2014年4月からスタートしたBIGSTARの日本での100回公演“BIGSTAR 100 STORIES”。その最終公演となる100回目記念コンサート『END&AND』が9月26日(金)東京・赤坂BLITZで行われた。今までの集大成となる公演だけに、BIGSTAR自身もリハーサルから気合いが入り、さらにファンも開演前から熱い気持ちを送っていた。
いよいよ幕が開くと、気迫の表情で現れた5人は、『Be brave』『イルタン ダルリョ』『ナルラリ』とのっけからノリノリの3曲で会場は一気にヒートアップ。
「The Future Of Brave Sound BIGSTAR!こんにちは、BIGSTARです!」とお馴染みの挨拶に続き、ソンハク、フィルドッグ、レファン、バラム、ジュドの順に自己紹介。ファンの掛け声があって完成する自己紹介もやはり100回の公演を重ねただけあり、ファンとの息もぴったり。盛り上がった雰囲気のまま次の曲へ。『トク カットゥン ヨジャ』『ヌンガマ』『ホロソギ』とお馴染みの曲が続き、ファンからは完璧な掛け声が。
少し落ち着いたところで、ソンハクから「『BIGSTAR』はK-POPアーティストの中で最も輝く星になりたいという気持ちを込めて作られた名前です。メンバーそれぞれが好きなことや得意なことは違うけど、ひとつになると自分たちが持っているもの以上のシナジー効果を出せるので、みんな揃っても、時には別々になっても、いつどこでも輝くアーティストになりたいです!」という言葉があると、会場からは大きな歓声が。100回目の公演については、「夢みたいです。雰囲気は(熱気で)温泉みたいですけど(笑)」とバラム。次のステージの準備のため、一旦ステージを後にしていたレファンとジュドについては「トイレ?コンビニ?」と冗談を交えつつ完璧な日本語で会場を和ませる3人。
そしてソロステージへ。まずはレファンが登場しキーボードを演奏しながらの弾き語りでスタート。最初は緊張した面持ちだったが、ダンスが始まると自信に満ちた表情でファンを魅了した。
続いては、フィルドッグ、バラムから期待の声が上がっていた末っ子のジュド。いつもの素晴らしい歌声はもちろん、今回の舞台では女性ダンサーとの絡みも見せ、ファンからは悲鳴が上がった。
最後はレファンとジュドが息の合ったハーモニーで魅せてくれた。
ここで衣装チェンジしたフィルドッグ、ソンハク、バラムの3人が再び登場。2人のソロステージについて、モノマネも交えつつ、爆笑トークでファンを楽しませた。ソンハク曰く「恋愛したことが全然ない」ジュドの女性ダンサーとの絡みについての話題では特に盛り上がった。
今度は再び5人でのステージ。『センガンナ』が始まるとファンからは応援コール。力強く、時にはかわいらしく、息の合ったダンスも見せつつ『セロウンサラム』『BABY GIRL』に続き、新曲の『ノルル チウォボンダ』をしっとりと歌い、ファンを魅了した。
ステージ上にソンハクだけが登場すると、『レイニーブルー』がスタート。ファンからは“성학(ソンハク)? I LOVE IT!”のメッセージが掲げられた。
曲が終わるとレファン、ジュドの2人が登場し、ソンハクとハグすると、勢いでレファン、ジュドの2人もハグし、メンバーの仲の良さにファンも興奮気味。「ソンハクさん、今、男の匂いが…」と言うジュドにレファンが「温泉の匂い」と言って笑いを誘うと、初めて披露した新曲については「泣きそうだった」と感動の気持ちを表した。
続いてはフィルドッグのソロステージ。さすがの安定感で力強いステージを見せる。途中バラムも登場し、さらにパワーアップしたステージに会場もヒートアップ。
そして今度はバラムのソロステージ。トークの時とは180度異なる鋭い眼差しで、男らしい説得力のあるステージで魅せ、ファンからは「イ・ヨンジュン」コールも起こった。
「さあ行きましょう!」の声で、再びフィルドッグも参加し『オイオンネ』へ。圧巻のステージにファンも熱い声援で応えた。
ここで雰囲気が変わり、ソンハク&ジュド、フィルドッグ&バラムの2組のダンスステージが披露された。ダンスでの評価も高いBIGSTARだけに、ここでも完璧なパフォーマンスで盛り上げてくれた。
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