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2017年11月19日14時56分 日曜日 【レポ】『チェ・ジニョク ファンミーティング 2017~Memory of the tunnel~』 at 山野ホール~「いい作品でまたみなさんを楽しませたい」(1/2)

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ドラマ『相続者たち』、『傲慢と偏見』など話題作に出演し、演技派俳優として韓国国内だけでなく、日本でも人気のあるチェ・ジニョク。
兵役後初めて出演した主演ドラマ『愛の迷宮-トンネル-』では、成熟した深みのある演技で視聴者を釘付けにし、韓国ケーブルテレビ局歴代最高視聴率を樹立した。
7月には、日本公式ファンクラブがオープンし、11月4日(土)には、約3年ぶりとなる来日ファンミーティング『チェ・ジニョク ファンミーティング 2017~Memory of the tunnel~』が開催された。

【レポ】『チェ・ジニョク ファンミーティング 2017~Memory of the tunnel~』 at 山野ホール(1/2)

ジニョクが会場に向かうドラマ仕立てのVTRがスタートし、最後に「今会いに行きます」の文字が映し出されると、花束を持った王子様のようなジニョクが登場!
日本でもお馴染みの『世界中の誰よりきっと』の韓国語バージョン『愛のバカ』(The Nuts)をファンに挨拶するように歌いかけると、途中おもむろにステージを降り、客席の真ん中で歌うという、サプライズ!会場がヒートアップする中、ジニョクは満面の笑みで「ありがとうございます。みなさん、お久しぶりです。僕はチェ・ジニョクです。」と日本語で挨拶。そのセクシーな低音ボイスに会場の興奮がさらに高まると、ここでMCの椎名由紀が登場し、トークがスタート。

本日昼公演に続いての夜公演ということで、「疲れていないか?」と尋ねられると、「正直体力的な心配をしていたんです。でも、みなさんのおかげで力が出て、全く疲れていません。」と笑顔で話すジニョク。
その低い声に椎名から「いつからその低い声なんですか?」という質問が飛ぶと、「幼い頃から低いほうでした。電話に出ると、お父さんが出たかと間違えられました。」と幼い頃のエピソードを披露し、さらに背の高さについての話題になると、「子供の頃から背も高かったと思います。不思議なことなんですけど、ずっと身長が186cmだと思っていたら、入隊する時に測ったら186.9cmでした。」と、まだまだ成長している様子。
公式的には3年ぶりの来日となったが、少し前には旅行で日本に来ていたそうで、その時に接した日本のファンのマナーの良さに「特別な何かを持っている気がします。」と言って感謝していた。

そして話題は除隊後初主演ドラマ『トンネル』に。
この作品でジニョクは30年後の世界にタイムスリップしてしまった刑事を演じている。
「台本が面白いとやろうという気になる」というジニョクは、この作品の台本もとても面白く、「演じるのが難しいキャラクターではあったんですが、ぜひ挑戦したいと思いました。」と出演を決めた理由を明かした。

そんな『トンネル』も含め、これまでのジニョク出演作品をVTRで振り返る“こ~んなにも素敵な俳優ちぇ・ジニョク”のコーナーがスタート。
まずは一番印象に残っている作品で、「一つ一つの瞬間が重要であり、この作品がうまくいかなかったら俳優をやめようかと思った」という固い決意で臨んだ『九家の書』の映像から。
第2話には5日間もの時間をかけて撮影したシーンもあるのだという。さらに、キャラクターを想像しながら演じるのに、『トワイライト』をモチーフにしたことを明かし、「今も上手いとは言えませんが、当時はもっと上手くできなかったので、心残りがあります。あくまでも自分の演技に満足できるということはないんじゃないでしょうか。」と演技に対する真摯な顔を覗かせた。

続いての作品は『相続者たち』。この作品でジニョクは財閥二世を演じているが、「財閥の人たちはどんな人たちなのか?」と興味津々の椎名をよそに「実際に会っても普通の人です。(立場は関係なく)こんな人もいればあんな人もいる、という感じじゃないでしょうか。」とクールに答えていた。

そして最後は先ほども話題となった『愛の迷宮-トンネル-』から。
未来にタイムスリップしてしまうという役どころに、「自分が持っている一生分の想像力を動員したかなという気がします。」とコメントしていたジニョク。
VTRに出てきたシーンで、「手が温かい」と言われていたのを受けて、会場のファンが実際にジニョクの手は温かいのかを検証してみることに。
ジニョクが客席に下りて行き、「私は手が冷たい!」と猛烈アピールするファンと手をつないでみるも、温かい人ばかり。やっと手が冷たい人を見つけたところで、ジニョクは再びステージへ。

続いては、ファンサイトであらかじめ募集したファンのみなさんのこれまで一番うれしかったこと、悲しかったことのエピソードを披露していく“素晴らしきかな人生!!”のコーナーへ。
一つ目、二つ目と母娘の感動的なエピソードが続き、選ばれた母娘の席まで出向いたジニョクは、自身が選んだという品物をプレゼント。そのプレゼントの中には、先ほどからジニョクがこまめに塗っていた使いかけのリップバームもあり、会場も大興奮。
三つ目は息子さんとの感動的なエピソードだったのだが、近くで見るジニョクの素敵すぎる様子に、一番うれしかったことは“ジニョクと会ったこと”に塗り替えられてしまったようだった。

(つづく)→次頁

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