放送局歴代視聴率1位を記録し、アジア中でブームを巻き起こした韓流サスペンス・ラブストーリー「愛の迷宮-トンネル-」で時空を超えて一途な愛を貫く主人公グァンホを熱演したチェ・ジニョクが6月2日(土)よみうりホール(場所:有楽町)にて、初めてのドラマファンミーティングを開催した。
このファンミーティングの昼公演の模様をお届けします!
『愛の迷宮-トンネル-』のダイジェスト映像に続き、MC古家正亨のナレーションで今回のイベントの一風変わった設定が説明され、ジニョクはドラマの役そのままのファヤン警察署のグァンホ刑事として、古家は日本からファヤン警察署にやって来た交換留学刑事としてイベントがスタート。
古家の名演技?!に続き、客席後ろの扉から、グァンホ刑事が登場!
そして最初のコーナーでは、ドラマの名場面を観ながら、事実と合っているかをグァンホ刑事と確認していくことに。ただ観るだけではつまらない、ということで、“『愛の迷宮-トンネル-』の名場面を再現してもらおうのコーナー!!”と題され、抽選で選ばれたファンと一緒にシーンを再現するという、ファンにはうれしい展開に。
最初のシーンは第1話から、お見合いの後、お見合い相手のヨンスクと歩いていると、運転の荒い車がやって来て、その車からヨンスクを守るというシーンで、グァンホがとっさにヨンスクの手を取る胸キュンシーン。一緒に演じたファンからジニョクと手をつなげて「生きててよかった」という言葉まで飛び出していた。
2つ目のシーンは、後輩のソンシクとタイムスリップした30年後に再会して抱き合うというコミカルながらも感動的なシーン。選ばれたファンが名演技を見せ、会場も大喜びとなった。
ジニョク自身は、「(撮影時は)すごく難しい状況の中での演技だったので、現場で色々と悩みながら撮影したんですけど、改めてこうして映像を観ると新鮮ですね。」と言って少し照れた表情を見せていた。
ここで、グァンホ刑事は奥さんから頼まれた買い物に行かなければならないということで、ステージを後に。
合間のVTRでは、ソウルに出てきた時の印象を語ったり、思い出の食べ物であるピザとチキンを絵に描いたり、思い出の間食は辛ラーメンを砕いたものであることなどが明かされた。
そして、今回のファンミーティングでやってみたいことを聞かれると、1部は“客席に下りてアイコンタクト”、2部は“客席で何かしらのスキンシップ”とうれしい答え。
今度はチェ・ジニョクとして登場すると、まずは歌のステージ。
日本の曲『瞳をとじて』を歌い、色気のある低音ボイスでファンを魅了した。
そしてここからは『愛の迷宮-トンネル-』ついてのトークへ。
最近は『魔性の喜び』というドラマの撮影をしているというジニョク。『愛の迷宮-トンネル-』の撮影を振り返って、「今まで出演した作品の中で、一番役になりきった密度が濃かったと思います。このドラマの中で起こっていることは、現実にはありえないことなので、それだけ集中して役になりきらないとドラマの話が成り立たないと思っていたからです。今撮影しているドラマは、財閥という役どころで、ちょっと重みがあったりギスギスしている役なんですけど、それを演じながらも時々グァンホが出てきてしまうこともあります。」と、相当思い入れが強かったよう。
『愛の迷宮-トンネル-』で30年後の世界での相棒ソンジェ役を演じたユン・ヒョンミンからのメッセージVTRが披露されると、ユン・ヒョンミンについて、「撮影が大変な中、とても頼りになったのがヒョンミンです。」とコメント。VTR中にヒョンミンから「韓国に帰ったらすぐ電話ください。」と言われていたジニョクだったが、「日本に来る前に電話したのに電話にでませんでしたよ。一発殴られないとダメですね(笑)。」と言って会場を喜ばせていた。
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