Kミュージカル「カフェ・イン」が大好きで、何度も見にいったというリピーターファン“38kaさん”が綴る、カフェインの魅力をいっぱい語る口コミ大特集の第6弾は、今回は、キャストが新たに変わり、あらためてク・ウォンヨンさんとイ・スさんの公演を見にいってくれました。5/9の『カフェ・イン』感想レポです!
先日、通算19回目の『カフェ・イン』を観劇してきました。
ちょうど劇場に到着した時、入口でアミューズの大里会長がスタッフらしき方と立ち話をしていらっしゃいました。「おかげさまでとても楽しんでいます!!!このようなすばらしい企画を立ち上げてくださりありがとうございます!!!今後とも時間とお財布が許す限り通わせていただきます!!!」と感謝の言葉をお伝えしたかったのですが、さすがにお話し中に割り込む勇気もなく。。。
その後、年配の男性とともにロビーに入っていらしたので、お客様のお出迎えだったのですね。
ロビーに入ってまず目に入ってきたのが、壁に掛けられたタペストリーです。
ユン・コンジュさん、キム・ドヒョンさんのおふたりが演じている時には、当然おふたりのほぼ等身大の写真だったのですが、上演日が『カフェ・イン』の全スケジュール4.25-5.19と表示されていたので、ク・ウォンヨンさんとイ・スさんコンビの時にはどうするのだろう?と老婆心ながら心配していました。
けれど、心配には及びませんでした。ちゃんとお二人の写真に変わっていました。
タペストリーの前でお約束の記念写真を撮り、客席へと向かいました。
何度見ても、オープニング曲が流れるとドキドキします。
ク・ウォンヨンさんの登場です。
私にとって、ク・ウォンヨンさんは4人目のセジンです。
彼女の声は、他の3人より個性的です。ちょっとハスキーがかっています。セジンは、いつも最後から2番目の女性という恋愛コンプレックスがあるわけですが、そんなちょっと薄幸っぽい感じや、反対に気風の良さなどを感じさせるセジンでした。
感情表現が自然なのです。特に『私の中のカフェイン』を聞いたときに感じたのですが、セジンになりきっていらっしゃる感じでした。
そして、『愛の妙薬』のダンスはちょっと他の3人とは違う部分も。
トシちゃんのようにはいかないのでしょう(わかる方にはわかりますよね?)。
そして、イ・スさん。私にとって5人目のジミン。
キム・ドヒョンさんは、とても低く響く声でしたが、イ・スさんは対照的に高めの声質でした。
彼はキム・テハンという芸名で、『カフェ・イン』の第1シーズンから第4シーズンまでジミンを演じていらっしゃったので、たぶんこれまでで一番ジミンを演じた回数が多い方です。さすがに慣れた感じだったのですが、何度か高音部分で音をはずしていたので、もしかして体調が今一つだったかも?
にしても、今回イ・スさんのジミンを見てびっくりしました。
台詞のリズムやタイミングが、カン・ジファンさんが演じたジミン(ジファン)=ジョンミンに似ているのです。もちろん、ジファンさんらしい細かいアレンジを加えていますから、厳密には違うのですが、でも、ところどころよく似ているのです。
ジミンはやむを得ず、途中、変装をして声色や話し方を変えるのですが、特にその時のジミンの、特に声、そして姿かたちまでカン・ジファンさんが演じた時と似ていました。イ・スさんは『カフェ・イン』の第1シーズンから第4シーズンまでジミンを演じていらっしゃったわけですし、カン・ジファンさんがお稽古をしていた時には大学路で『カフェ・イン』を上演していたので、カン・ジファンさんにとって、ジミンのスタンダードモデルだったのでしょうか?もともとの声質も似てますし、丁寧な歌い方もよく似ていました。
通算19回目のうち15回はカン・ジファンさんの『カフェ・イン』を見た私にとっては、イ・スさんのジミンは違和感なく安心して見ていられましたし、失礼ながら、ジファンさんのジミン(ジファン)を見ているような錯覚をも感じてしまいました。
これまで、『カフェ・イン』は様々な俳優で再演を繰り返し、そして俳優の違いや組み合わせによって色合いを変え、様々な『カフェ・イン』が生まれてきました。ク・ウォンヨンさんとイ・スさんは、初演から演じていらっしゃるおふたりなので、そういう意味ではおふたりが奏でる『カフェ・イン』はまさに『カフェ・イン』の原点でもあるわけです。その原点を知ったことで、これまで以上に『カフェ・イン』を楽しむことができるような気がしています。
(注)カン・ジファンさんが演じられた時、役名はオリジナルの「ジミン」ではなく「ジファン」でした。ちなみに、ジョンミンはオリジナル通り、ジョンミンでした。
【口コミ大特集】第1弾から読む→こちらへ
《カフェ・イン立ち寄り話》
けやき坂のTSUTAYA TOKYO ROPPONGIに立ち寄ったら、「LOVE is」という単語が目に入りました。
ミュージカル「カフェ・イン」をご覧になった方なら、ピン!ときますよね?
カフェ・インのメインテーマです。「LOVE is」からストーリーは始まっていきます。
TSUTAYA TOKYO OPPONGIはアミューズ・ミュージカルシアターのすぐ目の前ですし、TSUTAYAはアミューズKミュージカルのオフィシャルパートナーですから、もしかしたらコラボ企画?と思ったら、森美術館とのコラボでしたが。
壁一面にいろいろな方の「LOVE is」が書き込まれていて、『カフェ・イン』フリークとしては、その偶然に感動しています。
アミューズ・ミュージカルシアター六本木に誕生!ラインナップは→こちらへ