アミューズ・ミュージカルシアターが4月25日にオープンし、Kミュージカルの聖地が六本木に誕生した。オープニングを飾った『カフェ・イン』のプレスコールが、初日の開演前に行われたのでレポでお届け!
プレスコールには、今回の『カフェ・イン』のキャストで、韓国を代表するミュージカル女優のユン・コンジュ(『シカゴ』、『ラ・マンチャの男』など)、キム・ドヒョン(『王になった男』など)、そして日本からアミューズ所属でミュージカル『テニスの王子様』や『タンブリング』での舞台経験もあり、韓国ドラマ『となりの美男<イケメン>』にも出演した水田航生と、ファッションモデルとして活躍中で、昨年はミュージカル『RENT』でミミ役に挑戦した石田ニコルも駆けつけ、日韓ミュージカル俳優のご対面となった。
まずは『カフェ・イン』の中での代表曲3曲が披露され、ユン・コンジュ&キム・ドヒョンが美しい声で魅力ある舞台を披露すると、
その後、水田航生と石田ニコルが登壇。
水田航生は「僕は3か月間韓国にいて、韓国のミュージカルを滞在時に4本ぐらい観させていただいたんですが、こうやって日本で観る場所ができるというのが素晴らしくて、『カフェ・イン』という作品もさっき3曲しか観ていないんですけど、続きが気になるというか、早く本編も観たいなと思います」とワクワクした様子。
石田ニコルは「今日、初めて韓国の舞台というものを観たんですが、本当に面白かったですし、思わずクスッと笑ってしまいました」と感想を述べた。
そして『カフェ・イン』のキャスト、ユン・コンジュとキム・ドヒョンが登場すると、水田航生と石田ニコルから花束が贈られた。
ふたりは、それぞれ
コンジュ「こんにちは。韓国から来たミュージカル俳優のユン・コンジュです。みなさんお会いできて、大変うれしく思っています」
ドヒョン「韓国でストレートプレイとミュージカルの両方を演っています、キム・ドヒョンと申します。お会いできてうれしいです」と挨拶。
司会者から「『カフェ・イン』は出演者がおふたりだけのミュージカルですが、ふたり芝居ならではの難しさや醍醐味がありますか?」と質問されると、コンジュが「ふたりだけなので、この大きい舞台や空間、客席を埋めるのはとても大変で、それが苦労ではあるのですが、逆にふたりだけで2時間近いお芝居を引っ張っていく時に、ぴったり呼吸が合ったりすると、どんな作品よりもうれしさや感動が大きいので、とてもやりがいがあります」とコメント。
さらに司会者から「キムさんは、ひとりで二役を演じています。どのように演じ分けしているのでしょうか?仕草や言葉遣い、これから観る方に注目するところなどあれば教えてください」との質問があると、ドヒョンは「二役とのご紹介がありましたが、実際は付け歯をつけているジミンのもうひとつの姿があるので、3つの役を演じているとも言えます。ただ今回は、ジミンが本来の姿でいる時と、少し変装をして違う姿を見せたところ、そこに焦点を絞って演出と相談しながら、その差を出していくことで役を演じるようにしていました」とコメント。
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