超新星のソンモとSUPER JUNIORのカンインがダブル・キャストで主演の『ミュージカル 宮(クン)』が、9月1日(土)東京・五反田ゆうぽうとホールで初日を迎えた。初日公演の主演をつとめたのは、超新星のソンモ。
この『ミュージカル 宮』は、2010年秋の韓国初演ではユノ(東方神起)が皇太子シン役を演じ、昨年12月の東京公演では、ソンモ(超新星)とキム・キュジョン(SS501)がダブル・キャストで主演を務めた。今回は超新星のソンモとSUPER JUNIORのカンインがダブル・キャストで主演となり、舞台セットを全面リニューアル、劇中の曲も3曲追加され、LEDを使った新しい演出も見ものとなっている。
2度目のシン役を務めるソンモは、初日とはいえ、落ち着いた感じで登場。ソンモが登場するやいなや、ライブ会場のような歓声が!
シンという役は、キャストによって印象がだいぶ違うが、ソンモ皇太子は、落ち着いていて、クールな印象の中、どこかかわいらしい。そんなソンモ皇太子が、アドリブで“超新星のソンモ”になる一瞬は、やはりファンには、おいしいシーンとなっている。何の曲を歌うかは、お楽しみに!
そして、このミュージカルを牽引していると言って過言ではない、コン内官役のイ・フンジンが、初日のアドリブでは、超新星の曲も披露し会場を沸かせたり、日本語を所々入れて、舞台を盛り上げる。去年に引き続きの出演なので、日本でもおなじみのキャストといった感じて、声援もかなり飛んでいた。
このコン内官のユーモアあふれる演技とパワフルな歌唱力も、この『ミュージカル 宮』の見所のひとつ。
シンの相手となる女子高生のチェギョン役のチェ・イェスルは、去年に続きチェギョンを演じたが、とても安定していて上手い。
そして、舞台だけでなく、客席も使っての演出は、主演を間近で観られるといった思いもよらぬサプライズなどもあり、ファンにはたまらない。
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