9月25日(日)横浜アリーナで行われた、CNBLUEのインディーズとしてのラストライブステージ「CNBLUE 2nd Album Release Live ~392~」のレポです!
インディーズで横浜アリーナを満席にするとは、本当にすごいです。
チケットも即売り切れたそうで、これからメジャーデビューと思えないパワーです。
グッズ販売も朝から長蛇の列だったようで、人気のすごさを物語っています。
会場に入って、まず驚いたのは、センターステージという構成!
横浜アリーナに何度もコンサートへ足を運んでいますが、本当に珍しいです。
センターステージの四方に花道が出ていました。
会場の電気が落とされステージを照らす照明に切り替わると、大歓声!
そして予想通り、四方からメンバーがそれぞれがステージに上がり、ヨンファの「始めましょう!」の掛け声と共にライブスタート。
最初から大盛り上がり!
ヨンファは、最近ドラマが終わってからの活動は、前髪を上げていたのですが、この日は前髪を下ろしていました。
ジョンシンも長い髪を束ねず、サラサラの髪をなびかせていました。
ジョンヒョンと、ミニョクはいつもとかわらず。
バンドでセンターステージが360度回るって、本当に珍しい構成ですよね。
でもおかげで、みんなに均等に回るので、どこからもそんなに遠くなかったのでは。
トークで、印象に残っているのをいくつか挙げると、
ヨンファ「横浜アリーナに来ちゃいましたね!インディーズ最後のライブです。うれしいような…寂しいような…」「今日はこのステージに僕の全てを捧げます!!」(と言うと大歓声!)
ジョンヒョン「インディーズ最後のステージ、感無量で言葉にできない様々な思いで胸がいっぱいです。今日のステージに命をかけます!!」(←“感無量”なんて言葉を知っていてすごいなぁと感心してしまいました)
ミニョク「演奏していて目の前の景色がかわるのは、初めてです。くるくる回って、乗り物乗っているみたいで楽しいです」(←くるくるの言い方がかわいい)
ジョンシン「嫌だよ」
ミニョク「ジョンシンは飛行機も苦手だから恐いんです」(と暴露)
ジョンシン「…こわいよ」
ジョンヒョン「センターステージはこれで最初で最後です」
観客「え~~~っ!!」
ジョンヒョン(みんなの反応に焦って)「今日のステージが良かったらまたやるかも…」
トークの時、ミニョクが言うことを忘れちゃってカンペ見まくり、斜め横目線を連発するもんだから観客にバレて、それがまたかわいくて、会場が盛り上がっていました。
それから、ジョンヒョンは「僕は今日みなさんに伝えたい大切なことがたくさんありますので、書き留めて来ました」と言って、堂々とカンペを読みあげるっていう、なるほど上手いこと考えた裏技を披露し、今時なカンペiPadを取り出して、素敵な言葉を伝えていました。
「今まで支えてくれたこと感謝します。これからまた新たな一歩をみなさんと一緒に歩んでいきたいです」
また、ミニョクが次の曲にいく時に「それじゃ~!まだまだ回りますよぉ~!!」(←この言い方がかわいくて会場がウケていました)
そしてとってもいいトークだと思ったのは『Try Again Smile Again』の時のヨンファのトーク。
今の震災後の日本のことや、ファンへのメッセージとして、コメントしたんだと思います。
ヨンファ「みなさん…いつも笑っていてください。いつも楽しんでください」「そして…今日も楽しんでください!」
歌い終わり、最後に「Try Again…Smile Again…」って。
この曲は、絶対あきらめない、絶対どんな時も負けない、何度でもトライすると歌った曲です。
ミニョク「曲のたびに目の前の景色が変わって…良いですね。でも、どこが正面ですか?最初どこを向いていましたか?」
メンバーが、東西南北適当に「こっちが正面!」「こっちだよぉ~!!」と指差すたびに、その方向から「うわ~~~っ!!きゃあ~」と盛り上がるので、楽しくなったみたいで、それだけで遊んでいました。
そのうち、最初に疑問を投げかけたミニョクが「そこはあんまり重要じゃないよね」とバッサリ切って面白かったです。
ジョンヒョン「392には僕たちのインディーズ時代の思いがたくさん入っています」
日本での音楽留学の修業時代の思い出を語り、
ジョンシン「キャリーわかりますか?キャリー。それにドラムとか、機材をたくさん入れて、自分たち運んで…重かったです」「荷物は重いし、暑いし、寒いし、お金もない。彼女もいない。お母さんもいない」「階段たくさんで最悪でした」
ジョンヒョン「そうそう。僕たちの日本の家の前に大きなスーパーがあったんですけど、お金が無いから行けなくて…」「300円くらいのお肉…」
ジョンシン「700円だよ!」
ジョンヒョン「そうそう。500円か600円」(←結局いくらだったかわからず)「そのお肉を買って、家で焼いて3人で分けて食べたんだよね…」「僕とミニョクとジョンシンで…」
ジョンヒョンがいきなりヨンファに向かって「その時、ヨンファ兄さんは、どこにいましたか??」
ヨンファ「…」
ジョンヒョン「どこにいましたか?」
ミニョク&ジョンシン「そうだそうだ~!」
ヨンファ「…『美男(イケメン)ですね』だよっ!」
会場「あ~」(←納得な反応)
ジョンシン「僕たちは毎日毎日…牛丼…牛丼…牛丼!!」
ヨンファも負けずに「オレだってソウルで毎日キムパッ(のり巻き)!キムパッ!キムパッだっ!!」
インディーズで苦労してがんばってきた時の話をしながら、面白おかしく話したので、会場に笑いを誘ってました。
苦労ネタのくだりでヨンファが、ドラマ『エンジン』のキムタクの台詞を連発していましたが、ジョンヒョンの説明がないとわからずでした(ミアネヨ)。
そしてやはり歌で一番盛り上がったのは『ウェットリヤ』『直感』『Love』のヒット曲!
そして続く『eclipse』『Don’t say goodbye』『Y, Why…』は、会場に染み入るようにしっとり聴かせていました。
そしてミニョクが「まだまだ、回ります」と言った後の歌『LOVE GIRL』『Love Revolution』『Try again, Smile again』も大好きな曲。
本当にバリエーション豊かです。
あと『サランピ』のロックver.もかなり盛り上りました。
ヨンファ自体も1番を歌い終わり、盛り上がってか、予定通りだったのか、花道に飛び出して行ってしまい、ジョンヒョンやジョンシンも花道にいるので、センターステージのマイクの側にいるのはミニョクだけ。なんと2番をミニョクが歌うという珍しい『サランピ』のお披露目でした。(予定通りだったのかな??)
ライブでの『サランピ』ロックver.はなかなか盛り上るので、これからもライブではこれになるかなぁという気がしました。
バラードの『サランピ』も好きなんですけどね。
そして最後にミニョクがジョンヒョンを見習ってか、カンペを堂々と使う手段に出ました(笑)。
ミニョク「(iPadに)今、メールが届きました。みなさんにお知らせがあります!」(会場大歓声)
一生懸命ツアー日程を読み上げるミニョクですが、「12月4日!せんだい!12月6日!なごや~!12月14日!おさかぁ~!そしてファイナル!と~きょ~!よよぎだいいちたいいくかん~!」(んっ??…で、東京の日程いつ?いつ?)
会場の疑問は同じらしく、観客席からは「いつ~??で、東京はいつ???」との質問が飛び交い、するとミニョクは、わからないのかとりあえずもう一度と思ったのか、全く同じ内容をもう一度読み上げます(笑)。
すると観客から「だから、東京はいつ~??」って声が上がりますが、スルー。
(どうやら、最初からカンペに書いてなかった感じの東京の日程)
するとここでヨンファが「今日はみなさんにプレゼントがあります。前方の方、プレゼントが行きますよ~!」
会場「なに?なに?」
ジョンシンがごそごそとポケットを探り…「1、2、3、4、」から渾身の「ラブ注入!」(←こんなとこで小ネタギャグ)
会場からは「もう1回」コール!
ジョンシンがもう一度やって盛り上がる中、
ミニョクがまた「お知らせがありま~す。東京の日程ですけど~だぶん~僕の勘だとぉ~…」「12月16日くらいじゃないかな~?」(←スタッフが気付いたか、突然発表するミニョク)
そして、今度はヨンファが「今日はインディーズ最後のライブということで、みなさんにサプライズがあります」
会場から「きゃぁあ-、何ぃ???」
サプライズは…新曲の『In my Head』の初公開でした!
何とメジャーデビュー曲『In my Head』を1番だけやってくれました。
「フルは新曲のリリースイベントで…」っていうことで、出し惜しみされました。
その後、突然思い立ったヨンファが会場全体でのウェーブを提案。
ヨンファがステージ上を走り、指を指す方向にウェーブしてたんですがど、ウェーブの方が速くて、追い付かないヨンファ(笑)。
そんな様子を面白おかしく見ていたジョンヒョンが「ほらっ!急いで~っ(笑)」とヨンファヒョンを走らせていました。
ラストはもちろん!『a.ri.ga.tou』。
「みんな一緒に~」ということで、会場大合唱でライブ終了。
アンコール曲の時、ツアーTシャツを着ていたのはミニョクで、ジョンシンは暑いのにグッズのレインコートを着ていたんですが、さぞかし暑かったと思います(笑)。(←罰ゲームかと思いましたよ)
兄さんたちは、ツアータオルを肩にかけてました。
あと、個人的にはドラマのOST曲、ヨンファの『ノンネゲバネッソ』、ミニョクの『ビョル』『Sweet Holiday』も聴きたかったですけど…。
ということで、ツアー日程を書いておきますね。
さて、いよいよメジャーデビューもカウントダウンです。
アイドルでもあるけれど、しっかり音楽を追究して、バンドという意識を持って4人の呼吸を合わせて、浮かれず足下をちゃんと見ながら歩いているバンドです。
これから、どんどん成長していくだろうCNBLUE、楽しみです。
セットリスト→こちらへ