5月12日(土)より、角川シネマ新宿ほか全国公開となる『蝶の眠り』。公開に先駆け、4月12日(木)、日本では初お目見えとなる舞台挨拶付きプレミア試写会が、東京・新宿の角川シネマ新宿にて行われた。
登壇者は主演の中山美穂を始め、共演の石橋杏奈、永瀬正敏、勝村政信、今回初の映画音楽を務めた新垣隆、さらにメガホンをとったチョン・ジェウン監督という豪華な顔ぶれ。
残念ながらキム・ジェウクは今回参加できなかったが、共演者からジェウクとのエピソードなども聞くことができた。(詳細は【動画&レポ】へ)
この模様をフォトギャラリーでお届けします!
動画&レポ→こちらへ
【STORY】50代でありながらも美しく、若い読者にも根強いファンを持つ、売れっ子の女流小説家・松村涼子(中山美穂)。作家として成功し、満ち足りた生活を送る涼子だったが、遺伝性のアルツハイマーに侵されていることを知り、人生の終焉に向き合うことを余儀なくされる。“魂の死”を迎える前に、小説を書く以外に何かをやり遂げようと、大学で講師を務め始めた涼子。ある日、大学近くの居酒屋で、韓国人の留学生チャネ(キム・ジェウク)と出会い、ひょんなことから涼子の執筆活動を手伝うことになる。作業を進めるうち、現実と小説の世界は混沌として交差して行き、二人も徐々に惹かれあっていくのだった。しかしアルツハイマーは容赦なく進行していく。愛と不安と苛立ちの中、涼子はチャネとの関係を精算しようと決意するのだが、その思いはチャネには受け入れがたく、二人の気持ちはすれ違っていく…。
(C)2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS