、罪の意識の中にいる人物だったので、なおさら決心しづらかったです。ですが、今の私たちに、“大人らしさ”とは何なのかを気づかせてくれる、必要不可欠な物語だと思い、出演を決めました。1話1話、モニターチェックをしていきながら、“美しい世界”(原題は「美しい世界」)を望む人たちにとって、とても良い作品だと感じられました。出演して良かったという気持ちでいっぱいです。

―役作りのために事前に準備したことはありますか。また、パク監督と役作りについての相談はしましたか。
監督は特に何もおっしゃらず、ただただ、私達キャストを信じてくださいました。撮影中、つらく難しいシーンが終わると、いつもスタッフの皆さんと拍手してくださり、「本当に良かった。」と惜しみなく褒めてくださって、監督には本当に感謝しています。大変なシーンを撮りきることへのやりがいを教えてくださいました。

―友人イナとの間で、激しく言い合ったりして、泣いたり怒ったりするなど感情を露わにするシーンが多かったと思います。イナ役のチュ・ジャヒョンさんとは、撮影にあたって演技の打合せ・相談などされたのでしょうか。またチュ・ジャヒョンさんの印象はいかがでしたか。
チュ・ジャヒョンさんとは、撮影の前と後で、シーンについて何度も話し合って、お互いを気遣いながら演じることができたので、本当に幸せでした。現場では常に心強く、頼れるお姉さんであり、女優さんです。

―息子役のソ・ドンヒョン君がインタビューでヨジョンさんに重いシーンでも落ち込みすぎないように助けてもらったとおっしゃっていました。ドンヒョン君との演技の相性はどうでしたか。
助けてもらっただなんて…。ドンヒョンが母親である私と気まずくならないように、現場ではできる限りリラックスさせ、仲良くなろうと努力しました。

―ジュンソクを捜して街中を走りまわり、泣き崩れるシーンがウンジュの苦しみが表現されていてとても印象に残りました。ヨジョンさんご自身が出演したシーンで一番印象に残っているシーンはありますか。
質問いただいたシーンの、“道に座り込み、罪の意識で泣く場面”と、“学校の屋上で、息子に事故の状況を聞いて混乱したと思いきや、すぐに決心をする場面”が、台本をもらった時から一番難しくて印象に残っています。私にやりきれるだろうかと思うぐらい、難しくて怖かったのですが、大きな山を越えたような気がして、記憶に残っています。

―共演者のみなさんやスタッフなど撮影現場の雰囲気はいかがでしたか。撮影中に印象に残っているエピソードがあったら教えてください。
チョ・ヨジョン:監督が見事に現場を仕切ってくださったので、家で準備をするときよりも、むしろ現場に行ったときのほうが心が落ち着きました。すべてのスタッフ、キャストがお互いを本気で思いやり、気遣いながら、つらいテーマの物語を温かい雰囲気の中で撮影することができたので、今でも監督の現場が恋しいです。

―本作でもとても美しいヨジョンさんを見ることができたのですが、普段から心がけている健康法などはありますか。
コツコツと運動することと、できるだけ質のいい食事を規則的にとろうと心がけているくらい。素敵に撮影し、仕上げてくださった「凍てついた愛」チームに感謝しています。

―ご出演された映画「パラサイト 半地下の家族」が米アカデミー賞を受賞して日本でも大きな話題となりました。受賞後の心境をお聞かせください。
ポン・ジュノ監督のこれまでの努力の賜物だと思いますし、このように素晴らしい結果を生み出し、韓国映画の歴史に刻まれた瞬間を共にできただけでも十分ありがたく、幸せでした。ですが、すべての喜びと幸せは、「パラサイト」の撮影現場ですでに満たされていたので、受賞後の状況の変化は、贈り物のような時間でした。

―本作では“校内暴力を背景とした親子の葛藤”、映画「パラサイト」では“格差社会における家族の在り方”と、両作品とも「家族」をテーマに描かれた作品ですが、ヨジョンさんが考える“理想の家族像”はありますか。
親が大人の役割をしっかりと果たしてあげていることが、理想的な家族だと思います。

映画とテレビドラマでは、役作りなどにおいて取り組み方は、どのように異なるのでしょうか。ご自身で心がけていることなどあれば、教えてください。
チョ・ヨジョン:映画は最初から最後まで話の全体を見て、準備し、考える時間がありますが、ドラマは、撮影しながらその時々で話を受け入れ、瞬発力をもって解釈しなければいけないのが、一番の大きな差だと思います。

―映画「パラサイト」でも本作でも母親役を演じていらっしゃいますが、これから挑戦してみたい役やジャンルについて教えてください。
私が持つイメージと相反する、意外な魅力を持ったキャラクターを演じてみたいと常に思っています。

―もし日本へいらっしゃる機会があったら、何をしたいですか。また、日本の好きな食べ物や場所はありますか。
東京のような都市も素敵ですが、九州ののどかな温泉地のような場所が本当に好きです。日本の食べ物はどれもとても好きですが、特に蕎麦が大好きです。

―最後に日本の視聴者の方に作品の見どころを教えてください。
人物ごとの立場と感情の線を辿りながら見ていただけたら、このドラマが伝えようとするメッセージがしっかりと届くはずです。

【商品情報】
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各14,400円(税抜)
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発売元:ストリームメディアコーポレーション/ワコー/BS12 トゥエルビ
販売元:TCエンタテインメント
予告編:https://www.youtube.com/watch?v=vE-LQQlOU00&feature=youtu.be
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