2021年カンヌ国際映画祭に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた、愛と感動の物語『ブルー・バイユー』が、2022年2月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショーとなります。
韓国で生まれ、わずか3歳で遠くアメリカに養子に出された青年アントニオ。
30年以上前の書類の不備で強制送還される危機に瀕した時、彼はどうするのか?
2021年カンヌ国際映画祭に出品され、8分間におよぶスタンディングオベーションで喝采を浴びた、愛と感動の物語『ブルー・バイユー』。監督・脚本・主演を務めるのは、映画『トワイライト』シリーズで俳優として知られ、監督としても数々の賞を受賞している韓国系アメリカ人、ジャスティン・チョン。共演は、2015年『リリーのすべて』でアカデミー賞(R)助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。韓国で生まれ、わずか3歳で遠くアメリカに養子に出された青年が、自身は知る由もない30年以上前の書類不備で、国外追放命令を受け、二度と戻れない危機に瀕したらどうするか?アメリカの移民政策で生じた法律の“すき間”に落とされてしまった彼は、愛する家族との暮らしを守れるのか。不器用な生き方しかできない男、大きな愛で支えようとする女、義父を失う不安を抱える少女。家族を襲う不幸に揺れ動く3人を美しい映像と共に力強く描いた傑作が誕生した。
コメント映像で田村亮は「最後、あのズルいラストシーンです。あれは泣きます。」と見どころを紹介しつつ「これをきっかけに家族のことを絶対に考えちゃいます」と感想を述べ、最後に「ぜひ映画館で観てください」と映画をアピールし、コメントを締めくくった。
また、併せて映画評論家などから届いた「強く心を焼き付けられる秀作である」、「叙情的なエンターテイメントに昇華した傑作」、「ラストで堪えきれず、嗚咽!」、「ひたすら、泣いた」といった、本作を絶賛するコメントも到着。
この“家族”は大丈夫。
たとえ不条理な法で引き離されても、愛はビクともしない。
ほほえましいエピソードと非情な現実を繋ぐ
美しくもミステリアスな映像に、強く、強く心を焼き付けられる秀作である。
―
家族という共同体のレーゾンデートル(存在意義)を問う物語。
司法制度の矛盾と過誤を社会問題として扱いながらも叙情的なエンターテイメントに昇華した傑作です!
―
ジャスティン・チョンが監督・脚本・主演を一人で兼ね、見事な映像と編集で国際養子問題にひきこまれる。
幼き日のエマ・ワトソンの再来を思わせる子役シドニー・コウォルスケの名演。
国際養子の苦難の物語に、アリシア・ヴィキャンデルが劇中で歌う表題の名曲「ブルー・バイユー」が重なる。
―
ラストで堪えきれず、嗚咽!
主人公がこの不条理な世界に正面から体当たりしているように見えた。
あの決断とあの走りは愛で溢れている!
そして、エンドロールでは開いた口が塞がらず…
鑑賞後、目を腫らしたまま家族とご飯を食べたんですが、もっと大切にしなくちゃと思いました。
―
涙で息ができない。感情の濁流に、心が呑み込まれていく。
本作が抉り出すのは、分断が進むこの世界の現状。いまなお、止まない。
―
これまで語られてこなかった物語に光を当てること。
残酷な社会システムに打ちのめされる個人を描くこと。
その二つの重要な使命に、ジャスティン・チョンは、愚直なほどまっすぐに挑んでいる。
―
どんなに真面目に生きていても、時に抗いようのない理不尽が人生には訪れる。
追い詰められれば、過ちだって犯してしまう。
救済はどこにあるのか。そもそも存在などするのか。
明確な答えを得られはしないが、一筋の光明をラストシーンに垣間見た。
―
親密なカメラ、親密な瞳が世界から忘れ去られようとしている家族のやさしい顔を捉える。
気づいたら何度も心の中でこの作品のタイトルを唱えていた。
誰かに伝え忘れてしまった言葉を悼むように。ブルー・バイユー。
―
監督・脚本・主演:ジャスティン・チョン
出演:アリシア・ヴィキャンデル、マーク・オブライエン、リン・ダン・ファム、エモリー・コーエン
2021年/アメリカ/原題:Blue Bayou
配給:パルコ ユニバーサル映画
(C)2021 Focus Features, LLC.
2022年2月11日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー