1月31日に、BLACKPINKの初オンラインライブ「YG PALM STAGE – 2021BLACKPINK: THE SHOW」が、全世界に向けて14:00(日本時間)からBLACKPINKのオフィシャルYouTubeチャンネルで配信された。
今や、YouTubeのオフィシャルチャンネルの総再生回数が150億回を超え、女性アーティストとして世界No.1を誇る、BLACKPINK。
そんなBLACKPINKにとって、今回が初めての有料オンラインライブとなり、昨年10月にリリースされた初のフルアルバム「THE ALBUM」に収録された曲のパフォーマンスも初公開!さらにメンバー:ROSÉ(ロゼ)のソロ曲がサプライズ公開されるなど、世界中の熱視線を集めたライブとなった。
「#THESHOWToday」が、Twitterのワールドリアルタイムトレンド1位を獲得し、BLACKPINKメンバー、4人の名前が同タイミングで10位内に全てランクインするなど、ファンの熱い反応が寄せられた。
【「YG PALM STAGE – 2020 BLACKPINK: THE SHOW」オフィシャルライブレポート】
世界的な人気を誇る4人組のガーズルグループ・BLACKPINKが、1月31日(日)に初のオンラインライブ『YG PALM STAGE – 2020 BLACKPINK: THE SHOW』を開催し、YouTubeの[BLACKPINK]チャンネルから生配信を行った。
女性アーティストとして世界1位のYouTubeチャンネル登録者数を持ち、総再生回数は脅威の150億回を突破しているBLACKPINKは、昨年10月にSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)やCardi B(カーディー・B)がフィーチャリングで参加した1stフルアルバム『THE ALBUM』をリリース。当初、同年12月27日にこのオンラインライブを開催予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡散防止の為にやむなく延期。本公演は約1ヶ月遅れでの実施となったが、彼女たちのステージを待ち望んでいた全世界のBLINK(ファンの総称)たちが(日本時間で)14時に集結同時視聴し、チャット欄は目では追えない速さで流れるほど、興奮と歓喜に満ちた多様な言語による声で溢れかえっていた。
ニューヨーク、ローマ、シカゴ、パリ、東京、ロンドン、シドニー、ソウル……。世界中の都市の風景に続き“ガールクラッシュ”という言葉を表すかのように4本の光が地球に降り立つ映像が流れ、世界的なヒットを記録したヒップホップナンバー「Kill This Love」でライブは幕を開けた。エレキギター、ベース、ドラム、キーボードによる生バンドを従え、荒廃した神殿のようなスタジオに姿を表した彼女たちは、鋭い眼差しとこの曲の代名詞となった銃を撃つようなダンスで視聴者のハートを射抜くと、オリエンタルなビートの「Crazy Over You」ではカラフルな花々をバックにセクシーに魅惑的にパフォーマンス!
トークでは「BLACKPINKのTHE SHOWにようこそ。今日は思う存分楽しんでね」と英語と母国語であいさつし、「みんなに会えなくて寂しい!」と画面越しのオーディエンスに向けて正直な気持ちを伝える。トラップと韓国の伝統音楽の基本リズム<チャンダン>を取り入れた「How You Like That」で巨大な天使のオブジェの下でリサが高速ラップを繰り出すと、イメージカットを挟んで、場面は洞窟へと転換。「Don’t Know What To Do」ではスタンドマイクを使い、それぞれの歌声の個性をしっかりと聴かせ、JISOO(ジス)は心地のいいファルセットによるフェイクも響かせた。「PLAYING WITH FIRE」ではスモークが渦巻く中で、消せない恋心を情熱的に歌いあげ、デビッド・ゲッタがプロダクションに参加したアップリフティングなEDMポップ「Lovesick Girls」では金テープが会場を舞う。肩を組んで歌うメンバーの笑顔や指ハートとともに高揚感たっぷりのステージングが展開された。
ライブの中盤はメンバーのソロコーナー。数多くの小さなランプやアンティークの家具が飾られた部屋に移動したJISOO(ジス)は、レトロなソファーに座り、スウェーデン出身のSSWであるトーヴ・ロウの失恋ソング「Habits」をカバーし、切なくやるせない歌声を響かせた。LISA(リサ)は、人気フィーメールラッパーのドージャ・キャットのヒット曲で、80’Sディスコ調の「Say So」をチョイス。スタンドマイクを活かした歌とダンスに加え、ニッキー・ミナージュのラップパートも再現。さらに、LEDスクリーンが敷かれた巨大なステージでアウトロまでキレのあるダンスを見せると、レディー・ガガとのコラボ曲で鏡と照明を効果的に使った「SOUR CANDY」の後のMCで、メンバーから「(ビヨンセならぬ)リヨンセみたいだった」と賞賛の声が上がり、LISA(リサ)は「ありがとう」と照れ笑いで返した。
アコギとスナップを基調としたR&Bナンバー「Love To Hate Me」、ミニマムな演奏をバックにほぼ4人の歌声のみでスケール感を広げていったピアノバラード「You Never Know」を経て、再びソロコーナーへ。JENNIE(ジェニー)は真紅のドレスで自身のオリジナル曲「SOLO」を、ニューアレンジでドラマチックに展開。そして、ROSÉ(ロゼ)はこのライブでソロ曲「GONE」を初披露!冒頭には8ミリフィルムを使ったMVの一部も初公開された。画面がスタジオに戻ると、ROSÉ(ロゼ)は白いブランコに一人で座りながら、リバーブがかかったエレキギターの伴奏のみで切実な想いを情感豊かに歌いあげ、画面越しのファンの心も揺らした。
広大なステージの上で力強く激しいパフォーマンスを繰り出した「Pretty Savage」から、ライブはいよいよ後半へ。「DDU-DU DDU-DU」では真っ赤なレーザーが交差する中、天井には巨大なLEDが設置され、背後には大きな炎が上がり、正面は水が敷き詰められたプールのようなステージが出現。4人は水飛沫を上げながらダイナミックに歌い、踊り、ボディパーカッションも奏でると、男性ダンサーたちは屈服して水の中に転倒。デビュー初期の代表曲「WHISTLE」「AS IF IT’S YOUR LAST」に続き、リサのウィンクからスタートしたアグレッシブなヒップホップ「BOOMBAYAH」では、ROSÉ(ロゼ)が<SAY YEAH!>と呼びかけ、JISOO(ジス)とJENNIE(ジェニー)はジャンプで応戦。色とりどりのテープが勢いよく飛び交う中で、メンバーが画面に向かって笑顔で手を振る。
最後に、ファンやスタッフへの感謝の気持ちを伝えるなか、LISA(リサ)が母国語であるタイ語で遠くで支えてくれている家族への想いを語り始めると、その目には涙が、、、そして、4人は肩を寄せ合いながらファンからのメッセージがプリントされたステージへと移動し、「FOREVER YOUNG」をリラックスした雰囲気で歌い、約1時間半にわたったクールで熱い初のオンラインライブは温かく親密なムードの中で幕を閉じた。
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