HYBE傘下レーベルであるBIGHIT MUSICのシン・ヨンジェ代表取締役が「Billboard’s 2022 Indie Power Players」のリストに名を連ねた。Billboard’s 2022 Indie Power Playersは、米国の3大メジャーレーベルと呼ばれるユニバーサル ミュージック グループ、ソニー・ミュージックエンタテインメント、ワーナーミュージック・グループのほかに、世界音楽市場で独自の成果をあげたレーベルおよび流通会社のリーダーを選定し、発表している。
シン・ヨンジェ代表は、レーベル所属アーティストであるBTSとTOMORROW X TOGETHERの世界的な活躍を導いた立役者として世界の音楽産業の発展に貢献した成果が認められ、リストに名を連ねた。4月に公開されたビルボードインターナショナルパワープレイヤーズ(Billboard International Power Players)に続くビルボードリスト選定となった。
6月6日(現地時間)、ビルボードは公式ホームページを通じて「Billboard’s 2022 Indie Power Players」リストを発表し、「シン・ヨンジェ代表はビルボードチャートのトップ5入りを果たしたBTSとTOMORROW X TOGETHERの韓国及び世界における活動戦略を構築し成功させただけでなく、コロナ禍においてアーティストとファンの間での円滑なコミュニケーションをサポートするために、地域の境界を越える統合的なアーティストの活動戦略を築き上げた。このような戦略は、韓国だけでなく、北米、日本、イギリスなど主要な音楽市場でBTSとTOMORROW X TOGETHERがグローバルポップアーティストとしての地位を確実にすることに役立った」として選定の理由を明らかにした。
シン・ヨンジェ代表は2019年に、HYBEの前身であるBig Hit Entertainmentに加わり、レーベル部門の副代表(VP)と代表(GM)を歴任した。現在は、HYBEで分割されたレーベルのBIGHIT MUSICの代表取締役を務めている。
2019年から3年ほど、BIGHIT MUSICを率いているシン・ヨンジェ代表は、パンデミック状況の中でも、ファンとアーティストが地域にとらわれずコミュニケーションをとれるように、迅速かつ多方面での対応戦略を展開した。地域を分けてアーティスト活動をしていたレーベルの伝統的なコミュニケーション方式から刷新し、ソーシャルネットワークを中心に同世代が共有する感受性、トレンドに対するインサイトを基盤に特定地域に限定されないコミュニケーション方法を駆使し、アーティストのグローバルな活動の成功を導いた。
また、今回のBillboard’s 2022 Indie Power Playersには、HYBE AMERICA傘下にあるBig Machine Label Groupを率いるScott Borchetta CEOも共に名を連ね、HYBEの底力を証明した。Thomas Rhett、Carly Pearce、Tim McGrawなどBig Machine Label Groupに所属するアーティストの活躍と、Big Machine Label Groupが世界の音楽市場であげた成果による6年連続のリスト選定となった。ビルボードは「大胆なA&Rと新しく迎え入れた新人アーティストへの期待が非常に大きい。このアーティストたちは、今後、Big Machine Label Groupの次期走者になるだろう」と、Big Machine Label Groupのさらなる歩みに期待を示した。
Scott Borchettaは「6年連続で『Billboard’s Indie Power Players』に選ばれたことを光栄に思う。HYBEの一員となったBig Machine Label Groupの持続的な成長と成功は、世界的なアーティストの発掘に焦点を合わせ、いつにも増して世界の音楽市場に大きな影響を及ぼしている」と感想を述べた。
「Billboard’s 2022 Indie Power Players」はビルボードホームページ(www.billboard.com)で確認できる。
*参考リンク:https://www.billboard.com/pro/billboard-indie-power-players-executives-list-2022