2019年9月~12月に放送・配信され、大きなブームを巻き起こした『PRODUCE 101 JAPAN』。参加した練習生は、番組で最終まで残ったメンバーで構成されたJO1をはじめ、多くのグループが結成され、このコロナ禍でも活躍しているが、その中でも異彩を放っているのが『円神-エンジン-』だ。
円神は、アーティスト、俳優、声優、ファッションという様々なジャンルで個々に活動している『PRODUCE 101 JAPAN』元練習生の宮里ソル、A.rik(エーリック)、中本大賀、瀧澤翼、山田恭、草地稜之、中林登生、中谷日向、熊澤歩哉の9名を中心としたステージクリエイトプロジェクトで、9名が共演し、歌×ダンス×芝居で魅せ、ファンの声を取り入れたステージを作り上げていくという、斬新なグループだ。
そして円神の記念すべきDebut Stage『nonagon(ノナゴン)~始まりの音~』が12月4日(金)~7日(月)東京国際フォーラム ホールCで開催され、本日11日(金)~13日(日)までは大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールで開催される。
この公演の12月6日(日)夜公演の模様をお届けします!
A.rikの影アナウンスで公演の注意事項が案内されると、円神のメジャーデビュー曲となる『ENJIN』でオープニングステージがスタート。
番組終了から約1年、全員が歌とダンスに磨きをかけ、成長した姿を見せていた。
さらにお芝居が始まると、堂々とした役者の顔を見せる9人。
歌とダンスが随所に盛り込まれているのはもちろん、本格的なラップや、中谷&中本&中林による漫才など、見どころ満載な構成となっており、ストーリーもマンボウやしろが手掛けたとあって、最後は「おお!」となる展開も。
途中のショータイムイベントでは、色々なジャンルの歌&ダンスのパフォーマンスを披露する場面もあり、コンサート気分も味わえる。
そして換気も兼ねた休憩タイムには、9人の楽しませたい、という思いが伝わる、お楽しみコーナーも準備されていた。
中林がMC、宮里(キューブマン)が審査員で、キューブマンからキューブをもらうために、メンバーたちが一発芸や特技を披露するというコーナーで、この日チャレンジしたのは、中林、中谷、中本、草地の4人。
中林はアクロバットを披露し、キューブをゲット。
中谷は仰向けに寝て、菅田将暉の『さよならエレジー』を歌いながら、上に延ばした足のつま先を指さして「菅田つまさきです」と言う一発ギャグを披露。キューブマンからは「つまらない」と言われ撃沈していた。
中本は“全力商品紹介”という一発芸を披露。全力でペットボトルのお茶を紹介し、見事キューブをゲットしていた。
最後の草地は、「こんなプーさんは嫌だ」というお題で、“某テーマパークのプーさんのモノマネ”を披露。「塩辛食べた~い」とあの口調でモノマネし、会場は大喜びだったが、キューブはもらえなかった。
そして後半のステージでは、ストーリーがどんどん展開していき、ラストは感動の結末が。
今のコロナ禍の状況でオフラインのイベントは難しい点もあるが、それだけに、涙を流している人もいるほど、来場したファンにはとても大切な時間となったに違いない。
9人の成長した姿は一見の価値あり。会場まで足を運ぶことができないファンのために、オンラインでの配信も準備されているので、9人の歌×ダンス×芝居のステージで、パワーをもらってみては?