キム・ミンジェ×パク・ウンビンW主演!夢・恋・友情…悩みを抱えたキャラクターたちの成長ラブロマンス「ブラームスは好きですか?」がTSUTAYA先行でDVDレンタル中&DVD-BOX1が発売中です。
このたび、世界的天才ピアニストのパク・ジュニョンを熱演したキム・ミンジェのオフィシャルインタビューが到着しました。
―まず、本作に出演を決めた理由を教えてください。
パク・ジュニョンというキャラクターの感情に魅力を感じて、表現してみたいと思いました。当時の僕の感情と似ていたので、その人物を表現したいという気持ちが大きかったです。
―パク・ジュニョンというキャラクターに魅力を感じたのは具体的にどんな部分ですか?
哀れな人物なのですが、彼がそう行動するしかなかった理由がわかる気がしました。そんな彼の切ない部分が僕にとって魅力的でした。
―役作りをするうえで心がけたことは何でしょうか?
自分の感情を露わにしないで、普通のピアニストに見えるように心掛けていました。複雑なものが絡み合っていない、ただのピアニストのように演じることで、ソンアさんの前だから自分の話をできる人物を表現できたと思います。
―ピアノの演奏シーンをご自身で演奏なさったとのことですが、練習は大変でしたか?どのくらいの期間練習されたのでしょうか?
撮影に入る一カ月半ほど前から練習して、ドラマの撮影期間もずっと練習していました。大体7カ月間になると思います。全部が大変で、難しかったですが、とても楽しかったです。新しいジャンルの曲を練習したのですが、ステキな曲だったのでとても楽しかったです。
―どのシーンの演奏も素敵で、印象的ですが、特に迫力あるオーケストラとのシーンは素晴らしい演奏でした。演奏シーンの撮影はいかがでしたか?
オーケストラのシーンは本当に緊張しました。オーケストラの方々と演奏する機会なんて中々ないですよね。楽しかったですし、とても楽しみにしていたシーンでした。最後まで緊張しっぱなしでしたが、楽しい時間でした。
―演じられたパク・ジュニョンとご自身との似ている点はありますか?
自分の話をあまりしないところですかね。それから、何か辛いことがあっても表に出さないところです。細やかな配慮をするなど、繊細で、周りの人に気配りができる性格が似ていると思います。具体的には、相手の気分をキャッチできるところでしょうか。相手のバランスを調整してあげる、そのような繊細さを持っていると思います。
―逆にパク・ジュニョンとちょっと違うなという点はありますか?
僕はジュニョンほどもどかしい性格ではありません。何かあったらちゃんと話す性格なので、そういった点が違うと思います。ジュニョンほど考え深くはないと思いますね。
―ジュニョンは29歳という人生の1つの分岐点に立っているキャラクターでしたが、ご自身よりも年上の役を演じるにあたり、意識したことは何かありますか?
ジュニョンは幼いころからピアノしか弾いてこなかったので、29歳という年齢からくる悩みがあまりないキャラクターでした。年齢というよりは、ジュニョンが置かれた状況からくる感情を意識することが多かったです。年齢ではなく彼の置かれた状況に集中していたので、年齢についてはあまり意識しませんでした。
―ジュニョンとお互い惹かれ合うチェ・ソンアを演じたパク・ウンビンさんとの共演はいかがでしたか?
ソンアとジュニョンだった、そう言い切れるほど本当に相性が良かったです。非の打ちどころがない人で、演技面でも息がぴったりだったので、一緒に演じていてとても楽しかったです。パートナーとして最高の俳優でした。
―作品からはあたたかく穏やかな雰囲気が感じられましたが、現場の雰囲気はいかがでしたか?
この作品は、癒しや励ましを伝えるドラマです。チョ・ヨンミン監督がとてもいい方です。それに、他の監督やスタッフたちもみんな優しくて、脚本自体も温かい内容なので、優しい人たちが集まって作った温かいドラマでした。
―ジュニョンにとってはトロイメライを練習前に弾くことがルーティーンでしたが、キム・ミンジェさんはこれをしなければ始まらない!という撮影前のルーティーンは何かありますか?
朝起きたら、必ず音楽を聴きます。シャワーを浴びるときは必ず音楽を聴く、それが唯一のルーティーンです。よく聞くジャンルは、その日によって違いますが、明け方から撮影に行くときは静かな音楽を聴いています。テンポの速い音楽は合わないので、あまり聴きません。悲しいバラード曲など静かな音楽が好きです。撮影前も音楽を聴きます。そのシーンの状況に合った音楽を聴いてから役に入ることが撮影前のルーティーンですね。
―ジュニョンはピアノの才能を持っていましたが、キム・ミンジェさんの思うご自身の才能は何ですか?
頑固な所ですかね。才能があってこの仕事をしているのではなくて、好きなことを続けたいという欲があってこの仕事をしています。欲と聞いたらマイナスなイメージがありますが、そうではなくて好きなことを続けようと努力する才能があると思います。常に何かに挑戦したいと思っています。
―ジュニョンは幼い時からピアノ一筋の毎日を過ごしていましたが、キム・ミンジェさんが一途に夢中になったことは何かありますか?
作品を行うときは、その作品に夢中になっています。演技をするとき、その作品に没頭しています。
―本作はキム・ミンジェさんにとってどんな作品になりましたか?
「ブラームスが好きですか?」は、ジュニョンがブラームスを好きになったように、僕にとっても慰めになった作品でした。パク・ジュニョンを演じていた瞬間も癒されましたし、たくさんのファンの方たちが作品を愛してくれているのが実感できて、とても感謝しています。それに、この仕事をもっと好きになれたきっかけとなった作品でもあるので、たくさん励まされました。
―本作の見どころを教えてください。
見どころ満載です!クラシックの演奏と、ラブストーリー、人生に関する内容、そして励ましを与える感動的なセリフにも注目してください。
―日本のファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。
皆さんこんにちは。「ブラームスが好きですか?」で、パク・ジュニョン役を演じたキム・ミンジェです。この作品が、日本でDVDとして発売されることになりました!こうしてインタビューを受けることができてとても感謝していますし、それだけこの作品を愛してくださるのだと思うと、とても嬉しいです。「ブラームスが好きですか?」を愛してくれた皆さんに感謝の気持ちをお伝えします。これからも新しい作品でのキム・ミンジェをよろしくお願いします。ありがとうございました。