4月23日(火)新大久保にある日韓文化交流会のアンニョン!韓国語学堂で、韓国語を学ぶ人にとってはお得で楽しいイベントが行われました。
今回で2回目となるこのイベントは、『FIXと共にK-POPで学ぶ韓国語』と題し、K-POPアーティスト『FIX(픽스)』が先生となって、韓国語の歌を教えてくれるというものです。
FIXはオソン(VOCAL)、チョンウク(VOCAL)、ヌリ(RAP)の3人組で、マンネ(末っ子)のチョンウクは、あのSUPER JUNIORのリョウクのいとこということもあり、デビュー曲「말하지마(Please Don’t Say)」のミュージックビデオにウニョクが出演したことでも話題になったグループです。
2月に行われた第1回目の授業の時は、韓国ドラマ『パダムパダム』のOST『너니까(あなただから)』というスローテンポの切ない曲が課題曲になっていましたが、今回はメンバーのオソン自身も出演していた韓国ドラマ『イケメンアイドル☆ビッグヒート』のOSTから『SONG FOR YOU』というアップテンポな明るい曲が課題曲になりました。アップテンポな分、今回の方が高レベルです。
この授業では毎回、韓国語の歌詞(ハングル)とその読み方(カタカナ)、歌詞の意味(日本語)が書かれた歌詞カードが配られるので、初心者でも安心して受講することができます。
まずは、先生であるFIXが先に何小節か歌ってくれるので、それを聴いて、「せーの」で生徒みんなで歌います。そう、FIXの生歌が間近で聴けてしまうんです、それもアカペラで。これがまたとても上手で、実力派グループと言われているのも納得のクオリティです。
そして、前回よりも高レベルになったのはテンポだけではありません。
今回はなんと“ラップ”のパートがあったんです!
前回はラップのパートがない曲だったので、ヌリが少し寂しそうに見えましたが、今回はとても生き生きしていました。
普通の歌の部分は、みなさんとても上手に歌うので、FIXもとても驚いてほめてくれたのですが、生徒のみなさんはラップなどやったことのない方がほとんど(?)だったので、ラップのところになると、急にみんな声が小さくなります。
すかさず、「急に声が小さくなりましたよ!」というFIXのツッコミが入りましたが、諦めずに、ゆっくり丁寧に教えてくれました。グループ分けをして何度か練習をするうちにみなさん少しずつ慣れてきたのですが、やはり、プロのようには上手く行かず…「… … … コベケ!」のように最後に出てくる言葉だけみんなが大きく歌うので、FIXは大爆笑していました。
ひと通り歌い終わったら、今度は歌詞の中に出てくる、「사랑할거야(愛するよ)」、「내거야(私のもの)」などのFIXがぜひ覚えてほしい言葉を勉強します。
まずは、ホワイトボードに貼られた単語をオソンが読んで説明してくれるのですが、その単語の使い方は何とFIXがちょっとした寸劇で教えてくれるんです。
そうです、よくテレビの語学講座などで出てくる、あのスキットのような感じです。
その寸劇がまるでショートコントのようで、激しいツッコミもあったりして面白いので、単語の意味や使い方、メンバーの仲の良さがよ~くわかりました。
最後は先日訪問した福島の感想とともに、GReeeeNの『キセキ』をアカペラで歌ってくれて、講義終了となりました。
終了後は握手&記念撮影があり、この時に韓国語でメンバーに話しかけてみる、というのもひとつの楽しみになっています。
料金もお得ですし、こういう機会はなかなかないので、おすすめのイベントです。
私も今回2度目の受講でしたが、毎回面白いので、次回もぜひ参加したいと思っています。